今日は節分……

 癸卯の年の最後の一日です。

 

 僕にとって、この癸卯は激動の年でしたが、こうして終わってみると、たくさんの実りを与えていただいた素晴しい年でした。

 

 今週は、来週の平日に九州への旅行を計画(去年の秋、出雲旅行に行った時に決めていました)していることもあり、今日明日の土日の四柱推命講座と、来週土日の四柱推命講座の2回分ずつの講座を準備していた関係で、全くといって良いほど自分の時間が取れなかったのですが、それでもどうしても、今週中に行っておきたい場所がありました。

 

 それは、去年の冬至の前日に迷い込んでしまった、穴八幡神社……

 (2023/12/29ブログ「穴八幡宮と放生寺巡り」参照)

 

 高田馬場の駅からそれなりに距離があるこの穴八幡神社に、なぜか冬至の日の前日に迷い込んでしまうというのも、やはり意味がある訳で、やっぱり「一陽来復御守」をニシーネ スペースにお祀りしておこうと思いたったのです。

 

 ということで、昨日の早朝、早稲田駅から徒歩3分の場所にある穴八幡神社に行って、参拝してまいりました。

 

 

 

 なんか、すごく気合いが入る神社です。

 

 寝不足状態で寝ぼけながら神社に行ったのですが(大変失礼ですね……)、拝殿で参拝をさせていただいていたら、気持ちがシャキッとしました。

 

 実は一陽来復の御守というのは、お祀りする日時、そして御札を祀る方位が決まってしまっているのです。

 前回、穴八幡宮に参拝した時には、この予定が詰まりすぎている状態で、日時を合わせて御札をお祀りするのは無理だと思い、お財布の中に入れる御札だけ、いただきました。

 

 御札をお祀りする日時のタイミングは、一年に3回のみで、1つ目は冬至からその翌日にかけての夜中の12時丁度、2つ目は大晦日から元旦にかけての夜中の12時丁度、そして3つ目は節分から立春にかけての夜中の12時丁度…… この3回のみです。

 

 つまり、年の区切りとなるタイミングで御守をお祀りすることで、翌年一年を守護していただけるという、御守なのですね。

 

 

 

 そして、この穴八幡宮の社務所で、お頒けいただくことができます。

 

 列の後ろに並んで、一陽来復御守を一体お頒けいただきました。

 

 その後、穴八幡宮の境内にある宝寿屋さんというお店で「御守を壁にお祀りする為の台紙」が販売されていたので、これを購入しました。

 

 

 

 お店の方はとても丁寧に、一陽来復の御札のお祀りの仕方を教えてくださいました。

 

「今年は、部屋の中心から西から少しだけ南に傾いた方位にある壁に、御守をお祀りしてください」とのこと……

 

 僕は一応、東洋占術の専門家なので、この意味がすぐに分かりました。

 

 この方位は、立春以降の甲辰に歳徳神(としとくじん)が巡っている方位の反対側にあたる方位になります。

 

 つまり、この一陽来復御守は、歳徳神からのパワーを吸収することにより、その効果を発動させるという意味があるのでしょう。

 

 そんなことを考えていたら、「御札を祀られた時には、一陽来復の文字を、東から少し北に傾いた方位に向けてください」と言われました。

 まさしく、甲辰年の歳徳神は「甲(東北東)」に回座しますから、そういうことになる訳ですね。

 

 近年では、節分に恵方巻きを丸かじりする時に向く方位として、歳徳神の方位も有名になってきていて、先日の四柱推命講座でも、火土同根の一つの例として、歳徳神の方位のことをやったばかりです。

 

 最後にお店の方から「お家に帰られましたら、すぐにこの台紙を壁に貼ってください」と言われました。

 

「節分の夜の12時からでなくても良いのですか?」と確認すると、お店の方は「御守をお祀りするのは節分の夜中の12時ですが、その前に台座だけ壁に貼っておいて、台座を壁の一部になるようになじませるのが大切なんです」と答えてくれました。

 

 なるほど、そういうことですね!!

 

 ということで、携帯のアプリの「コンパス」でニシーネスペースの「庚の方位(歳徳神がいる甲の方位の反対側の方位)」を探り当て、その方位の壁に早速、台座を取り付けました。

 

 

 これで準備万端……

 あとは今夜の12時、このテープを剥がして、一陽来復の御守をお祀りするだけです(^^)

 

 準備も全部済ませたし、これから思いっきり、今日と明日の四柱推命講座頑張ります!!