元書店員の風流れ -4ページ目

7月24日の雑感

吉原手引草
 動きの重い土日が終わり月曜日となってようやく動いていた。在庫の10分の1なので要注意。腐っても直木賞というところを見せて欲しい。

アサッテの人
 腐っても芥川賞……と言いたいところだけどまぁ棚に入ってる分にはわからないだろう。もしかしたらお客様は芥川賞受賞作が発売したのをまだ知らないのかもしれない。吉原手引草は受賞後翌日の棚に入ってるときに問い合わせがあったし。まぁ本社注文分が来てからが勝負。

カゼヲキル 1助走
 売れ筋ではないと思うけど中・高と陸上部で中・長距離走選手だった身として気になる一冊。なんと言っても作者が元世界トップクラスの選手だ。文才豊かな未経験者の本より気になるのはしょうがない。珍しく休憩室でお昼を取っていたら「ラジかるッ」? で一瞬だけ表紙が映っていた。一瞬だけと言っても休憩のシフトの関係上わたしが見ていたのはラスト10分ぐらいだけなのでもしかしたら紹介とかもあったかもしれない。いや、ゲストの宣伝程度かなぁ。数ヶ月前に同じように一瞬だけ美山加恋ちゃんの「10歳のキモチ」が映ったのを見て動くかなぁと思っていたけど全く動かなかったしなぁ。まぁ「10歳のキモチ」は知名度ダントツとはいえ少女のフォトエッセイを通勤途中の40歳前後のサラリーマンが買うはずもないという当たり前の事を見落としていたわたしの落ち度だがあせる あれ以来個人的に売りたい本でも客層に合わないものは注文自重しております、はい。
講談社BOOK倶楽部:カゼヲキル

光-teddybear2
 明日入荷予定。アマゾンもう画像きてた。帯に成海璃子さんが写真入りでコメント。100冊近く入るので2面展開すると思うのでこれは嬉しい。ただケータイ小説の続編って売れるのか。赤い糸 destinyとか今でもキミをとかLOVE at Night 2とか微妙なんだが。ゲッ、先の2作は同じゴマブックスか。同じ轍を踏んでないことを祈ろう。いや、よそでは売れてるらしいんだけどねっ。ちなみにteddybearBoxというのと同時発売。既刊とのセット物かな?

夜明けの街で
 いま、うちの店の文芸書で一番売れてる1冊。たしかホットライン(角川の書店向けサイト)によると8月1日ぐらいに重版予定。少なめに見積もって注文してたけどやばそうなので明日電話注文もしとこう。

人間になりたーい

 文芸書担当がわたし一人になったので現在色々データを引っかき回して調べてる。まぁコンピュータを独占してると他のバイトから反感を買うので一日に少しずつ何だけど、今調べてるのは曜日による販売数の違い。まだ母数がそれぞれ1なのでなんとも言えないけど、日曜日は他の曜日の半分程度しかなかった。場所柄しかたないのだけど厳しいなぁ。

 しかしコンピュータがレジとセットでしかないのでレジ休止中ってしてるのにほらっお客様が買ってやるんだからさっさとレジ打てよとばかりに無言で商品をぐいっと突き出されるのが多くて嫌だ。作業は中断されるし。お願いしますもありがとうも無い。たまにあるかと思えばさも今気づいたかのように「あら、休止中だったの、ごめんなさいね」というわざとらしい言葉。そんなこと言われても「そうですね、日本語が読めるならこれからは開いてるレジに行ってくださいね」と言える訳もなく作り笑顔で「そんなことございませんよ。どうかお気になさらず」と返さずをえずストレスがさらに溜まる罠。別に作業を中断されるのが嫌とかレジを開けるのが嫌とかいうわけじゃない。本を出すとともに「お願いします」とさえ言ってくれれば、どこかの居酒屋じゃないけど「はい、喜んで」と自然な笑顔で動けるのに、何でその一言が言えない!

 10年20年後の未来ならいざ知らず今現在レジを打っているのは「私たちは神様なのよ、おーほっほっほっ」と高笑いしながらうそぶくお客様と同じ人間だとなぜわからない! 人間なんて嫌いだ。

アサッテの人がもう出るらしい

芥川賞を受賞した「アサッテの人」が23日発売らしい。月曜日の入荷リスト見ていて気づいた。
配本1冊とか俺涙目(´・ω・`)
同じく直木賞を受賞した「吉原手引草」も23日に重版分が入荷予定。こちらは注文数より多い。
ってことは本社一括注文からかな。って注文重複してる、の、か?あせる
でも「アサッテの人」も個人的には注文してないけど本社の一括分でそこそこの数
頼んだはずなんですけどね。初の直木賞ということで幻冬舎は動きがいいのかなぁ。