結婚記念日 | Tokyo de Kurasu

Tokyo de Kurasu

日々の出来事について書いています。

2月28日は、2年目の結婚記念日です。

記念として、
今年は楽友協会の演奏会へ行きました。

ウィーン はじめての生活

楽友協会は
私の大学時代に演奏旅行で弾いた場所で、
私にとって大変思い出深いホールです。








今回の曲目は、
シベリウスのバイオリン協奏曲
スメタナの「モルダウ」交響詩


演奏はウィーン交響楽団で、
指揮者はズデニェク・マーカル氏。





この方、どこかで見た事がある指揮者だなぁ・・・と
演奏中にずっと思っていたのですが、
帰宅後にようやくスッキリしました。


ドラマ「のだめカンタービレ」で、
セバスチャーノ・ヴィエラの役をやっていた方でしたマングース













演奏はどれも大変素晴らしく、大満足。
特にコンサートマスターの弾き方は、
お手本となるほどの完璧さだと思います。


ウィーン はじめての生活
                                            ※公式HPよりお借りしました
ソリストの
ヤン・ポスピヒャル氏も、素晴らしい演奏でした。

速いパッセージのたびに
(余計なお世話ながらも)ヒヤヒヤしてしまいましたが、、、


楽章ごとに弓の軽さ、弾き方、
ビブラートのかけ方が全く異なり、

一見かるく弾いてながら大きい音が出るのか不思議・・・


この曲は変拍子が多く、オケと合わせるのが激ムズなはずなのに
聴き手にそれを感じさせない凄さ


など、、
見所満載の方でした。

















一方、残念なこともありました。


1列目の真ん中に座った
中国人観光客のマナーがあまりに悪く、

演奏直前の挨拶をする際には
壇上に手を置いてオーケストラを激写し、

演奏中には、
演奏時間の半分もの間 iPhoneで動画を撮影していました。






ソリスト、コンマス、ビオラ奏者などは、
演奏中でありながら
動画を撮影されている様子が気になっており、

彼女の動きをずっと追っていました。。。










そのほか、楽章の合間にも関わらず

フラッシュをつかって
写真を撮る観光客もいました。




正直いって、こんなにマナーの悪い演奏会は
私の中で初めてです。







特に、動画撮影に関しては

どこの国であっても完全な違法行為であり、



観光客なら何をしてもいいと思っているところが
あるのではないか、と不快な気分です。




動画を撮影する人に対して、
何度も演奏中に注意しようと思ったかわかりませんが

相手が英語が通じるかは不明で
また、お国柄が違えば
悪い事をしているという認識もない可能性があるために

演奏中に揉めるのも嫌で、注意できませんでしたメラメラ


ウィーンが世界的な観光地だからこその光景なのではと思いますが。







話はそれましたが、

演奏会中には、大学時代の演奏旅行のことを色々思い出しもしました。

演奏旅行のときにはあの席で弾いていたんだな、
あの時はヨーロッパに来ることは当分ないと思ってたな、
でも人生って想像できないもんだな、、など。


色々と感慨深い演奏会でした。
何より感動したのは、自宅から30分程度で着いたことかもしれません。