ギリギリまで確かに優柔不断という言葉は悪い意味で使われることが多いけど、見方によれば断じることなく優しく柔軟にとも読めるなぁと思いました。左官のプロとしてとことんを追求する久住有生さんがプロフェッショナルで報じられていました。時には50回以上も試し塗りをして仕上がりにこだわるとのこと。ギリギリまで施主と悩んで決める姿勢を見ていて、決して自分だけの想いではなく、相手の想いを引き出して応えてあげようとしているのを感じました。高い技術と優しく柔軟な姿勢が良いモノづくりの大事な要素なのだろうと思います。