ゲームの画面の画像がそのまま使えれば
臨場感が増したのになと毎回思っています
前回のあらすじ
疫病が流行っている街、マーリンドで
疫病を生み出しているドラゴンパピーの
力を弱めるためにパピーに力を与えている
穢れ、憑魔を倒していこうという
「急がば回れ作戦」へ出ることに。
強い憑魔がいる、
廃墟となった美術館に入る前に
ライラがボケをかましていたら
ドアがキィ…と開いて閉まって…。
そしてスレイには何か隠し事があり
ミクリオは気づいている模様。
今回は98%くらい右側にいらっしゃいました。
美術館の中はクモの巣と埃まみれ。
絵などは回収されず地面に落ちていたり
破損しておりボロボロである。
幽霊がいらっしゃるようで
ある部屋に入ったら絵がすとんと落ちて、
壁には血のような文字で意味不明なことが書いてあった。
『麦は踏むほど強くなる。やつらを踏んだらどうなるか?
ドスンとお腹を潰したら口から内臓飛び出した!』
読み終わると扉が開いてキャハハと笑い声が聞こえまして…。
(一人でやった時はびくびくしながらやったのですが、
2Pさんは「なんだこの厨二病は」と言ってらした。
確かに厨二病だけど無邪気な文の中に
グロテスクな内容が書いてあるのが怖かったの…。)
『剣を一振り右手が落ちた。剣を二振り左手落ちる。
悪い盗人泣き叫ぶ。痛い痛いと泣き叫ぶ。
剣を三振り首落ちた。盗っ人はもううるさくない』
「これって導師の像?センスのないイタズラね」
部屋に入ると何か食器が落ちるような音も。
これが一番びっくりした。
攻略本によるともう一つ
血のメッセージがあったのですけど
それには気付かず。
「王の胸像」
女性陣は胸像を凛々しいお顔、相当の武人、
なかなか良い男と褒め、
エドナ様は全身を見てみたいと言う。
ライラはんとアリーシャ姫はでもほとんど裸では?と
頬を赤らめているがだからいいんじゃないとニヤリと笑う。
鍛えられた身体はいいと言って盛り上がってる女性陣に対して、
スレイとミクリオは
「よく盛り上がれるね。石像相手に」
「まったくだ」と冷ややかであるが。
こっちはこっちで胸像をクローディン王やら
メリオダス王やら言い争って考察を始めてしまう
スレイ曰くミクリオは「発想が突拍子すぎる」
ミクリオ曰くスレイは「固定概念にとらわれすぎ」
(超うろ覚えです。でもきっとそう言っていた)
「よく盛り上がれるわよね。石像相手に」
「本当に」
たどり着いた先には女性の肖像画。
見上げていると背後から笑い声が響き
現れたのは全身金ピカ鎧の憑魔。
戦闘開始の時にエドナ様とミクリオの
「良かったわねミクリオ、オバケじゃなくて」
「だ~か~らぁ~」に
笑ってたらスレイさんに
「じゃれあいは後!」と一喝されてしまいまして。
ミクリオ、オバケも苦手だったら弱点多すぎでしょう!
(何が強いのか分からないけど
いつの間にかアリーシャやられてしまって
どうしたの、なんで!と思いながらやっと勝利
何があったの…)
鎧の憑魔が倒れつるーんと
兜をかぶったちまっこいヤツが
中から飛び出てくる。
可愛らしい声で
「あかん!あかんて!
もぉ~あかんゆうてるやんか~!
も、このいけずう~!」
なんだかすごくあかんあかん言われて思わず謝るスレイ。
「私、バカでしたわ。
アタックさんがいると思わなかったなんて」
どうやら兜をかぶったちまっこいヤツ、
アタックさんとライラはお知り合いのようです。。
「うちはアタック。よろしゅうな」と
可愛く挨拶するアタックにミクリオは
「変な名前だな」
ミクリオ、時々急に失礼になるのなんなの
「失礼やな~!『アタック』は
ノルミン天族に伝わる由緒のある名前やねんで~!」
ノルミン天族、アタックの容姿は
エドナの傘についてるマスコットに似ている。
けどそれに触れるとすごく長くなるらしいから
後ほどらしい。
ノルミン天族は地の主になるほどの力はないけれど、
他の天族のお手伝いができるメイドさんのようなもの。
(お手伝い?と首をかしげるミクリオが
とても可愛らしかったのです…。)
わかったようなわからないようなとスレイが悩んでいると
自分とライラの関係はわからへんよな~と
まりもっこりみたいな目でドヤリ顔を向けてくる。
またまたミクリオはツンとして「余裕で想像つくけど」
(もしかしてミクリオは初対面の人にはツンツンするんだろうか。
コミカライズのミクリオとアタックは小さいものクラブという感じで
可愛らしかった。状況は可愛くないが。)
ライラはんのお連れさんやし、
ぶぶ漬けでもごちそうするわと
ご機嫌でアタックはんはおっしゃりますが。
のこのこと歩いて行った先で
「ニコラの日だまりの少女」や
「ジャンリュックの佇む人」といった絵が
ボロボロになっているのに気づく。
「誰がこんなことをしたんやな!?」
とじたばた暴れるアタック。
スレイは「それは…」と言いにくそうにする。
見かねたエドナは
「あなたよ。憑魔化した」
エドナは言いにくいことを直球で言ってくれるんです…。
「思い出した……ウチや……
ウチがむちゃくちゃにしたんやな…大事な大事な宝もんを」
泣きながら走り出したアタックを追いかけて
ライラは優しく
「憑魔になるなんて、なにがあったんです?」と
問いかけてくれる。
アタックは芸術が大好きで
ずっと前からここに棲みついていた。
大勢の人と美術品を見ているだけで
祀られていなくても寂しくはなく、
ほっこりしていた。
スレイは「いいな。そんな生活」
と失われてしまった日常を思い浮かべ
少し寂しげな表情で、優しい声音で
相槌を入れてくれる。
けれど、国の争いが始まって人間は変わってしまった。
敵国の人が作った作品だからとけなしたり、
燃やしたりと戦意高揚に芸術を使用した。
そのうち美術品の横流しが始まり、
ダムノニア美術館は荒れてしまった。
「そいつらは金を手にして笑ったんや…
『すっきりしたな。戦争様々だ』」
悲しくて悔しくて許せずアタックは
憑魔になってしまった。
スレイは小さい体に
目線を合わせるように片膝をついて
「アタックが悪いんじゃないよ」
背を向けたままでアタックは
「おおきに。
せやけど…ちょっぴりひとりにさして欲しいねん…」
(スレイは絶対に責めないし、
無理に励まそうとしないんだよね。
「いいな。そんな生活」
「アタックが悪いんじゃないよ」
と肯定してくれるんですよね……)
(国の争いが始まって美術品と美術館は
ボロボロになり、憑魔化したアタックが
もっと荒らしたということでいいか?
血の文字はアタックなんだろうか。
笑い声的にアタックだろうか。
にしても像を破損させるのは悪趣味すぎるが、
憑魔になったからそれこそ仕方ないのか。
でも自分がそんなことをしてしまったのなら、
いくら憑魔化の影響といえど
ショックを受けてしまいますよね。)
アタックを美術館に残し外に出たご一行。
まさか芸術への想いから、穢れが生まれるなんて驚いたと。
「アタック様を追いつめたのはハイランドだ。
私がもっとしっかりしていれば…」
「穢れはどんな心からも生まれますわ」
そうです。そうなんです。
「特に危ないのは他人への憎悪」
そして天族は器からの影響を特に強く受ける。
だからスレイが穢れを生み出したら、
全員が憑魔になる恐れが。
スレイがな、驚いて悲しい顔をするんだ…
胸が痛みました。
スレイが他人へ憎悪を向ければ
スレイも穢れてしまう。
そうなればスレイを器にしている
ミクリオやライラ、エドナも穢れてしまう。
ライラはスレイとアリーシャに語りかける。
「人は、お二人が考えている以上に
力を持つ者に依存し、絶望します。
自身の理想、そして自分にできることを見誤らないでください。
救うべき人間への想いは、導師の大敵でもあるのですわ」
「うん、分かった」とうなずくスレイに
「だから、その堅苦しさが危ないんだって」
ミクリオ、どんな気持ちで言ってるんだい。
何度も言いますが、スレイはみんなに隠し事をして
ミクリオは知っているけどあえて口に出していないんだよね。
「余計な心配ですわね。スレイさんには」
「自分にできることを見誤らないで」
導師と言えど完璧にみんなを救えない、
スレイ個人に出来ること、力の限界はある。
それは悪いことではないということなんでしょう。
ゼスティリアはここ重要だと思いますよ!
どんなに頑張っても出来ないことはある、
だからと言って諦めろというわけではない、
見極めて出来るところまでは頑張るけど、
もし出来なかったとしても気に病むのではないと。
ライラはよく自分の目で確かめて、
自分の答えを出してなど、
導師だからと言って導師の型に
当てはめないでくれるんだよね。
導師としてやるべきことはあるけれど
でもスレイはスレイだと。
前の導師に救えたことが
スレイには救えないかもしれないけど、
「自分にできることを見誤らないで」ほしいと。
穢れはだいぶ祓えたから、
次はパピーを下に降す方法を見つけないといけない。
するとエドナが大樹の元に行ってほしいと。
エドナはここで自分を待つように
言い残して何処かへ行ってしまう。
そんなエドナの態度を見てスレイと
ミクリオが目を見合わせるのとても可愛いんです…。
どこかに行ってしまったエドナを待つ間、
「勝手なヤツだよ」と愚痴をこぼすミクリオは
後ろから傘で殴られる。
「なにするんだ!」と怒ミクリオは
エドナの足元のアタックに気づく。
「手伝いにきたで~!
ウチの力がお役に立つらしいやんか~?」
そうです。
アタックの力を水神依の矢に合わせれば
パピーを撃ち落とせるかもしれない…!
エドナはんがアタックに
みんな頑張ってるておしえてくれはったらしい。
エドナは無表情で余計なこと言うな
オーラ出してて可愛いやんか……。
エドナ様のそういうところが好きです。
街が元気になれば芸術を愛する心も戻るはずと。
「ありがとう、エドナ」
エドナは傘を開いて照れ隠し。
「いい案思いついただけよ」
夜は暗くて大暴れしても人間には見えない。
今夜は満月で雲は流れているので
月明かりを利用できる射撃範囲を探すことに。
街の病人たちの具合は良くなってきている。
しかし聖堂の娘を亡くしたお父さんは
「どうして娘は間に合わなかったんだ…」
月明かりを利用できる射撃範囲はなんと人の家の屋根…
なるほど、夜は暗くて大暴れしても人間には見えない…
スレイとミクリオとアタックは
人の家の屋根に登り、
スレイは左手、ミクリオは右手を合わせ神依をする。
(合わせる手は状況によって変わる二人)
アタックは「パワー・ガ・ノルミン!」と
手助けをしてくださる…
「ぐぬぬ…すごい力やあ~…!
一発しかお助けできひんわ~…!」
弓を構えるスレイの
右の視界は揺らいでしまう…が
それをカバーするかのように
ミクリオは静かにスレイに語りかける。
「一発で充分だ。スレイ、狙いは僕が」
スレイは一旦目を閉じて
「……ああ、タイミングはまかせろ」
「「いまだ!」」
2人声を揃えて矢を放ち
パピーに命中し撃ち落とす…!
「さすが!」
スレイとアタックは屋根からヒョイっと飛び降り、
ライラ、アリーシャと合流しパピーに向かう!
「まだ!ここからが本番だ!」
そのまま戦闘入るのちょっと、まてい………!!
心の準備が!でもそこが好き!
アリーシャやられそうになって
すごいデカい声でアァツ!と
叫んだこと以外記憶にない。
(アスタリアの共闘は
とても楽しかったですパピーさん)
「やった!ドラゴンを!」
「パピーだけど」
「確かに本当のドラゴンには遠いかもだけど」
「ああ、辿り着けないわけじゃない!」
そうだね、アイゼンを『救う』ための第一歩だね…。
パピーを浄化するとおそらく地の天族の姿に戻る。
「浄化の炎…あんたは導師か?」
天族様はマーリンドの加護天族…だったロハン。
がっくり肩を落とし
ドラゴンになりかかった自分には
もうこの街を守る資格はないと語る。
アリーシャは膝をついて
「あなたを憑魔にしてしまった責は、
人心を荒廃させた私たち、
ハイランド王室にあります。
ですが、必ず立て直して見せます!
罰が必要なら、私が受けます。
ですから、どうか今一度だけ加護をお与えください」
「なんとも一途な姫さんだな。俺が見えるのかい?」
「はい。スレイの従士にしてもらいましたから」
ロハンは顔をしかめて
「従士…平気なのか?」
ライラはえっ?と驚き、ミクリオは俯いてしまう。
スレイは無言で微笑みロハンを見たまま。
(ライラは従士契約の際、スレイに耳打ちをしていたので、
何かしら何かが発生してしまうということは
わかっていたが、スレイは何かを隠しているので気付かず。
ミクリオはその時は喧嘩中で窓のところにいたので、
聞こえていないはずだが、スレイの身に何かしら何かが
起こったことは長い付き合いから察していたんだろうか)
「……そうか」
街の穢れはずいぶん減っていた。
「あんたが祓ったんだな」とロハンは問うも
スレイは首を横に振り
「みんなで、だよ」
そんなことを言ってくれる
スレイが好きだ…
スレイは主人公だし
導師としての決定権があるから
責任を一番負うし、
人間だから表に立ちやすい。
でも影で
自分の力を見誤らないよう諭すライラや、
アタックを説得し連れてきたエドナ、
黙って不調のスレイを支えるミクリオなど
みんなそれぞれが異なる方法・異なる場面で
スレイの力になってあげてるのさ。
よく「スレイと天族たち」とか
「スレイとアリーシャとロゼの3人」
みたいな括りにされてしまうけれど、
天族信仰が激しい身としては
天族様を讃えよ!!!
といつも思ってしまいます。
天族はただの武器ではないのよ。
導師スレイの旅路を
異なる方法・異なる場面で支える、
ライラとエドナとミクリオなんだよ。
スレイはそれをよくわかってらっしゃる。
「みんなで、だよ」
なぜ上記にアリーシャはいないかと、
超個人的に今の時点では
スレイがアリーシャの支えという考えです。
アリーシャはこれから育っていくと思っているよ。
ロハンはもう一度地の主になることを決意。
今度はアタックも手伝ってくれる。
穢れていない大樹を器にするみたいだが、
領域を展開するのに
そんなカッコ良いモーションするんですか…!
近くにまだ強い憑魔がいるようだ。
「そいつの領域が邪魔して、
ザコ憑魔の侵入をとめられねえ」そうです。
アリーシャは早速倒しに行こうとするが
エドナ様曰く
「ザコ警備隊は倒れてるし、ザコ憑魔は入ってくるし」
そんな状況のマーリンドを放っていけないと。
アリーシャは思い立ったらすぐに
行動タイプなんでしょうね。
そして肝心のスレイはよろめき、
立ちくらんでしまったと言う。
(きっと心配させないための嘘なんでしょう!)
エドナとライラは宿屋で休むことを勧める。
「若い導師が身を削ってるんだ。
ふてくされてる場合じゃないよな」
「身を削る?」
アタック曰くライラはノルミン天族の憧れの存在。
一緒に旅をしたこともあり、
一族49人、まとめて陪神にしてんか~と頼んだが
『いいお友達でいましょう』と断られ
そのショックでみんな旅に出てしまった。
「罪な女ね」
「いやいや49人は多すぎだろ」
ノルどもは役に立つから
見つけ次第とっ捕まえることに。
ノルミンとスキルは関係性は難しい…
ちゃんと集めるとあるイベントが発生します…!
何度も言いますが
人と天族の種族を超えた助け合いが
ゼスティリアの好きなところなんです。
でもそれが優しくも儚い関係だったなんて。
そこも含めて大好きなんです。
次回はどこまでいけるかな…。
















