代表質問がおわりました!

 

今回は多くの方が傍聴に来てくださって感謝しかありません。ありがとうございました。

全部で19項目の質問を出していました。

今回のブログでは1問目のひと悶着について書きます。

 

※青文字は私の感想です

 

私にも責任の一端はあります

 

 

施政方針説明と代表質問についてはひとつ前のブログにまとめています。

R6東村山市長による施政方針説明(目次的なまとめ) | asamimidorijcpのブログ (ameblo.jp)

 

施政方針説明はこちらをご覧ください。

r06.03_shiseihoushinsetumei.pdf (city.higashimurayama.tokyo.jp)

1問目で「令和6年度」と書くべきところを誤って「令和5年度」と書いて質問通告を提出してしまいました。凡ミスとはいえ、これは申し訳ないと思って、

 

通告に誤字や、年度間違いがあり大変失礼いたしました。先にお詫び申し上げます。

 

と伝えてから質問を始めました。

 

1 全体をうかがっていると具体的な施策については詳細なご報告をうかがいましたが、判断基準や、考え方、理念をつかむことができませんでした。R5ではなく、R6年度の行政運営や社会情勢に対して最優先で考えている事は何か、根底にある考え方や事業の判断基準、理念をうかがいます。

 

1答弁)通告書にはR5と記載があったのでR5年度でお答えします。

答弁約2分

 

※間違いだと言っているのに、R5について2分の答弁をするものでしょうか?嫌がらせ?当てつけ?それとも丁寧な説明・・・・?

市長さん、、、!

まあ、私のミスが最大の原因なので、申し訳ないとは思いますが、質問席で「えーーー!」と思わず仰け反ってしまいました。

ここから先は再質問で繋げていきました。

 

私①)それを踏まえて、新しい取り組みがR6年度にあって、取捨選択されていると思います。これまでの代表質問で詳細にご答弁はありましたが、相対的にその根本にある考え方、理念は何か説明してほしい。

 

市長答弁①)先の議員にお答えした通り

 

私②)その先の議員に答弁していただいたところがどの部分かわからないのでご説明を。

 

市長答弁②)答えた通りだ。

 

私③)これまで丁寧に答弁されていると思う、私、誰よりも(施政方針説明の資料)を読み込んでると思います。こうやってレジュメも作った。この中で何が一番か、お尋ねしている。市長はこれまで色々語ってこられた。市民に分かる言葉で何が一番重要かということを説明してもらえないか。

 

市長答弁③)お答えした通りだ。

 

※ 答えた通りを3回答弁されて、心が折れなくなるほどに強い2期目議員。

それにしてもこのやり取りはあまりにひどいです。理念と聞かれて自分の言葉で伝えないとはどういうことなのか、理念がないのか、それともありすぎてまとまっていないのか?不誠実だと思います。

 

※ここからは議長とのやりとりです

(議長 もう代表質問も3人目だから・・・)

(議長 どこの部分を言ってるのか浅見議員の質疑からは読み取れない。そこを何について言っているのかわからなければ、何について答弁してくれって言ってくれないと。これまで質問と答弁を聞いていたのだから。

(私 じゃあ議長、教えてくださいよ、市長が仰っている部分がどの部分なのか)

(議長 え?私は議長だから・・・私ではない)

(議長 先の議員に答弁、質問あって、引き合いに出しながら再質問してもらえなければ答弁できない。そこをちゃんとやってください。

(議長 先の議員のどの部分なのか言ってもらわないと。いくら何でも大づかみすぎる。進めて下さい。)

大づかみもできない理念って何でしょう。それが示されていないことこそが問題ではないでしょうか。

 

私④)わかりました、じゃあ議長も市長も答えていただけないってことがよーくわかりました、説明の中では、SDGs未来都市として、多様性・包括性のある持続可能な東村山を目指し、経済・社会・環境の三側面で新たな価値を創造するとともに行財政改革を推進する予算」、こういうものを提示したということを答弁されていたと思います、この認識に間違いはないか。

 

市長答弁④)そうだ

 

私➄)新たな価値の創造と行財政改革を推進するということは具体的にはどういう考え方なのか教えて下さい。

 

答弁➄)R6についてはSDGs未来都市として、多様性・包括性のある持続可能な東村山を目指し、経済・社会・環境の三側面で新たな価値を創造するとともに行財政改革を推進する予算を方針として、大変厳しい財政状況であるので一定の行財政改革に取り組みつつ、行財政の持続可能性を高め、将来都市像の実現に向けて第5次総合計画に基づいた施策を展開する。

※将来都市像についてはふんわりしすぎているスローガンしかありません。「みどり にぎわい いろどり豊かに 笑顔つながる 東村山」で、イメージ以外の具体的な何かが理解できますか?

イメージ先行のスローガンを示す一方、内実は公民連携によって公共の役割を縮減させる新自由主義が市長の姿勢です。

新自由主義であることを堂々と提示すればいいのに、ふんわりしたイメージでごまかそうする姿勢には市民への誠意を感じることはできません。

 

私⑥)行財政改革については内容と具体性が一致していて私も理解できた。ただSDGsっていうのは一番最初に「貧困をなくす」「誰一人取り残さない」と書かれていて、第5次総合計画でも謳われている。「持続可能」という中で、自治体が持続可能であれば、高齢者や貧困にある方などの弱者を切り捨てていいということではないと思う。説明を読んでもそうした視点が資料からは感じられなかった。多様性・包括性のある持続可能な東村山市という中には社会保障を必要とする弱者が含まれている。それについての考えを教えてください。

 

市長答弁⑥)当然含まれている

 

私⑦)その考えは施策のどの部分にあたるのか。

 

市長答弁⑦)R5年度についても市民の命を最優先に市民生活に密着した事業として住民税非課税世帯や家計急変世帯に対して均等割のみの課税世帯へも給付事業に取り組み、 R6年度についても同様の考え方で実施する。

 

私⑧)その考え方を具体的にしていく施策を具体的に教えて。

 

市長答弁⑧)当初予算には含まれていないが、R5年補正予算(昨日可決)に計上した給付金を展開するので含まれていると考える。

 

私)市が全くやっていないとは思っていないが市として施策が弱いのではないかというのが率直な意見だ。

 

 

 続きは後日

1問目で応酬があって、あまりにもひどい対応にがっかりしました。

2問目以降はいつも通りに答弁してもらいました。

今回良かったのは、国政について聞かれても・・みたいな前振りがなかったこと(前は市長が良く言ってた)、質問の制限時間を10秒ほど過ぎても他の議員からヤジがなかったことです。

 

え?そこ?

 

地方議会、ぜひ注目してみて下さい。選挙の時とは違う議員や市長の姿が見られるはずです。

残りの質問では学校給食無償化や公共施設統廃合、公民連携、災害対策、包括的性教育、子どもの意見表明、会計年度任用職員の処遇改善などについて聞きました。

早めにまとめたいと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。