定着しつつある前説 | 浅草鮪組®︎の舞台裏

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浅草鮪組®︎一座の座長が綴る舞台裏。日々の活動や珍事件などを座長視点の”主観”でお伝えします。

浅草鮪組一座のマグロ開体演舞を披露するにあたり、すっかり定着しつつある浅草忍組の忍者芸による前説について。

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なぜか、ウケるのです。
”大盛り上がり”という言葉はまったくもって適切ではないのですが、ウケるのです。

そもそも忍者とは何か。

忍者(にんじゃ)とは、飛鳥時代から江戸時代日本で、大名領主に仕え、または独立して諜報活動破壊活動浸透戦術謀術、暗殺などを仕事としていたとされる、個人ないし集団の名称。その名は日本国内にとどまらず、世界的にもよく知られている。」

と、ウィキペディアにあります。

これらの仕事を想像するに、目立たぬように密かに活動するのが忍者であると思うのですが、浅草忍組はあまりにもオープンなわけで。


忍者芸の冒頭、
「こんにちは、忍者です」
と、比較的さわやかに挨拶をかまし、

それが”なぜか”ウケるのです。


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油断した隙に、


というブログまではじめています。


前説という任務を遂行する浅草忍組なので
舞台を軽〜く温めてからマイクを渡してほしい。

でも、よくスベるのです。
冷やしてくれたりするのです。

太刀の抜刀では、
「こわ〜い」
と子供たちがうっかり口走る始末。

しかし”なぜか”ウケるのであります。

大爆笑はありませんが、笑いはあるんです。


先日、初披露した「マキビシの術」では
子供たちが揃って身体を動かしているんです。
参加しちゃっているんです。


なかなか私には理解できない状況なのです。


でも、お客様が楽しんでいただけているのであれば浅草鮪組一座としては、オッケー牧場なわけで……


だからなのか、乗ってきてしまったのか、たっぷり時間を使ってしまうことがあるんですね、前説のはずの忍者芸。


そして、主役のマグロ開体演舞を始めます。

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そして私は主催担当者からいわれます。

「まきでお願いします」


浅草忍組へのお願い。

もう少し
短めにお願いします〜。


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