阿寒湖で氷割り 遊覧船が春を出迎え | 毎日のニュース

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 国の特別天然記念物マリモが生息する北海道釧路市の阿寒湖で、遊覧船の運航に備え、湖上の氷を割って航路を開く作業が本格化している。遅い春を迎える準備だ。

 航路づくりに励んでいるのは遊覧船「ましゅう丸」(188トン)。現在は客を乗せていないが、今月21日から約1週間は氷上遊覧が楽しめる。5月から11月末までは湖畔の景勝地やマリモ展示施設のある湖上の島を回る定期便が運航する。

 ましゅう丸を運航する阿寒観光汽船(釧路市)によると、ことしは結氷が1月上旬と例年より10日ほど遅く、解けるペースも遅めという。