組員窃盗事件で証人にうその証言させる 弁護士の有罪確定 岐阜 | 毎日のニュース

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 窃盗事件の公判で証人にうその証言をさせたとして、偽証教唆罪に問われた岐阜県弁護士会所属の坂井田吉史被告(40)を懲役3年、執行猶予4年の有罪とした岐阜地裁判決は、控訴期限の8日までに検察、弁護側双方が控訴せず、確定した。

 坂井田被告は弁護士法の規定により弁護士資格を失った。

 判決によると、坂井田被告は、弁護人を務めていた指定暴力団山口組系組員が記した偽証を指示する手紙などを証人の男2人に読ませ、組員の窃盗事件の公判で関与を否定するなど嘘の証言をさせた。