インソールの話し。
靴の中敷き、インソールの相談をちょいチョイ受ける。
病院で勧められたり、ネットでみたり。特に子供の足の痛みで親が悩んで。
でもその言葉にはひとつの特徴がある。
「本当に必要なのでしょうか?」 と。
昔、会社の上司や先輩に言われたのが、基本スポーツシューズメーカーの人間は他のインソールは好かんものだと。今どきウンチク御託的には色々言う未熟な輩もいるのだろうが、靴の持ってるバランスは崩れるし、そもそも原因は他にあるのだから、誤魔化さずに解決するべきで、必要な努力はそこ。
インソールが良いか悪いかの話ではなく、楽だからと言う理由だけで、自然治癒を待つだけの解決策は愚問であり、人間、楽したツケは必ずいつか払うことになる。
“信じすぎる時は疑えなくなってる時”
本当に今必要なものを、ひとつひとつ丁寧に説明し、提案する。理想論では無く、現実的に。
とうぜんシューズそのものもそう。 常にお高い靴で足を甘やかしたりせず、室内トレッドミルショートインターバルは、敢えて部活生シューズで子供たちの気分も感じながら。(笑) まぁ、いい靴の方が気持ち良いケドね。
先月の新患はシューズ、インソールの相談が多く、此方も勉強になる部分も多かった。持ってる靴全部持ってきてもらって、減り方見ながら治療する。 アメリカのカイロは皆普段からそれが普通。 今月も基本を忘れずにである。
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