技術の進歩は著しいものがあります。
しかし、その都度メディアが変わり互換性が無いのには困ったものです。
写真データ、フィルムはスキャナーでデジタル化し現像ソフトを駆使すれば
かなり現実感のある映像が得られるようになりました。
が、困ったのはVTRテープと生録テープです。
自分史で恐縮ですが、
中学生の頃はSONYラジカセ1300というモノラル生録から始まり、
大学生の頃はSONYカセットデンスケで少し本格的にSLの生録にも挑戦しました。
九州福岡県貝島炭鉱アルコ22号機
カセットデンスケでの生録風景をキャノンFTbで撮影しています。
この音は自分で言うのもなんですが、
素晴らしい臨場感で、その場にいるような感じに包まれます。
もう何十年も前になりますが、コッペル32号機が保存されている直方市石炭記念館に、
ダビングして送った記憶があります。
実はコチラにはマスターテープしか残っておらず、今再生できるか不安なのです。
※ 貝島炭鉱線のアルコ・コッペルのブログは又写真整理してからアップしますね。
平成14年頃ですが、約2年間某施設の設備機器の中長期更新計画書を作りに通っていました。
朝霞駅5時台の電車で北朝霞駅から武蔵野線で東松戸駅まで行き北総線で通っていました。
早朝、深夜の乗客の少ない時間帯に乗車する事も多く、車内で103系の生録したり、
新八柱駅でしたっけ、地下構造みたいな駅で音の反響がとても良かったので、
途中下車してEF65等の貨物の音も生録しました。
この時使ったのはMDウォークマンです。
これもマスターはあるハズですが再生可能な機器が残っておりません。
JRの定期券なんて俺に与えたら休日はこうなるわなぁ(笑)。
三郷駅ホームからだったでしょうか。
この頃低運転台の27F、28Fを狙って撮影していました。
この日も、日本国土地理院の地図と日の入り方位を見比べて
線路の延長線上に太陽が沈むタイミングと27Fを狙ってみました。
バーミリオンオレンジと夕陽のオレンジでコーディネートしてみました。
フィルムはリバーサルフィルムコダックEBXとありました。
カメラはEOSー1NHSかRSです。
録画テープで言えば、
VTRベータマックスで録画した水郡線C56や秩父鉄道のC58363デビューの頃、
試運転に足しげく通った記録もマスターテープが残っているハズです。
デジイチを使って撮影しながら同時に、
東上線8000系や航空機を録画したのが、
DEGITAL HD VIDEO MiniDVという規格です。
その当時の最先端機材で記録したのですが、
今となっては再生する機器がありません。
わずか10年程前の記録です。
優先順位決めてデジタル化したいです。
だって今振り返って再現出来ているのは写真だけですから。
でも多趣味といえども一貫性はあるでしょ。
子供の時から大人、年とってからも鉄道、写真が好きなだけです(^^;