生きるって。
先日テレビで、とある国の女の子の日常が紹介されていた。
耳の不自由なお父さんと二人暮らしの12才の女の子。
お父さんの仕事を手伝い、屋台の仕事を手伝い、休む間もなくベビーシッターのお仕事。
自分は朝からほとんどご飯を食べていないのに、シッター先では小さな女の子にご飯を食べさせてあげていた。
全ての仕事が終わると、暗い暗い夜道を1人で帰る。
とっても危険だ。
家に着くと夜の11時くらい。
その時間から勉強をする。
少女の夢は学校の教師になること。
父娘でよく笑う笑顔の素敵な2人だった。
身を粉にして働いて、それでもお腹を空かせて、そして勉強をして。
笑顔で明るく、夢に向かって前向きな少女。
同じ地球の同じ時間同じ空の下で、あの子も私も生きている。
あの子と私、立場も状況も全く違う。
生きるってなんだろう。
特に意味はないんだろうけど、生まれてきたから生きる。目の前にあるやるべきことをこなしていくのだ。
一つずつ、一つずつ。
あなたも私も、地球上の生きている生物がみんな幸せでいられますように。