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久々に婚活系のブログです!

 

2019年にマッチングアプリ(婚活アプリ)でマッチングした女性とデートをしたときの記録になります。

 

この頃は、恋愛相談をしていた会社の人に日記形式の文章でデートの内容をつたえて、どこが悪かったのか指摘してもらっていました。

 

その時に書いた内容を、身バレしないように固有名詞を変更してブログにも書いてみましたキョロキョロ

イメージしやすいようにデートした場所の周辺の写真を1枚だけ貼っておきます。

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結構長いお話です。

カッコよくキャッチコピーをつけるなら「世界よ、これが日本の非モテ男子だ!」かな。

 

※小説好きなので小説っぽく書いてますが、実際の体験談です。

 

 

序章

 

 

1月前半。


顔写真のない女性から、いいねをもらい、マッチングした。

アプリ上での名前はSさん。
星新一のショートショートの登場人物みたいな名前だなと思った。
歳は僕のひとつ年上だ。

マッチングアプリをやっている女性の9割は、質問をしても「そうです」「はい」などAIのようなそっけない返信をしてくる女性ばかりえーん
そんなやりとりに疲れ切っていたが、Sさんだけは違った。
なんと、僕に質問をしてくれるのだ!

「私は◯◯が好きなんです。朝乃さんは何が好きですか? おやすみの日にどんなことをしているかとかも教えてください」

こんな人間味のある返信をしてくれるSさん笑い泣き
Sさんとは1ヶ月ちかくもやり取りを続けて、僕からパンケーキを食べに行こうと誘った。

正直、Sさんのプロフ写真はダサかった……。
暗い場所で撮ったようなショートケーキの画像。
今まで顔写真がない人とは一度も会ったことない。
今回初めて、顔写真のない女性と会うことになった。

どんなひとなのか想像できなくて不安だ。

ちなみに、このときに登録していたマッチングアプリ『with』では、心理学や質問の返信速度などを統計学的に出して女性のタイプを分析してくれる。
Sさんは顔写真も登録していないのに、「美貌」というステータスだった。

Sさんとの楽しいやりとりに惹かれて、ランチに誘ったのだから、美貌かどうかなんて関係ないけど、マッチングアプリの判断が本当に正確なのかちょっと気になる。

しかし、楽しみにしていたが、会う予定の3日前から急に返信が来なくなった。
Sさんからの返信が来ないまま、約束の日をむかえた。

 

 

顔写真ない女性とデートしたら……

 

 

■2月17日(日)

午前中は天気が悪く、ぽつぽつと弱い雨が降っていた。

約束の時間は14時半。場所は観光地でもあり、地元の人もよくいくオシャレスポット。
いつものようにデートの1時間前には約束の場所に到着。
午後から雨は止んでいたが、曇り空だ。

3日前からSさんとは連絡がとれない。7割がた来ないだろうと予想している。
とりあえず到着したので、Sさんに「着いたら教えてください」と一応連絡をしてみた。

するとすぐに、Sさんから「OK」という可愛いLINEスタンプが送られてきた!!

えっ! 来るの!
たぶん来ないと思ってたから、質問とか全然準備してなかったよ!!
急いでこれまでのやりとりを見返して、質問を考えた。
これまでアプリを通じてデートした人の9割は約束の時間に遅れてきた。
しかし、Sさんは予定時間の二分前に到着したらしく、「着きました」と連絡がきた。
遅刻せずに来るなんて、めっちゃしっかりした女性じゃん……。

そしてSさんの姿を見つけて、驚愕する。
・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・
めっちゃ美人やん!!!!
なにこの「クラスで一番キレイな女子」感!
本当にひとつ年上なの? 五歳下の間違いじゃないの?
てかアプリの診断すごいな。顔写真ないのに精度高すぎでしょ。

これ絶対今回限りの食事で、二回目に繋がらないやつだ。今までの経験でなんとなく分かる。
ここまでの美人が、僕を相手にするわけがない。

Sさんと挨拶を交わして、お店に向う。
Sさんはアプリのときのように、積極的に質問してきてくれる。楽しい笑い泣き

Sさんの地元は○○だったんですね。どこの高校だったんですか
○○高校でした

Sさんが通っていたのは、僕の住んでいる県ではトップ3に入る名門高。
お勉強もできるのか。
才色兼備じゃないですか……。

すごく頭がいいんですね!
全然ですよー。高校入ってから勉強できなかったので落ちこぼれでしたよ
またまた~。大学はどちらなんですか?
○○に進んで、法律系の勉強してました
僕が住む県で1番偏差値が高い大学の法学部! 全然落ちこぼれじゃないじゃん!
めっちゃ頭いいやんびっくり
才色兼備じゃないですか……。

1時間半くらい話をしたところで、店を出る雰囲気になる。

これまでなら、ここでバイバイして。終わりだった。
しかし、12月に失恋して僕は変わった。2019年はさらに一歩踏み出す。

絶対2回目のデートがないと分かっていながらも、今後の勉強のために
もしこのあと予定がなかったら、このあたりをブラブラするか、カラオケにでもいきませんか?
と誘った。
Sさんは「だったら、カラオケがいいですね!」と言ってくれた口笛

これまでのやりとりで、Sさんがカラオケ好きだということを知っていたので、事前に近くのカラオケの場所も把握済みである。

いざカラオケへ。
ハロプロが大好きなSさん。
僕が「自由に好きな曲歌っていいですよ」というと、案の定ハロプロを選曲。

歌、鬼うまいニヤニヤ

僕はこれまで会社の先輩から「朝乃は歌上手いよねー」とか言われることもあったが、
そんな僕より3ランクくらい上手かった。
美人で、頭がよく、歌が上手い……。スペック高けぇショボーン

僕とは釣り合わなすぎだろ。

しかも、この前面に届ける感じの歌い方は、カラオケ上手い人の歌い方じゃない。まさか……。
もしかして、バンドでボーカルとかやってました? それかステージで歌ってたとか
バンドでボーカルやってましたよ
人前で歌ってた経験もあるのか。すごいな。なんで恋人いないんだ。

そんなこんなで2時間半くらい歌ったあと、歌わずにおしゃべりタイムに突入。
Sさんから、ハロプロの凄さを1時間ほど聞いた。
ただ、時間がたつにつれて、ところどころ会話が途切れだした。

Sさんは髪を触ったり、かきあげたりする仕草がおおくなる。
心理学的に、髪を触ったりするのは疲れていたりするときの仕草なのだ。

(※このときの僕はモテなさすぎて心理学を勉強していた  by現在の僕)
なんだかちょっと楽しくなさそう。

14時半集合で、解散は20時前。
一緒に駐車場にいき、別れ際に僕が
今日は楽しかったです。もしよかったらまたご飯にいきま——
じゃあねー!
僕の言葉を遮るように食い気味に、別れの挨拶をしたガーン

パンケーキ代は僕が払い、カラオケはSさんが払った。カラオケ代も僕が払おうとしたら、止められたから。
カラオケ代を僕が払えなかったこと、そして最後の食い気味のあいさつで、2回目はないなと気付かされた。

でも最後まで希望は捨てない。
もしSさんから、「楽しかったよ」LINEがきたらワンチャンあるかもしれないからキョロキョロ

解散して1時間半後、僕のLINE通知が鳴る。
なんと、Sさんからだった!!
デート後に女性側から連絡が来るのは久しぶりだ

パンケーキごちそうさまでした。ハロプロの話たくさん聞いてもらったから、ゆっくり寝れそうです。おやすみなさい

おやすみなさいって……。
夜21時台にこのLINEがきたってことは、やっぱり次回はないんだろうな。

僕は
ありがとうございました。
もしよかったら次はお酒ありでご飯行けたら嬉しいです。日本酒のお店行きましょう

と返信をした。
数秒で既読がついた。

しかし、Sさんから返信がくることはなかった。
いつものパターンだ。
Sさんは、人間味のある返信をしてくれて、初めてメッセージのやりとりが楽しいと思える人だったから、ショックが大きいえーん

いつも女性関係でダメージを負っている気がする。
このままではだめだ。変わろう。
善人のままではだめだ、悪人になろう。
LINEを無視されるのではなく、LINEを無視するくらいの極悪ヒールになりたい。
そうなれれば、きっと悩むことも傷つくこともないはず。
そう決意したが、その日はあまり眠れなかった。

 

 

久々に日記をみて

 

以上が、2019年にデートした話でしたゲラゲラ

昔の自分の文章を読むの恥ずかしい笑

 

これはいつも恋愛相談している会社の先輩(女性1人、男性1人)に見せたのですが

「うわー切ない。けど面白い」と結構評判が良かったです。

 

この時期はたくさん小説を読んでいたので、文章が小説っぽいですね!

 

2018年〜2019年前半にかけては、こういうデート記録がまだあるので

機会があればまた公開してみようかと思いますグラサン

 

 

こんなに長い文章を最後まで読んでくれた人が何人いるか分かりませんが

最後までお読みいただき本当にありがとうございました。

 

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