陸軍中野学校終焉の地は群馬なのである | 包装資材の専門店アサミのブログ

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高崎問屋町にあります。ぼちぼちやります。気が向いたら更新。

明日から高崎電気館で「大映男優祭part.2」 が始まりますよ。
アサミ中の人2号です。
明日から12月28日(金)までです。
クリスマスイヴに田宮二郎の映画を見るなんて最高ですね!

今回の私のお勧めは「陸軍中野学校」。
以前電気館の「雷蔵祭り」の時に見たのですが、凄く面白かったです。
市川雷蔵と言う役者は、役によってとても雰囲気が変わって
「この映画ではこんなだった」と言う風に思い返すことが出来ても
その素顔を思い出そうとすると「確かハンサムだったよなぁ…」と
曖昧な感じでしか脳裏に浮かんでこないのです。
それだけ自分を消して役になって演じていた、稀有な役者だと思います。
この印象が一定しない感じ…スパイに向いているわ…と前々から思っていたので
映画「陸軍中野学校」でスパイ養成機関の一期生に抜擢される若者役を見て
「そうよ!これこれ!この感じ!」と嬉しくなってしまいました。
なかなか良いのです、この映画の雷蔵様は。
雷蔵様は本当にいろんな役を演じています。
今回の特集上映でも雷蔵様の映画は7本上映されます。
忍者を演じる「忍びの者」もとても面白いので、是非!

そして、陸軍中野学校。
今年シネマテークたかさきで上映された「沖縄スパイ戦史」にも出て来ました。
それでとても興味を持って色々調べていた所
「陸軍中野学校の終焉の地は富岡」と言う事実を知って、驚きました。
終戦間際、空襲の激しくなった東京・中野を離れて
富岡に疎開し、富岡中学校で講義を行っていたそうです。
何か記録とか残っていないのか?と更に調べてみた所
とりあえず「陸軍中野学校終焉の地」と言う石碑が
県立富岡高校の校庭にあると言うので、早速見て来ました。


私の背丈より小さな石碑にはただ「陸軍中野学校終焉の地」とだけ彫られています。
こうした石碑にはいつ、誰が建立したのかが記載されている事が多いのですが
これには全くそう言ったものは記録されていません。
「陸軍中野学校らしい…」と思いました。
歴史好き群馬県民は必見。
是非こちらも見に行ってみて下さい。
まぁただ石碑が立っているだけなんですけどね。
もっと詳しい資料は無いのでしょうか、富岡市。