【日光の旅】迫力の日本両棲類研究所 | Better Days・。☆・゚映画と子連れ旅のブログ 

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 子どもがいても、たまには異国を旅したい。を目標に、ふだんは映画鑑賞記録、ときどき旅日記を書いています。


うちの長男はイモリを愛している。

コロナが広がった年に飼い始めてもう4年。

昨年からは2匹めも飼っている。


自然観察に最適なイモリのいる山のため池も訪れている。

ものすごい自然豊かな場所にあり、とある詳しい人にこっそり教わった場所。乱獲や生態系の破壊のないよう、我が家は誰にも教えていない。

捕まえて観察したら池に帰している。



我が家のイモリは2匹とも、えさを食べて水槽内を泳いだり隠れたりして、反応はほとんどない生き物だ。何が面白いのか分からないのだけどかわいがっている。



そんな彼が数年前から気になっていたのが、栃木県日光市にある「日本両棲類研究所」。



行こうと思いつつ、実現していなかった。

来年には中学生だし、行けるうちに行っておこうと6月のとある週末、思い切って旅立ちました。



↓「ヤッホー」と轟さんばりに叫びたくなるほど気持ちよい青空だった。



車で山を越え、県境を越え、さらに激しい山道を越える。

↓中禅寺湖


↓湖畔のレストランで食事。釣りとライダーに人気らしい店でボリューム満点だった


湖畔は日本人だけでなく外国人観光客も多くいた。
観光地らしいところに全然行かないから、コロナ明けのインバウンドの実態を見たのは初めてかもしれない。


↓湖畔にひっそりたたずむ日本両棲類研究所


周囲は混雑していても、ここは空いてるう〜。

そりゃあよほど好きな人しか来ないでしょう。

入場料は大人1000円。



↓アカハライモリがお出迎え


↓ここでしか買えない?!オリジナルのぬいぐるみ。


↓トイレの表示もイモリ


日本国内に生息するイモリは、基本アカハライモリ一択だって知ってました?
腹が赤いからその名がついてるよ。体には毒があるよ。
日本全国、アカハライモリしかいないそう。


↓47都道府県のアカハライモリ!圧巻の展示。

近づいてじっくり見ていると、南のほうのイモリは小さいのが分かる。


↓都道府県別、腹の模様の比較マップ。

こちらのイモリは模型。
マニアックな展示だ。


ここは面白い。長男は興味津々、次男も面白がっていた。


アカハライモリは体の一部が欠損しても再生するという能力があり、近年再生医療の観点からも研究が進んでいる。
施設内にはイモリの脳や眼、足などの再生の実験を解説する映像やパネルがたくさんある。



ところで、両棲類はイモリだけじゃないよ。
ウーパールーパー、サンショウウオ、カエルも両棲類。

↓オオサンショウウオ。1メートル以上の大きさ。


↓イモリと違ってサンショウウオは国内に複数の種類がいるらしい。


↓赤い目玉のカエル。


研究所所長の篠崎尚史さんは、90年代にウーパールーパーの一大ブームを巻き起こした張本人らしい。


↓館内にはオシャレカフェがあり、なぜかヘビ乗せ〜

ヘビは爬虫類。
なぜこのヘビはヒトに噛みつかないのか、飼育方法をスタッフに教えてもらった。


↓死んだイモリを悼む碑


子供たちも大満足だったようで、来て良かったです。


はぁ、そして次は日光のホテルと日光東照宮について記録しようかな。やる気があれば。