住まいの「リノベーション」が人気となっています。「HOME,S総研」が6月に発表した研究報告書「STOCK&RENOVATION 2014」によると、3年以内の住宅取得を検討している人のうち、36・7%が「中古の戸建て住宅やマンションをリフォーム・リノベーションする」ことを選択肢としていました(複数回答)。「新築よりも予算が少なくて済む」「同じ予算で新築よりも良い地域や広い家に住める」というのが理由でした。
ところで、リフォームとリノベーションはどう違うのでしょうか。
国土交通省の定義では、リフォーム=新築時の計画に近づくように復元する(修繕)、リノベーション=新築時の計画とは違う次元に改修する(改修)。つまり、時代に合わなくなった用途や機能を最新のものに刷新し、性能を向上させるのがリノベーションなのです。
最近では中古マンションを販売する際、リノベーションを施し、間取りなどを変えて新築同様の部屋にして売り出すケースが増えています。そうした方が価格が少し高くても売れるのだそうです。