施政方針説明

3月議会が始まりました。

施政方針の具体的な内容についてはこちらをご覧ください。

市長施政方針説明・所信表明 | 東村山市 (city.higashimurayama.tokyo.jp)

 

東村山市長の方針説明・所信表明はとても長くて、ポイントをつかむのが大変です。

そこで、私なりのまとめを作成してみました。

太字やマーカーは私が付けています。説明を大幅に割愛しているので、詳しく知りたい方は上記リンクを御覧ください。

 

1.    新型コロナウイルス感染症拡大防止に関する取組

→国都の動向を注視

2.    R5年度の財政運営

→6回の補正を実施し物価高騰に対応した、国都の施策と足並みをそろえて着実に進めた

3.    R6年度予算編成と「中長期財政見通し」

→臨時財政対策債が大幅に削減され過去最少になった、社会保障費が増額、基金と市債を活用してなんとか予算を組んだ

基金残高はピークの半分程度まで減少

財政調整基金残高が標準財政規模の10%を下まわることに

→将来都市像の実現のためには中長期的な視点で財政運営上の「持続可能性」を高めていかなければならないと危機感がある

4.   R6年度の職員定数

→R5年の799名をR6は805名に6名増員

5.   R6年度番実施計画事業及びSDGsの推進

R6年度番実施計画事業の実施すべき事業の選定のポイント2点

→①経済・社会・環境の三側面をつなぐ新たな価値の創出

1) 東村山駅周辺のまちづくり

2) 女性活躍推進事業

3) 萩山公園の整備事業

 ②持続可能なまちづくりを進めるための行財政改革の推進

1) 子ども子育てデジタルワンストップサービス事業

2) デジタル地域ポイント事業の着実な推進

3) 公共施設へのWIFI環境整備

4) 運動公園プール・なぎさ体験塾事業の廃止

  SDGsの推進として

1) SDGsアイデアコンテスト

2) SDGsパートナーとの連携の強化

 

6.  市制施行60周年の取組について

キャッチフレーズ「ココロつなぐ トモにつくる 未来きらり ひがしむらやま ~おかげさまで60周年~」

「つなぐ」「つどう」「つくる」の3テーマに基づき事業実施予定

【R6年度に推進する具体的な施策】

7.  R6年度に推進する具体的な施策について第5次総合計画の基本目標に沿って

≪まちの価値の向上≫

1) 適切な土地利用の誘導

2) 廻田町4丁目土地区画整理の助成事業

3) 東村山らしい風景づくり

4) 中心核の整備

5) 久米川駅周辺のまちづくり

6) 秋津駅・新秋津駅周辺のまちづくり

7) 緑・水辺の保全・活用と公園の整備・維持管理

①    都市計画緑地薬師山

②    萩山公園整備工事

③    前川公園整備事業

8) 道路の整備 

「整備方針が8年経過することから、今後の整備の方向性について検討」

①    連続立体交差事業

②    都市計画道路3・4・5号線

③    都市計画道路3・4・9号線

④    都市計画道路3・4・10号線、3・4・31号線

9) 地域創生の取組み

①    中小企業等デジタル化推進支援事業

②    オープンイノベーション推進事業

③    企業誘致に向けた取り組み

④    起業版ふるさと納税

⑤    産業・観光コーナー

⑥    デジタル地域ポイント事業「東村山アインpay」

≪ひとの活力の向上≫

1) 保育所の待機児童解消に向けた取り組み等について

認証保育所の新規開設に向けて手続きを進めている

既存の保育所等の空き定員を活用し1歳児の待機児童を受け入れる緊急1歳児受入事業を実施

2) 小中学校における給食施策の方向性

①    小学校給食 

・親子方式や外部調理場方式といった提供方法について柔軟かつ早期に検討していく

・おんた小を親校、青葉小学校を子校とした親子方式のR8年度導入を目指し準備

②    中学校給食

・東村山市学校給食運営事業のプロポーザル公募実施

R8年度中に中学校全員給食対応をスタートさせる、かつ、R10年度には小学校分も含めた調理能力を求める内容とする

・親子方式の導入が難しい八坂小学校を想定し、1日最大5000食の提供を可能とすることを要件とする

・R8からの食缶方式による中学校全員給食実現のため、事業期間を20年間とした民間調理場活用方式とするが、プロポーザルによる事業者選定は、R6から開始するため、R28までの22年間の債務負担設定をR6当初予算に計上。

生徒・保護者に丁寧に説明する

 

3) 公共スポーツ施設の在り方検討

・市民スポーツセンターについてR6に劣化度調査を行い公共施設再生計画に基づき、今後の再生の方向性を検討

・白州の家をR8目途に廃止したい。・利用団体や市民に丁寧な説明をする

4) 長寿を祝う会

5) 憩いの家循環バス

≪くらしの質の向上≫

1) 東村山市ワーク・ライフ・バランス推進優良企業認定制度

2) 平和首長会議東京都多摩地域平和ネットワーク平和宣言

3) ごみ焼却施設整備

4) 防災施策

①    「東村山市地域防災計画」「災害時業務継続計画」「災害時受援計画(これまで未作成)」の防災主要3計画についてR6・7の2年間をかけて1つのパッケージとして整備。

②    マンホールトイレの整備に向けた設計作業

【計画推進のための都市経営の取組み】

8.   公共施設再生

1)公共施設再生アクションプラン案

①    萩山小学校を早期建て替えに着すべき学校として選定した

②   学校を核とした公共施設の再生を進めるための基本的な方針・複合化計画として整理したプラン

③    前提となる人口推計の見直しや各種基準の改定が生じた場合に柔軟な対応を可能とするため公共施設愛誠計画期間であるR12年度までを対象に

④   年度内にアクションプラン完成をめざす

⑤    富士見エリアにおけるフック号施設整備の検討、化成小学校のリニューアルは具体的な方針は未定であるが、検討を進める

9.     使用料・手数料の基本方針の改定

・受益者負担の更なる適正化

10.  第5次総合計画後期基本計画

・人口集計を分析しつつ社会情勢を鑑みながら、東村山市の将来予測を見定めるなど戦略性・実効性を重視し、基本構想で示した内容の実現を進める

11.  行財政改革大綱後期基本計画、第2次実行プログラム

・目的「総合計画で描いたまちづくり」のために「行財政改革」によって最適化された手段・方法で実現し「持続可能な行政経営する」ために組織・職員の生産性の向上/創造性の発揮、公民連携・共同の推進、資産の活用、軽税資源の最適化、、業務プロセスの見直し等行政運営の効率化を進める

基本理念「強くしなやかで持続可能な行政経営のため、行政手法を革新する」

12.  主要な施策評価の運用開始

・評価側シートの検討・作成

13.  子ども子育てデジタルワンストップサービス事業

14.  総合評価方式による入札制度の本格実施

公共工事の品質確保・地元建設業界における担い手の確保

15.  みんなで進めるまちづくり基本条例見守り・検証会議への諮問

 

 

代表質問

こちらの方針説明を元に、今回は私が日本共産党会派の代表質問を担当します。

 

代表質問とは?

3月定例会及び市長選挙後の最初の定例会に行われる市長の「施政方針説明」に対して質問することをいいます。

東村山市議会では、3名以上有する各会派の代表1名が行うこととしています。

代表質問 | 東村山市議会 (city.higashimurayama.tokyo.jp)

 

東村山市議会は通告制となっているため、2月9日に質問通告を提出しました。

私の1問目はこんな感じを予定しています。

1.   全体をうかがっていると、具体的な施策については詳細なご報告をうかがいましたが、判断基準や、考え方、理念をつかむことができませんでした。R5年度の行政運営や社会情勢に対して最優先で考えている事は何か、根底にある考え方や事業の判断基準、理念をうかがいます。

 

方針説明では触れられていないことについてもうかがっていく予定です。

市長さんの根底にあるお考えを聞くことができたらと考えています。

 

いつも長くなりますが、今回は私のせいではないと思います。

長文を最後までお読み頂きありがとうございました。