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「まわりは改革に対する抵抗勢力ばかり。」
「一番多いのは無関心層。」
「追いついてこれない人に焦点をあわせてはいけない。」
「職を変えて環境を変えて成功するのであれば、そういう人を心より送り出してあげないといけない。」
これは、株式会社三河屋 店舗運営部部長 川口博己氏のお話でした。
川口博己氏は、2012年ドラッカー学会総会(5月26日(土)早稲田大学小野梓記念講堂)で、30分間、会員研究発表テーマ「人事に生かす『実践するドラッカー』」の報告者であります。
[ドラッカーマネジメント研究会]ドラッカー学会HS名古屋主催の、ドラッカーのマネジメントの実践の現場見学会がありました。
【日時】2012年4月20日 15時45分~
【内容】
・ドラッカーは現場を見ることが大事と常々言っていました。
・いろんな業界を見学することで自分の仕事や人生に役立てましょう。
・見学先はビックリブ小牧店(愛知県小牧市大字間々原新田下新池987)
【参加者】ドラッカー学会会員15名
ビックリブ小牧店は、株式会社三河屋の創業の地で、40年前、土日にテント張りで営業していたとのことです。
15年前に建物を建築し、長くワンウェイコントロール(一方通行の売場レイアウト)で営業してきましたが、2011年12月ワンウェイを止めた。「創造的破壊」です。
ビックリブ小牧店は、180人が働いている。
「大切なのは、本部、上司ではなく、お客様。」
店内には、パートの人たちが考案、作成したPOPが、たくさんおかれていました。これらのPOPの作成ノウハウ、情報データは、パソコンで全店で共有されています。そして、今ではフェイスブックのグループを社内情報共有のために使っているとのことです。
店舗見学後、「株式会社三河屋ビックリブ犬山店の取り組み」が紹介されました。
犬山店の地域一番化戦略は、強烈でした。
大手から中堅食品スーパーと、小規模食品スーパーであるビックリブ犬山店の激烈な闘争です。
「進化」 → 「深化」 → 「新化」
株式会社三河屋グループで、社員160名、パート・アルバイト1600名
『フェイスブック』を社内活用してのマネジメントに取り組んでいる。
「パートを含めてドラッカーの勉強会」を開いている。
ドラッカースカイプ勉強会。
また、「おもてなしの心」を学ぶのに力を入れている。
差別化から独自化へ、時間をかけて教育する。すぐまねできないものへ進化させる。
「人材の流出」を前提として考えると(それを恐れると)何もできない。
「自分たちで考えて自分たちでやる。」
「店で解決して店でやっていく。」
「本部主導型か、店舗主導型か。」
「教育は何か。現場で仕事をしながら学ぶ。」
「目の前のお客さんに喜んでもらうにはどうしなければならないか。」
川口博己氏の実践に基づいたお話は、強烈でした。
『創造的破壊』という言葉を、私は、何十年振りに聞きました。
「目の前のお客さんに喜んでもらうには、どうしなければならないか。」
私は、「法律事務所、弁護士は、サービス業である。」
「お客様により適正な価格でより良い法的サービスを提供する。」ことを、もっと強力に押し進めなければならないという、強い思いにいたりました。(続く)
中央で説明されている川口博己氏と、ドラッカー学会会員15名の見学者です。
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