熊本県椎茸友の会研修会 | 浅香椎茸園のブログ なばやまさんのなば作り

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原木を用いた椎茸栽培の作業状況などを紹介しています。

熊本県椎茸友の会は椎茸生産者で立ちあげた親睦会です。
椎茸生産者は農業に比べ少なく、各地域の中山間部にいます。
主な主産地は菊池、阿蘇、上益城郡、人吉・球磨郡です。
熊本県内に点在する生産者の交流を目的に設立されていて、40年近くになります。
会員は専業を含め生産規模が大きな生産者が多く、熱心に椎茸栽培に取り組んでいます。
熊本県椎茸友の会では生産者の技術向上のために冬と夏の年2回研修会を開いています。
今日はその研修会で熊本県上益城郡山都町(旧清和村)に行ってきました。
あいにくの雨でしたが、約50名の参加がありましたよ。



研修では、山都町の興梠博文さん、中村健一さんの椎茸栽培施設を見学しました。
ほだ場は明るく間伐され、きれいに整備されていました。
周囲には防風ネットが張られ、散水設備も整っていました。
散水設備の有無は生産量に影響するので、必ず準備したいですね。




興梠さんのほだ場では孟宗竹を割ってほだ木を立てる杭に利用していました。
家ではヒノキを使ってますが、木が大きくなると杭を集めるのも大変です。
孟宗竹は太く、分厚いので二つに割っても強度があるんですね。
打ち込んだ竹に有刺鉄線を張り、うまくほだ場を整備してありました。



中村さんは他のお仕事もありますが、近年椎茸栽培に取り組み、年々植菌量を増やすなど熱心で意欲満々の方でした。
私達も負けてられませんね。



研修の後は、新年会です。
これから始まる椎茸のシーズンに向けて、いろいろ話が弾んでました。
人の話を聞いたりすると「よし、がんばろう!」という気持ちになります。



息子くん、友の会デビューでした。
私が生産者の仲間に紹介するとしっかり挨拶していました。
新年会でもじいちゃん達と人見知りせず話しているようでした。
見ていてうれしいです。(*゚ー゚)ゞ

さて、明日からまた玉切りです。
がんばります。

おやすみなさい。。。Zzz…(*´?`*)。o○