春本番。今年のさくら開花は、平年並みより早めのところが多い見込みだそう。
ソメイヨシノが入学式に咲いているのは今やアニメの世界だけ?
今回は6日のおはなし。新井薬師さまにお参りした時に、バスの窓越しに見かけて気になっていた、中野区の哲学堂公園へ行ってきました。
今まで東京東部に住んでいたので中野は遠いイメージでしたが、板橋からは意外と近く今回も要町まで歩いてそこから関東バス。
哲学堂公園にはまだ河津桜が咲いていました。
哲学堂公園の前にこちらも行ってみたかった旧野方配水塔。
関東大震災後、東京市に隣接した町村の水の需要に応じるために13の町村が合同で設立した荒玉水道の給水場に造られました。
高さ33.6mで基部直径が約18mの鉄筋コンクリート造。設計は近代上水道の父、中島鋭治博士です。
着工は1927年で1966年まで使われていました。解体計画もありましたが、災害用給水槽として使われ続け
現在は国の登録有形文化財として保存されています。みずのとう幼稚園ごしの姿もカッコイイ。地域のランドマークなんですネ。
哲学堂公園を散策する前にランチのできるお店を探したのですが日曜日に営業しているお店が見つからず…
結局、西武新宿線の新井薬師駅近くまで来てしまいました。
飲食店の入ったビルの奥にある渋いお店、とんかつ三太さんへ。初めてのお店ですがお手頃価格のランチメニューがあって安心。
Mさんの ミックスランチ 900円
一口カツが2、えび、コロッケのラインナップ。からりと揚げた大きめ生パン粉の衣がザクザクと美味しい。
コロッケはじゃがいもではなくクリームタイプだったのですが、具の挽き肉との相性が良くてびっくり。
寿の ヒレカツ丼 900円
少々小ぶりだけれどたくさんのったヒレカツ。卵で閉じてもザクザク衣が主張してきます。お味噌汁もお新香も美味しかったナ。
大粒パン粉のフライに大満足。再度、哲学堂公園へと戻ります。
妙正寺池から江古田川を合流して神田川に注いでいる妙正寺川を渡って入園。
妙正寺川や善福寺川は、市街化の進展に伴って流域の保水能力が低下して水害の危険性が高まっているんですって。
東京都も護岸や神田川・環状七号線地下調節池などを整備し対応しているそうです。
哲学堂公園は、1904年に哲学者で東洋大学の創立者である井上円了博士によって精神修養の場として創設され
哲学や社会教育の場として哲学世界を視覚的に表現できるように整備された全国に例を見ない個性的な公園。
古建築物や施設の整備に15年ほどかかっているそう。
園内には77場の哲学に由来する形や言葉の付いた建築物、石造物、池や道などが点在しています。
この鬼灯という石造物は「人間の心の中に妄想や悪念があるのは心の鬼のせいだが、心の中には良心もあり
鬼が良心を示す灯籠に圧倒させられ、苦しんでいる様子」を表現しているのだそう。哲学世界…むっちゃムズカシイゾ。
言い換えると、人心観を表している?余計ワカランナ。
梅林区域には、宗教・哲学・法を代表する人物が同心円上に配置された哲学の庭という興味深い彫像群があるのですが
撮影禁止みたい…哲学堂公園オフィシャルサイトで観られます。
Googleマイマップで作成したオリジナルマップです。
地図から記事を引くことができます。(一部未対応)
新しいお店はリストの後ろです♬
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