青春だった頃の渾身の1枚 / C5557 | 東上線ブログ

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東武東上線ユーザーのブログです。季節折々の風景と共に趣味で撮影した写真をアップします。

人生、終盤にさしかかると、

 

・断捨離

・身辺整理

・やり残した事はないか等

 

と若いころには考えもしなかった事を考えるようになります。

 

こう考えるのは私だけではないみたいです。

 

若いころに撮影した写真。

何もしないと・・・・、

いづれゴミと化してしまう運命。

 

当時は若いなりに一生懸命考えて撮った1枚。

 

もったいない。

 

同志と見せ合って当時の想い出に浸るのも良いのかと。

 

 

私からもC5557のシルエットの写真を。

 

1975年(昭和50年)01月02日撮影  Canon FTb

 

宮崎~南宮崎 大淀川にて客541レ次位回送

この時点で残っていたSLはC5557、C5795、124、175の4両で入換用に使われておりました。

宮崎機関区にはもうSL配属されておらず、

鹿児島機関区の配属で回送されて宮崎まで来ておりました。

ラッキーな事に確率1/4で門デフ、スポーク動輪であるC5557である事がシルエットで分かりました。

DF50とC55の重連+旧客なんて夢のような組み合わせですね。

 

ネガカラーでフィルムが残っていますが、前後のコマは無く、

この場所に来るのを待って1ショットで決めた1枚です。

高校2年生17歳の作品です。

撮影時刻は17時45分頃、東京では真っ暗ですが、南国宮崎では残照が未だある時間。

と言っても当時のカラーフィルムの感度はISO100でギリギリの明るさ。

どうにか写し止める事が出来たといった感じですね。

今のR5でしたら連写してこのカットも得られたでしょうが、

この時は右手人差し指にブレない様にしっかり構え雲の手前で慎重にシャッターを切ったものと思います。

今では考えられない緊張の中で撮った渾身の1枚。

 

SLダイヤ情報より

 

 

 

蒸気機関車より

 

 

 

 

SLダイヤ情報より