心を整えるスキル 2 | あなたの未来ライフデザインコーチ・本田章子 オフィシャルブログ

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うまくいかないな、どうしたらいいのだろう?進路のこと、仕事のこと、子育て、夫婦・家族・職場の人間関係で、悩むあなたを応援します。スクールカウンセラー、自治体の相談員の経験があり、社会福祉士で臨床検査技師の私がお話をうかがいます。

おはようございます、本田章子です。

心を整えるスキル 1 の続きです。

高校男子バスケ部の40人とは、バスケノートのやり取りでコメントを書いたり、

体育館のコートの横で、個別に話をしたりしています。

ひとりひとり、バスケのキャリアも違うし、運動能力も違います。

また、ヘッドコーチからの指導に対する反応も、微妙に違うのです。

ミニバスや中学時代に、どんな指導を受けてきたか、が如実にでます。

そういうメンバーを、高校男子バスケ部のメンバーとして、

同じ方向に向かっていけるように、働きかけをするのが、

メンタルコーチの大事な仕事です。

最近、この本をヘッドコーチに勧めて、一緒に読んでもらっています。

内田樹さんの修行論です。

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生徒の心を整えるには、まず、指導陣の心が整わないと、

何の意味もありません。

ヘッドコーチをされていいる方は、

ほとんどの人が、バスケットプレーヤーだった方です。

キャリアだけで、指導しようとすると、必ず壁にぶつかります。

ポイントは、コミュニケーションのチカラです。

「黙って俺についてこい!」といっても、

イマドキの子どもはついてこれません。

怖がって、ついてこない、というのが現状です。(苦笑)

指導する側が、きちんと言語化して、

相手に判るように伝える姿勢をみせることが、

大事なのではないか、と感じています。

どのチームのヘッドコーチも悩みは、ほぼ同じです。

「言っていることが、伝わらない」

「生徒が理解しない」

この状態では、心が整うどころか、バラバラになり、

大事な場面で、空中分解してしまいます。

まずは、指導者の心が整うこと。


ここからがスタートです。


続きます。