日本舞踊の稽古!写真を見て気付く笑 | 麻倉ゆうき*役者だらけの日本舞踊教室「麻春会」のブログ

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役者・舞踊家・振付家・日本舞踊教室「麻春会」会主。
「誰でもできる日本舞踊!」「踊っても観ても楽しい日本舞踊!」をお伝えします!
必須科目の役者さんから、自分を変える趣味を探している方まで!日本舞踊を通して共に成長して参りましょう!

なんかいつも笑ってるのよねほっこり


日本舞踊の稽古。



と言う事で!




 昨日の麻春会稽古


普段見る事のない日本舞踊の稽古を皆さんにお伝えしたくて、余裕がある方に写真を残してもらっています。



稽古中はお互いに必死なので、私も写真を見て気付く事もしばしば。




全部笑ってる???


これだけ見たら、本当に「笑い」ながら稽古しているように見えますが稽古中は何の違和感もないんですよチュー



そうなんです。



難しすぎて、それが又楽しくて・・の顔なんですよね口笛



簡単に言うと、「必死」あせるあせるあせる


眉間に皺寄せたり、できない・・とうなだれるより断然いいですよねゲラゲラ



「粋」なジャンルを突き詰めてかなり形になってきたので、今はドォーンと構えた壮大な役を勉強中。



「石橋物」(しゃっきょうもの)と呼ばれる「獅子」を題材にした曲です。


毛振りは、なんとなく目にした事もありますよね。


白や赤の長い毛を振る「連獅子」とか。




この曲は、親獅子と子獅子を1人で踊ります。

毛も被らないし、最後は獅子の顔に見立てた「扇獅子」を持ち終わります。


稽古しやすいし、素踊りの会にも出せる曲です。


(もし毛を被る曲なら実際にないとできないし、被るなら衣装もないと舞台にあげられない)



子獅子になる箇所は少ないのですが、飛び跳ねたりしますのでかなりハードニコニコ




(やっぱり笑ってるチュー)

(子獅子は、ご存知のように崖から落とされます。で、笑ってたら怖いよねゲラゲラ)




ラストの扇獅子部分。

写真にあるように、振り渡しの時はお扇子に紐をつけて代用します。


手順が入ったら、小道具を実際に持って使い方や角度や位置を伝授します。



もう少し稽古が進んだら(振りが自分の物になったら)、この


「ヒェ〜、難しいぃ〜!」



の笑顔は消えていきますので皆さんもその時をお楽しみにほっこり



大汗かいて

「カッコいい!難しい!楽しい!」

と終わる稽古。


「後々、息の抜きどころがわかるからね!」


「今は、ずっと全力ですあせる


「13分それだと、見てる方もつらいよ」


この会話も、過去の話になっていくでしょうほっこり




彼は、役者さん。
役柄的にヒゲを保守しています!

前回の会の時も、撮影の繋がりがあるので剃れないんですが・・と。

舞台に上がる時は、男性も髪をさっぱり整え身綺麗にしますがもちろんOKに。
最後のご挨拶で私から一言添えました。

仕事に活かすために日本舞踊をやっている役者陣ですからね。

本番前に、「先生・・坊主にならなきゃいけないんですが舞台に出て大丈夫でしょうか?」
の人もいました。


女性も、結い上げた方がいい曲だけど伸ばせない。
など、いろいろあります。


その場だけでも変えられる髪の色だったら、工夫してもらいますけどねほっこり





いろんな年代の方がいます。

抱える環境も違えば悩みや問題もそれぞれ。


私は聞くだけしかできませんが、みんな話してくれる。


私が通った道もあれば、通らなかった道もあります。



日本舞踊どころじゃない。

そう思ってもおかしくない事を抱える時もあるでしょう。


少しお休みしても、戻って来やすい場所でありたいですね。



麻春会は、日本舞踊の上達よりも・・って言ったら日本舞踊教室じゃなくなっちゃうので・・日本舞踊の上達のためにも心身を整える場所です。


自分の為だけにある、贅沢な時間。





仕事が忙しくて振り忘れちゃいましたえーん


来ただけ偉い!



私は振りを覚えるのも仕事なのでそうはいきませんが、1番大事なのは続ける事です。




続けてたら、そりゃぁいろんな時がありますよぶー


みんな同じです。






皆さんも、長く続けている物ありますか?


辞めるのは簡単だしいつでもできる。


経験は残るけど、その先の景色は見る事できませんよね。


絶景を見たくて頑張ってるんだからもったいないよね・・見ないと!




日本舞踊教室「麻春会」ホームページ


さぁ、貴方も最初の1歩を!


飛び出さないと、綺麗な景色は見られませんよウインク



体験稽古は近所に散歩気分でね!

楽しかったら、一緒に遠出しましょうおねがい