課題解析した一つ一つのステップがクリアでき、
抵抗感や嫌悪感がなく、トイレに入り、一定の時間トイレ(おまる)に座っていられるようになってきてから
おしっこ(うんち)をするトレーニングに移ります。
あらかじめ、
お子さんのオムツをこまめにチェックして、
お子さまの排尿間隔のデータをとります🍀
( 応用行動分析ABAでは、 新しい 行動 を教えたり、 行動 変容を目指す場合には、必ず、行動の 前の状態と後の状態 の データ(ベースライン)を記録 することが鉄則となっています)
そして、
1日の排尿時刻の傾向を詳細に把握をし、
定時誘導の時間の目安を把握しておきます。
便についても同様に、どのようなコンディションでいつ頃排便しやすいかのデータをとります。
おしっこの場合は、
多量の水分を採らせる事と
小まめな定時誘導と
『大好きな強化子』で、
比較的すんなり出来るようになる事が多いかなと思います🍀
ただ、
お子さまが、トイレ(おまる)に座っても、
『何を要求されているのか?』
を理解していないと
そこで排泄をするのは難しいのでね。
始めは、スムースにおしっこをしてくれないので、
ぴったりのタイミングで誘導して、おしっこができるまで根気強く誘導し続けてください(^^)
うんちの場合も、
おしっこの時と同様に、
水分を多くとって、
繊維質の多い野菜を沢山食べさせたり、ヨーグルトやサプリメント等で、安楽に排便しやすい状況にします。
しかし、うんちの場合は、スムースにトイレで出来るようになるのが難しいお子さんが多いのですね。
今までは、オムツで排便するときに立ったままで、捕まってしていたので、座ったままで腹圧をかけて、いきむことができないからなのですね。
ZIHEIっ子の中には、低緊張のお子さんも多いですね。
腹筋の力が弱いので、うんちを押し出すことができないのです。
もし、多量の水分補給等で排便しやすい状況下でも、
腹筋の力が弱くて出せないようであれば、
腹圧をかけやすい、おまるで練習なさると良いかなと思います(^^)
お子さんによってね、首の座り、寝返り、捕まり立ち、歩き始めの時期など・・・、
成長の速度は、それぞれ十人十色。一人ひとりそれぞれ違っていますよね(^^)
乳歯がはえてきたり、乳歯が抜けたり、永久歯がはえてきたりも、お子さんによって時期がまちまちですよね(*^^*)
大人でもね、30歳台で、親知らずがはえてくる人もいますが、60歳過ぎて親知らずがはえてくる人もいます(^^)
膀胱も成長と共に、少しずつ大きくなり、おしっこを貯めておけるタンクの容量が増えていきますね。
うんちを押し出すための腹筋も、少しずつついてきます🍀
お子さんの中で、スムースにトイレトレーニングが進められる準備が整う時期がまちまちなのですね、
もし、夏休みにトイレトレーニングに挑戦して、
お子さんの 気持ちやレディネスと合致せず、どうもスムースに上手くクリアできなそうだったら、
さくっと切り替えて(^^)
トイレトレーニングは、中断してください(^^)
次は、冬休みに挑戦して、
またまた、スムースにトイレで出来るようにならなかったら、
すっぱり気持ちを切り替えて、中断してください(^^)
次は、春休みにチャレンジしてくださいね(*^^*)
また、
短期間集中トイレトレーニングで、成功体験を積んでも、
スパッと日常生活で
オムツが外れるわけではありません。
本当に自立して、パンツで過ごせるようになるまで、いっぱい失敗しちゃいます(^^)
パンツでお漏らしさせて、不快感を体験させた方がオムツが外れ易いなどと言う人もいますが。。。。
無理させて、失敗させるのではなくてね、
オムツも上手に使いながら、
しっかりと大人が誘導して、
成功体験を積み重ねていくなかで、ゆっくりゆっくりオムツが外せるようにしていくと良いのかなと思います(^^)
トイレトレーニングは、
『教えなくても自然に出来るようになる訳じゃない』
のでね、
適切なタイミングで、
大人が、しっかりと道筋を立てて教えていく自助スキルなのですが、、、
教える大人の
『気持ちのゆとり』
が、とっても必要になるかと思うのですね(^^)
ただでさえ(;_;)
いろいろな事全て
もう、何もかも・・・
一筋縄にはいかないZIHEIっ子。
超難解な育児です。
乳幼児期は、特に(ToT)
何をするのも大変で、四苦八苦する事ばかりなので、くたくたになる頃だと思います(;_;)
だからね、
煮詰まってきて、どうしてもイライラしたり、気持ちが沈んじゃう時もありますよね(^^)
そんな時は、トイレトレーニングは、始めない方が良いです(*^^*)
数ヵ月先の嬉しくてドキドキする旅行の計画をたてるようなつもりでね🍀もし、ご家族の協力が得られるならば、その時期に。
楽しみながらトライされると一番良いと思います(^^)
ターは、3歳になって、おまるにすぐに行けるようにと
一日中、パンツをはかせないで下半身裸でいて、おまるでおしっこをする練習をしたのですが、、、
大失敗。目を離していたのが悪かったのですが、性器いじりの常同行動を覚えてしまい(ToT)
トイレトレーニングどころではなくなってしまいました(ToT)
その後、聞きかじりの情報でトイレトレーニングを試したのですが、失敗続きで・・・、
挙げ句の果てに、
トイレ恐怖症になってしまいました(;_;)
トイレに入らせようとすると大泣き、おまるも大嫌いになってしまいました(;_;)
同じように障がいをもつ他のお子さんが、
次々に、オムツを卒業していくのを見てね、、、
『すぐに話せるようにならないにしても、
せめてオムツくらいは、外しておかないと』と、
周りと比較して、焦っていて、
ターを責める厳しい気持ちで接してしまったのだと思います。。。
ターが、おしっこが出来るようになったのは、
5歳でABAを始めてからの
5歳半の時でした。
そして、
うんちトレーニングも失敗続きで、難航し(;_;)
トレーニングしようとするとひどい便秘になり、2週間もたち、浣腸をしなきゃ自力では到底出せないほど、固く大きくなり重症な便秘で、
その都度、酷い腹痛で可哀想な思いをさせてしまいました。
ターが、トイレでうんちができたのは、6歳3ヶ月のゴールデンウィークの時でした。
大震災で、オムツが手に入らなくなり、ターよりも、切実にオムツを必要としている方がいるのだから、ターは、オムツを卒業せねば!
と、ゴールデンウィークの予定を全てキャンセルして挑戦したら、意外とすんなりいきめました(*^^*)
おそらく、
その年齢まで待たなくても、
適切なアプローチをしていれば、もっと早くオムツを外せたのだと思いますが。。。
ターの場合は、数々の失敗体験の積み重ねから、
トイレでの排泄への拒否・嫌悪感を払拭するのに時間がかかってしまいました。
ターの中では、もうすっかり排泄できる準備が整っていたのに、、、アプローチが不適切だった為に嫌悪感を植えつけてしまい申し訳ない気持ちになりました。。。
お子さんにとってぴったりの
スモールステップで楽しいトイレトレーニングができると素晴らしいなと思います🍀
皆さま。素敵な冬休みをお過ごしくださいね(*^^*)
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浅間ペンギン