フランスで最も美食な街と呼ばれるリヨンで生活していた春。
たしかにムッシューボキューズに代表される美食の街はリヨンであることは疑いもないことだけれど、世界中から美味いものが集まってくるのはパリである。新しい驚きと興奮に目を見張った。

フレンチのオムレツは焼き色をつけないところがポイント。
簡単なようでいて鍋の種類、タイミングなどなかなか難しい。
完璧なあつあつのオムレツを提供してくれる。

朝食前のアミューズと言ってクレームブリュレ。

エッフェル塔、ルーヴル美術館、凱旋門、その次くらいに優先順位がきてもいいのではと思うほどお気に入りのギャラリーラファイエットの食品館。
その中にあるハモンセラーノを目の前で切って出してくれるお店。
カウンター席に、どんと座り、注文を取りにきてくれるのを待つ。日本のように、すんなりオーダーを取りにきてくれることはあまりないので、じっと待つよりも積極的に声をかけてみるのも良い。
昼間からワイン片手にハムをいただく贅沢な時間を満喫できます。

ギーザヴォワ

ホワイトトリュフのリゾットは思い出すだけで生唾

ドレッサージュも勉強になる

ランブロワジー
ウフモレットのブランマンジェ アルバの白トリュフとセップ茸のエミュルジョン
当然のことながら自分では絶対にできないな~と思わせる料理の数々。

苦みのあるカカオのタルト モカのアイスクリームとともに
こちらも絶妙。

プチフールの域を出たスイーツ。
大人数で食卓を囲むのは、楽しいなぁと心から思う瞬間。

ラヴェニュー
昼と夜の顔ががらっと変わるお店。

舌平目はとことん上品に

マッシュポテトはバターたっぷりでクリーミー
ボキューズでポテトの勉強をしていたときに、ロブションのマッシュポテトも学んだのだけれど、バターとポテトが同量!あれほど濃厚ではない具合。

手の行き届いた中庭

どこで買っても美味しいスイーツの数々

ラファイエットの食品館でゲットできるデュカスのチョコレート。

プロ向けのキッチン用具はこちらで
E.Dehillerin
La bovida
徒歩数分の距離にある2つのお店。

ずっと探していたマシンも発見。

和食も日本で食べるのと変わらないほど高品質。
エンの鮪丼

上品さを失わず、新しさを取り入れていくパリは紛れもなく世界1のグルメの街であろう。
