半月ほど前の胡蝶蘭のつぼみが、ようやく花が開きました。

(2024/4/1ブログ「成長する胡蝶蘭」参照)

 

 

 

 あの時は、すぐに花が咲きそうな気配だったのに、かなりの時間が掛かってしまいました。

 

 とはいえ、まだ片方の花は完全に開いたとまでは言えませんが……

 

 

 

 実は、右の花はずいぶん前から、咲いていたんです。

 でも、左の方の花は、ずっとつぼみのままでした。

 

 いや正直言って、ずっとつぼみのままで花にならないのではないかと、あきらめかけていたんです。

 

 右はとっくに花が咲いているのに、左は二週間以上もずっとつぼみの状態が続いていたので、多分もう無理だろうと思っていました。

 

 話は変わりますが、僕にはテレビを見る習慣がなくて、だいたい家にもテレビがないのですが、唯一、ワールドカップの日本戦と、WBCの日本戦だけは見るんですよ。

 

 どちらも4年に一回しか開催しないのですが、偶然にも、去年と一昨年の一年半の長い休みの中で開催されたので、日本が出場する全ての試合の中継をインターネットで見ていました。

 

 夜中開催とか早朝開催の時もあったのですが、暇にあかせて全部の試合を見ました。

 

 ワールドカップで、スペイン相手に日本が勝った時には、一人で大声を上げていましたね(笑)

 

 それにしても、WBCの日本の強さは見事なものでした。

 大谷翔平選手もやっぱりさすがでしたけど、日本の選手全員が本当に強かったですね。

 

 でも最初の方、四番打者の村上宗隆選手の調子がものすごく悪かったんですよ。

 

 僕は日ごろから野球を見ている訳ではないから、村上選手のことは全く知らないし、栗山英樹監督はどうしてこんなに打てない打者を引っ込めないんだろうとずっと感じていました。

 

 大谷選手がせっかくチャンスを作ったのに、毎回ここで途絶えてしまうから、日本がトーナメント戦の強豪を相手に勝ち残るためには早く交代させるべきだと、テレビ中継を見ながら、監督の采配をずっと疑問に思っていたんです。

 

 でも、栗山監督はずっと信じていたんですね。

 

 そうしたら、準決勝戦と決勝戦の段階になって、村上選手が覚醒しました。

 正直、僕も村上選手があんなにすごい選手だとは思ってもいませんでした。

 

 結局、アメリカやメキシコの強豪相手に日本が勝って優勝できたのは、大谷選手の存在もさることながら、最後は村上選手の一本のお陰だったんです。

 

 なんか、胡蝶蘭のつぼみが開花するのを見ながら、そんなことを思い出していました。

 

 僕はまだ、信じるという思いが足りないかも知れない…… と反省しました。

 

 

 Yさんからいただいた卓上胡蝶蘭の茎が、少しずつ伸びてきています。

 

 もう少し時間は掛かりそうですけど、素敵な花をつけるに違いありません。

 

 いつか花開く時を信じて、見守ってあげようと思います。