アカデミー賞のノミネートの発表を
24日と書いてしまったのですが、
昨日でしたね。
おかげさまで無事グレン・クローズ様
本作で主演女優賞にノミネートされました。
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本作の舞台は1992年、
小説の発表は2003年です。
またずいぶん経ってからの
映画化だなと
僕自身もお話もらってすぐに、
思ったりもしたのですけれど、
ゴールデングローブ賞の授賞式での
スピーチで
グレン・クローズ本人がどうやら、
妻として、母としての
このジョーンを演じるのに
十四年かかったといった主旨の発言を
しているようです。
それが自信みたいなものの問題なのか、
あるいは彼女自身、
このジョーンには、
年齢を重ねてから挑むべきだと
そんなふうに
考えたりしたのかどうかは
さすがにわかりませんけれど、
やはりそういった気概が
映像に如実に現れて
いるのだろうと思います。
ちなみに本作、
原題は映画小説ともシンプルに
「THE WIFE」だったりします。
作家とその妻という特殊な設定、
そしてノーベル賞受賞式という
普通の人間ではほぼ
経験することのない舞台でありながら、
その中で繰り広げられるドラマは
なんていうかこう、
ああ、こうなるものかもしれないと
観る者読む者に
感じさせるだけの力を持っている。
たぶんそういうのを
普遍性というのだと思います。
本作に関わることで、
また一つ勉強させて
戴いたなと思います。
あ、原作はヘルシンキ賞ですが。
さて、ついでながら、
今週の日曜の道新さんの記事が
WEBでも読めるようになった模様です。
さすがに直リンは控えますが、
訪問というコーナーです。
トピックはこちらの書籍です。
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写真が出るのはいつも
非常に気恥ずかしいのですけれど。
ま、久し振りですし。