【週間視聴率トップ30】テレ朝系、連続ランク外 4/7~13 | 毎日のニュース

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 実は前週、一過性の現象だろうとみて触れなかったが、2週連続となったので書かないわけにいかない。前週も今回も、トップ30にテレ朝の番組が1本も入らなかった。この週、一番高かった9日の「報道ステーション」でも12・6%。平成25年度にプライムタイム(19~23時)で“1冠”を獲得したテレ朝だが、年度が替わったとたん、まさかの失速、ということはあるまいが…。

 代わりにこのところ目立つのがTBSの復調ぶりだ。トップ30に前週はフジが6本、日テレとTBSが5本ずつ。今回は日テレ7本、フジ1本に対し、TBSは5本で、うち2本が新ドラマ。昨年夏に超高視聴率を取った「半沢直樹」以降、とりわけ同局ドラマへの期待感が続いているのかもしれない。

 とはいえ、この週は(も?)上位30本のうち17本がNHK番組(うち「ニュース7」6本、月~金の「おはよう日本・首都圏」は5本とも)。どうにもバラエティーに乏しく、ランキング表を作成していて張り合いがない。前週から始まった朝ドラ「花子とアン」は初回から連続20%超をマークしており(この週の最高は11日の22・3%)、「梅ちゃん先生」「あまちゃん」「ごちそうさん」と“朝ドラ黄金期”が続いていること、また3月末に12%台に落ちた大河「軍師官兵衛」も、その後は2週続けて14・9%と、どうやら持ち直したことに感心するしかないようだ。(山根聡)