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2月13日に名古屋大学法曹界パーティーが開催されました。
パーティーに先立って講演会が行われました。
ゲストスピーカー 弁護士 木下芳宣 先生
愛知県弁護士会司法修習委員会 委員長
タイトル 「 新司法修習と法科大学院教育
- 新司法修習の現状を踏まえて - 」
会費および出席者数
大学教員(会費:金1万円)7名
11期から52期までの弁護士(会費:金2万円)25名
53期から57期までの弁護士(会費:金1万5000円)2名
58期から63期までの弁護士(会費:金1万円)45名
旧64期及び新64期(2011年12月修習終了)の弁護士(会費:無料)36名
の多数の方が参加され、盛大に行われました。
気になるのは、会費が高くなる57期以前の出席者がかなり少ないことです。
『この数年、期数が少なくなると会費が高くなる慣行の弁護士会関係者の懇親会で、会費の高い中堅層以上の出席者が少ないことです。』
これは、中堅層以上が比較的高い会費の負担を敬遠して出席しなかったり、あるいは経済的理由で出席できない人が生じているからとみています。
私は、弁護士会は、次第に、経済力のある既存の少数の有力弁護士と会費負担が少ない新人弁護士と若い弁護士により運営されていき、中賢ないし高齢の弁護士は、弁護士会から遠ざかって行く、あるいは自然と排除されていくものと思っています。
そして、次第に『誰のための弁護士会か』が問われる時代になって来るものと思っています。
一方、64期だけで36名もの弁護士が出席された事に弁護士激増時代を見せつけられました。
そして、「ジュリスト」2012年2月号巻頭ページに掲載された司法試験委員会委員長をされていた法科大学院教育の重鎮の高橋宏志氏(東京大学大学院法学政治学研究科長、法学部長、東京大学理事(副学長)等を歴任)のインタビューの「法科大学院の現状を見つめ、法曹養成制度のあり方をいま一度問い直す」「新しい弁護士業務モデルの模索」と題する記事を読んで、開いた口が塞がらなかっことを思い出させられました。弁護士登録し喜びに溢れているこれらの若い新人弁護士の多くがこれから苦難の道を歩むことになることを思うと…。
(次回に続きます)
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