すみません。間があいてしまいましたね
続きと参りましょう。
見所たっぷりの曲が並ぶ中・・
これは、私振付ではありませんが以前少しお話しした松井誠座長の登場です！
舞台前面のセリ上がり。
お扇子で顔を隠してますが、皆さんわかるんですね。拍手喝采
お客様に紛れて見ておりますので、生のつぶやきが聞こえます。
「ヒャァ
誠さん！」
「やっと出て来た！」
心の中で「お待たせいたしました」と返しました
これぞ、男舞踊！の熱く力強い踊りから、センターに直道登場。
この「絵」にひたすら感動
からの、
「これぞ、男舞踊！の熱く力強い踊り」✖️2！
稽古中から、「これ私、前で見ててもいいの？」ってぐらいでした。
花道を全て使っての激しい踊り。
しかも、音は生の太鼓演奏。
息が合ってないと絶対無理。
間を合わせ、目を見て、空気を感じて。
最高でした
(スーパーハードなこの曲の後、誠さんは花魁になるんですからね
)
そして、作品最後の舞。
豪華４人花魁×花園直道
せ・き・に・ん・じ・ゅ・う・だ・い
前にもブログに書いたと思いますが、最初の依頼で「え〜〜
」と言ってしまった曲です
なんでか・・
まず「花魁」だと言う事。
豪華な花魁の拵え。
1人出てくるだけでも一気に豪華になります。
ただ、その反面・・
あまりに重すぎてゆっくりした決まった動きをするしかないので振付しようなないよな・・
って普段から思ってたんです。
(この衣装の時、私は客席におりますので手元に写真がなく小太郎氏のXより拝借しました)
(デヴィ夫人のドレス姿と共に)
(3人共美しい
)
この衣装ですよ
さぁ、どうしたものか・・
そして、もうひとつは・・
私が松井誠座長に振付するなんて
でした。
これ又、話が長くなるので簡単に言うと。
28年前ぐらいからのファンなんです
初めて拝見していきなり度肝を抜かれたと同時に、
「必ず同じ舞台に立つ！」と自分に宣言。
少しして、紹介してもらう機会をもらう。
座長公演に何度も出演！
(出番以外もずっと舞台袖で観てました)
時を経て、なんと振付する事に
28年を簡単に言うとこんな流れなんです
このように直道が20年を振り返る公演で、私も自分の人生を振り返る案件がいくつもありました。
最後に、「この4人を知り尽くしているゆうきさんにしかできない！」の言葉で妙に納得してしまった次第です。
しかしこれも、舞台機構の関係で作り直しがあり・・
どうやったって4人の花魁が出てくれば全て正解だと思うのですが、私自身が「これ以上はない」まで持っていきたかったんです。
だって、こんなチャンスないから！
いきものがかりの「SAKURA」
花魁にピッタリでしたね。
ただただ、美しかった。
問題はここから！
なんと、曲が乗り替わり・・
「SING! SING! SING!」へ
そこにスッポンから直道が登場して5人の踊りになります。
この早間、花魁をどう使う？
始めからわかっていました。
直道と誠さんが芯になるんですが、誠さんは花魁姿でもいかようにも動いてくれる事を。
ある場所でバッタリ会って相談。
うん。動くよ！
即決です。
遠慮はいらない。
私が観たかった、前代未聞の動き回る花魁の踊りをつくろう。
奇跡的なこのメンバーだし。
直道の20周年記念だし。
で、できた曲です。
やはり、衣装問題はありました。
でも、4人共やってのけました。
終わって感想を言っていただくのも、「花魁が凄かった」って言葉です。
今までの出会い。
そしてこんな機会を与えてくれた環境に感謝するのみです。
素晴らしい舞踊がありましたが、自分の事だけのお知らせでした。
観てくださった方、本当にありがとうございます。
一緒に作ってくださった皆様、本当にありがとうございます。
直道、20周年おめでとう。
すごいね。嬉しいね。
完全燃焼するので、終わって寂しいとかはない私。
だだ、余韻には浸っています。
長々とお付き合い、ありがとうございました。
私もこれで一区切りです
この公演の為、お休みにした平日稽古の代行で明日も麻春会稽古です
臨機応変に対応してくれるお弟子さん達にも感謝。
明日も頑張ります