中京大 3 (21-25 25-23 25-20 26-24) 1 岐阜協立大
至学館大 3 (25-21 25-19 25-23) 0 愛知教育大
愛知学院大 3 (25-15 25-17 25-19) 0 静岡産業大
鈴鹿大 3 (22-25 25-15 25-23 30-28) 1 名古屋学院大
Bコートの第1試合は、即戦力の1年生も加わって大幅に戦力アップし、
愛知学院大と至学館大を撃破して勢いに乗る岐阜協立大と
開幕してから苦しい試合が続くものの何とか勝ちを拾い続けている中京大の対戦でしたが、
全勝対決とはいえここまでの戦いぶりは岐阜協立大の方が遥かにいい内容なので、
試合前の気配では岐阜協立大の方に分がありそうな感じで、
試合が始まってからも強いサーブで中京大のキャッチを崩した岐阜協立大が
じわりじわりとリードを広げていき、
中京大は終盤粘って何とか20点に乗せるのが精一杯な感じで第1セットは岐阜協立大が取りますが、
この春は開幕戦からずっと指揮をとっている青山部長も
コーチ・マネージャーとしてベンチ入りしている4年生の長瀬さんと浅野さんも表情は明るく
第2セットも笑顔で選手たちを送り出します…
第2セット入るとサーブレシーブはまだ不安定ながらも中京大の守りに繋がりが出てきて
若泉選手や堀迫選手の強打が決まったり、中京大も長いラリーを取れるようになり、
ようやくいい形が出てきますが、
13-9とリードした場面でのお見合いでの失点をきっかけにバタバタして
岐阜協立大の前田キャプテンとアンドラレ・レイレライニ選手の両レフトを中心とした
破壊力のある攻撃に苦しめられながらも何とか25-23で逃げ切って第2セットを奪うと、
第3セットは岐阜協立大の両レフトが失速気味になってきたところで
中盤に堀迫選手が爆発して終始中京大が優位を保ったまま第3セットも奪いますが、
第4セットは再び中京大が追いかける展開になります。
それでもいい所でブロックが決まったり、ラリーを制したりして
セット終盤まで大きく引き離されないまま粘ると18-19から4連続得点で逆転した後は
同点までで逆転は許さず、
昨年までの中京の強さが少し戻ってきたような試合でした。
Bコートの第2試合は主力の入れ替わりがほとんど無く、
今年はチャンス…と意気込んでいたものの先週は連敗と躓いた至学館大と
試合内容はさほど悪くないものの勝てない愛教大の対戦でしたが、
愛教大もNO.2 下坂さんがスタメンに復帰して、セッターを小東さんでスタートするという
セッターをキャプテンの堀場さんと1年生の小東さんを併用したい…と
Vリーグの試合会場で鈴木先生とお会いした時に仰っていた構想が実現するものの、
下坂さんと小東さんのコンビが合わず、
宮瀬さんも同じサウスポーの藍原さんとの兼ね合いでレフトに回ったことであまり機能せず、
第2セットからはセッターをキャプテンの堀場さんに戻すものの
愛教大にとっては特に第3セットは22点までリードしていたように
得点差ほど一方的にやられた印象もないままストレートでやられたような試合でした。
これで4連敗となって上位入りはほぼ絶望で入替戦回避の5位・6位も難しくなってきましたが、
スタートで出る選手は他のチームと比べても決して劣らないし、
内容もさほど悪くないので惜しい気はします。
もしも、あと一押しが効かずに落とした先週の中京大戦に勝てていれば、
今週は違う展開になっていたかもしれません…