Juli | Tokyo de Kurasu

Tokyo de Kurasu

日々の出来事について書いています。

2ヶ月間かけて船便の荷物が家に届きました。
ほとんどウィーンに捨てていったので、本と冬グッズ、着物、楽譜、食器の一部がダンボールに入っていました。

梱包を今回はきちんとやった&日通さんのおかげで
食器は全て割れていなかったので本当に良かったです。


今週は映画館に久しぶりに行きました。
ウィーンの作家であるシュテファンツヴァイクからインスパイアされたらしい映画。ちょっと変わってました。


先日ブログでも書いたアンサンブル大会ですが、
そこへ来たドイツから来たピアノの上手な人は、日本人かと思うほどの上手な日本語を話していました。まあそこはせっかくのチャンスなので、ドイツ語を使わせてもらいましたが。

ピアノ、チェロ、ビオラ、バイオリンで色んなカルテットの曲を弾けたのは、本当に本当に楽しかったです。
今度はグランドピアノが2台ある広大なお屋敷のアンサンブル会に行きます。



今日は5年ぶりに、幼なじみのお姉さんに会いました。
来月からアメリカで5年間暮らすらしいのですが、私がスイスへ旅立った4年前のことを色々と思い出しました。


その方が英語圏で暮らすということが羨ましいです。

生活のためにドイツ語の必要性を感じ、イチから始めて少しは出来るようになっても、日本では必要性が全くないという今の状況をみると、
全て分かって勉強はしていましたが、少しさみしいです。


英語圏だったらどんなに楽だったろう、とスイスやオーストリアの日本人仲間とどれだけ話し合ったことか分かりません。

スイスでは、スイス人がせめて標準ドイツ語を話していたら!と日本人仲間とよく話し合いました。(語学学校と街中で使われるドイツ語には大きな差があります)オーストリアでは、標準ドイツ語に近いドイツ語を話すため、スイスほどの大きな悩みにはならないものの、何でこの国は英語圏じゃないんだろう、とよく話し合ったものです。


でも、今日ウィーンで仲良くしていたイレーナから手紙が届きました。

内容を要約すると、
あなたは東京で仕事を全力でやりそうだけど、人生にはプライベートを楽しむということも重要だという事が繰り返し書かれていました。また、何か辛い事があったら私に何でも言っていいからね、という素敵な内容で締めくくられています。

仕事好きな日本人から、こんな内容の手紙をもらうことはあるでしょうか?仕事よりも、趣味や家族、旅行などを最も重要視するヨーロッパならではの手紙でした。

私宛のこんなに素敵な内容をドイツ語で読めるというのは私の財産だし、これからも大切にしていきたいなぁとあらためて思いました。