今年も残す所、あと2日……
昨日は、ニシーネ スペースに、書家で占い師の高天麗舟先生がいらしてくださいました。
高天先生とは、思い起こしてみると、すでに15年来のお付き合いになります。
世界的書家である野尻泰煌先生を紹介していただいて、野尻先生の元で共に書を学んだり、まだ講座を始めたての、きちんと確立できていなかった頃の四柱推命講座に参加してくださったり……
今回、高天先生がニシーネ スペースにいらしてくださったのは、先日お約束した「飛龍在天」の書を、ニシーネ スペースに届けるためです。
(2023/11/21ブログ「泰永書展スタート」参照)
この書の作品は、改めて近くで見ると、まるで生き物のようです。
もちろん、写真でもある程度それは伝わってくると思いますが、実際に本物の書を目前にすると、半端ないエネルギーです。
高天先生がこの書を持ってきてくださった時には、まだ、額縁の塩ビ板の透明フィルムが作品にかぶさっていなくて、むき出しの状態だったので、書が持つ気迫というかパワーのようなものが、肌で感じるほどにビリビリ伝わってきました。
塩ビ版を作品につけると、見た目には全く変わりませんが、少しだけそれは抑えられます。
本当に不思議なものです。
書の作品の力強さというのは、墨の濃さにそのまま反映されますが、この作品の墨の濃さは半端ありません。(中には、それは墨汁の濃度で決まるのではないか…… と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実際に書いてみるとわかりますが、そういった問題ではなかったりします)
早速、ニシーネ スペースの壁に飾らせていただきました。
飛龍在天…… これは、易の卦の中で最も強い卦と言われる「乾為天」の五爻にある言葉です。
飛龍が、所(本来の居場所)を得て天に在る…… 聖人(龍)がそれにふさわしい天子の位にあって、万民がその恩沢を受けている……
来年は辰年だからということで、高天麗舟先生からこの書を頂戴しました。
本当に、ありがたいことです。
まるで生きている本物の龍のようです。
とても力強い味方を、ニシーネ スペースに得たように感じました。
今の僕は、天に在るには全くふさわしくないし、よほど気を引き締めていないと、ついついだらけてしまいます。
飛龍さま、どうか僕が、ニシーネ スペースでだらけてしまわないように、しっかり見張っていてくださいね。