【不登校】娘が不登校を選ぶまで④中学入学 | 不登校から始まるもの

不登校から始まるもの

【不登校って問題?】
子どもが不登校になると、突然のことにどうしていいか分からなくなって混乱する…。
そんな先の見えない不安な毎日から、安心が当たり前の毎日へ。

 

こんにちは、咲おりです。

 

 

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▽前回まで▽

 

 

 

 

娘の中学校生活はリモートから始まりました。

 

 

登校が始まったのは2020年6月。

 

 

新しい学校生活に期待していた娘でしたが

 

 

電車で同じ方向に帰る子と話が合わない

 

 

まずそんなことを言っていました。

 

 

私はあまり深刻には捉えず、

 

 

その子と一緒に帰らなくてもいいんだよ?

そのうち部活が始まったりして

一緒に帰ることもなくなるんじゃ?などと言って

 

 

よくあること、と思っていました。

 

 

結局、夏休み前まで部活は始まることはなく

娘は話の合わない子と毎日一緒に帰ってきて

 

 

他のクラスメートとコミュニケーションを取ることなく

そのまま夏休み前には登校しなくなりました。

 

 

そうして始まった不登校でしたが

 

 

今にして思えば

 

 

小学6年生のときに学校へ行かなくなった娘と

中身が何も変わっていない状態では

 

 

中学校生活を送ることはできなかったのでしょう。

 

 

娘にはもう、それだけのエネルギーはなかった。

 

 

私の価値観も意識も

娘への態度も何も変わっておらず

 

 

あのとき娘が不登校にならなかったら

 

 

私は今も 娘のエネルギーを奪い続ける親で

 

 

自分の人生に向き合うこともなかったと思います。

 

 

娘は、自分の人生を取り戻したかったし

 

 

私にも取り戻して欲しかった。

 

 

 

2年近く不登校と付き合ってきた今

 

 

そういうことだったんだと思っています。

 

 

 

学校に行かない状況はそのままの娘ですが

 

 

確かに自分の人生を歩いているように見えます。

 

 

色々な迷いや葛藤、喜び、

 

 

今 娘が味わっている感情は

 

 

今だけのもの。

 

 

そうして生きていけばいいんだなと

 

 

娘をお手本のように思うときがあります。