読書の晩秋 | あさりちゃんのブログ

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Yahooブログからきました。

久しぶりに読書をしています。
 
吉本ばななのころはよく読んでいました。
いつの間によしもとばななになってたの?
TUGUMIの装丁は私を銅版画の世界に
導いてくれたきっかけの作品だったりする
 
先日、休日出勤で職場に行ったら
デスクの横に届いたばかりのこの本が目にとまった
ちょっと盗み読み^^
読み始めが衝撃の描写で
あと、よしもとばななの書きっぷりが懐かしく
家に帰って楽天ポイントで購入してしまいました
2日で読み切りました^^ 
以下、作品紹介です↓
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命の輝きが、残酷で平等な世界の中で光を増していく・・・。
今、生きていること。その畏れと歓びを描き切った渾身の書き下ろし長編小説!

「とてもとてもわかりにくいとは思いますが、この小説は今回の大震災をあらゆる場所で経験した人、生きている人死んだ人、全てに向けて書いたものです。」・・・よしもとばなな

ある日、小夜子を襲った自動車事故。同乗していた恋人は亡くなり、自身はお腹に鉄の棒が刺さりながらも死の淵から生還するが、それを機に小夜子には、なぜか人には視えないものたちが見えるようになってしまった。行きつけのバーに行くと、いつもカウンターの端にいる髪の長い女性に気付いたり、取り壊し寸前のアパート「かなやま荘」の前を通ると、二階の角部屋でにこにこと楽しそうにしている小柄な女性がいたり……。その「かなやま荘」の前で出会った一人の青年・アタルと言葉を交わすうちに、小夜子の中で止まっていた時間がゆっくりと動き始める。事故で喪ってしまった最愛の人。元通りにならない傷を残した頭と体。そして、戻ってこない自分の魂。それでも、小夜子は生き続ける。命の輝きが、残酷で平等な世界の中で光を増していく。今、生きていること。
畏れと歓びを描き切った渾身の書き下ろし。
 
久しぶりに仕事に関係なく本を読んだ気がする。読書のリハビリのために今、他の吉本作品短編を読み始めました。
晩秋いや冬の読書、懐かしい時間の過ごし方をしているこのごろです。