ゲームの画面の画像がそのまま使えれば

臨場感が増したのになと毎回思っています

 

 

前回のあらすじ

疫病が流行っている街、マーリンドで

疫病を生み出しているドラゴンパピーの

力を弱めるためにパピーに力を与えている

穢れ、憑魔を倒していこうという

「急がば回れ作戦」へ出ることに。

強い憑魔がいる、

廃墟となった美術館に入る前に

ライラがボケをかましていたら

ドアがキィ…と開いて閉まって…。

そしてスレイには何か隠し事があり

ミクリオは気づいている模様。

今回は98%くらい右側にいらっしゃいました。

 

 

美術館の中はクモの巣と埃まみれ。

絵などは回収されず地面に落ちていたり

破損しておりボロボロである。

 

 

幽霊がいらっしゃるようで

ある部屋に入ったら絵がすとんと落ちて、

壁には血のような文字で意味不明なことが書いてあった。

 

『麦は踏むほど強くなる。やつらを踏んだらどうなるか?

ドスンとお腹を潰したら口から内臓飛び出した!』

読み終わると扉が開いてキャハハと笑い声が聞こえまして…。

 

 

(一人でやった時はびくびくしながらやったのですが、

2Pさんは「なんだこの厨二病は」と言ってらした。

確かに厨二病だけど無邪気な文の中に

グロテスクな内容が書いてあるのが怖かったの…。)

 

 

『剣を一振り右手が落ちた。剣を二振り左手落ちる。

悪い盗人泣き叫ぶ。痛い痛いと泣き叫ぶ。

剣を三振り首落ちた。盗っ人はもううるさくない』

「これって導師の像?センスのないイタズラね」

 

 

部屋に入ると何か食器が落ちるような音も。

これが一番びっくりした。

攻略本によるともう一つ

血のメッセージがあったのですけど

それには気付かず。

 

 

「王の胸像」

女性陣は胸像を凛々しいお顔、相当の武人、

なかなか良い男と褒め、

エドナ様は全身を見てみたいと言う。

ライラはんとアリーシャ姫はでもほとんど裸では?と

頬を赤らめているがだからいいんじゃないとニヤリと笑う。

鍛えられた身体はいいと言って盛り上がってる女性陣に対して、

スレイとミクリオは

「よく盛り上がれるね。石像相手に」

「まったくだ」と冷ややかであるが。

こっちはこっちで胸像をクローディン王やら

メリオダス王やら言い争って考察を始めてしまう

スレイ曰くミクリオは「発想が突拍子すぎる」

ミクリオ曰くスレイは「固定概念にとらわれすぎ」

(超うろ覚えです。でもきっとそう言っていた)

「よく盛り上がれるわよね。石像相手に」

「本当に」

 

 

たどり着いた先には女性の肖像画。

見上げていると背後から笑い声が響き

現れたのは全身金ピカ鎧の憑魔。

 

 

戦闘開始の時にエドナ様とミクリオの

「良かったわねミクリオ、オバケじゃなくて」

「だ~か~らぁ~」

笑ってたらスレイさんに

「じゃれあいは後!」と一喝されてしまいまして。

ミクリオ、オバケも苦手だったら弱点多すぎでしょう!

(何が強いのか分からないけど

いつの間にかアリーシャやられてしまって

どうしたの、なんで!と思いながらやっと勝利

何があったの…)

 

 

鎧の憑魔が倒れつるーんと

兜をかぶったちまっこいヤツ

中から飛び出てくる。

可愛らしい声で

「あかん!あかんて!

もぉ~あかんゆうてるやんか~!

も、このいけずう~!」

 

 

 

なんだかすごくあかんあかん言われて思わず謝るスレイ。

「私、バカでしたわ。

アタックさんがいると思わなかったなんて」

どうやら兜をかぶったちまっこいヤツ、

アタックさんとライラはお知り合いのようです。。

 

 

「うちはアタック。よろしゅうな」と

可愛く挨拶するアタックにミクリオは

「変な名前だな」

ミクリオ、時々急に失礼になるのなんなの

 

 

「失礼やな~!『アタック』は

ノルミン天族に伝わる由緒のある名前やねんで~!」

ノルミン天族、アタックの容姿は

エドナの傘についてるマスコットに似ている。

けどそれに触れるとすごく長くなるらしいから

後ほどらしい。

 

 

ノルミン天族は地の主になるほどの力はないけれど、

他の天族のお手伝いができるメイドさんのようなもの。

(お手伝い?と首をかしげるミクリオが

とても可愛らしかったのです…。)

 

 

わかったようなわからないようなとスレイが悩んでいると

自分とライラの関係はわからへんよな~

まりもっこりみたいな目でドヤリ顔を向けてくる。

またまたミクリオはツンとして「余裕で想像つくけど」

(もしかしてミクリオは初対面の人にはツンツンするんだろうか。

コミカライズのミクリオとアタックは小さいものクラブという感じで

可愛らしかった。状況は可愛くないが。)

 

 

ライラはんのお連れさんやし、

ぶぶ漬けでもごちそうするわと

ご機嫌でアタックはんはおっしゃりますが。

 

 

のこのこと歩いて行った先で

「ニコラの日だまりの少女」や

「ジャンリュックの佇む人」といった絵が

ボロボロになっているのに気づく。

「誰がこんなことをしたんやな!?」

とじたばた暴れるアタック。

 

 

スレイは「それは…」と言いにくそうにする。

見かねたエドナは

「あなたよ。憑魔化した」

エドナは言いにくいことを直球で言ってくれるんです…。

 

 

「思い出した……ウチや……

ウチがむちゃくちゃにしたんやな…大事な大事な宝もんを」

 

 

泣きながら走り出したアタックを追いかけて

ライラは優しく

「憑魔になるなんて、なにがあったんです?」と

問いかけてくれる。

 

 

アタックは芸術が大好きで

ずっと前からここに棲みついていた。

大勢の人と美術品を見ているだけで

祀られていなくても寂しくはなく、

ほっこりしていた。

 

 

スレイは「いいな。そんな生活」

と失われてしまった日常を思い浮かべ

少し寂しげな表情で、優しい声音で

相槌を入れてくれる。

 

 

けれど、国の争いが始まって人間は変わってしまった。

敵国の人が作った作品だからとけなしたり、

燃やしたりと戦意高揚に芸術を使用した。

そのうち美術品の横流しが始まり、

ダムノニア美術館は荒れてしまった。

 

 

「そいつらは金を手にして笑ったんや…

『すっきりしたな。戦争様々だ』」

悲しくて悔しくて許せずアタックは

憑魔になってしまった。

 

 

スレイは小さい体に

目線を合わせるように片膝をついて

「アタックが悪いんじゃないよ」

背を向けたままでアタックは

「おおきに。

せやけど…ちょっぴりひとりにさして欲しいねん…

 

 

(スレイは絶対に責めないし、

無理に励まそうとしないんだよね。

「いいな。そんな生活」

「アタックが悪いんじゃないよ」

と肯定してくれるんですよね……)

 

 

(国の争いが始まって美術品と美術館は

ボロボロになり、憑魔化したアタックが

もっと荒らしたということでいいか?

血の文字はアタックなんだろうか。

笑い声的にアタックだろうか。

にしても像を破損させるのは悪趣味すぎるが、

憑魔になったからそれこそ仕方ないのか。

でも自分がそんなことをしてしまったのなら、

いくら憑魔化の影響といえど

ショックを受けてしまいますよね。)

 

 

アタックを美術館に残し外に出たご一行。

まさか芸術への想いから、穢れが生まれるなんて驚いたと。

「アタック様を追いつめたのはハイランドだ。

私がもっとしっかりしていれば…」

「穢れはどんな心からも生まれますわ」

そうです。そうなんです。

「特に危ないのは他人への憎悪」

 

 

そして天族は器からの影響を特に強く受ける。

だからスレイが穢れを生み出したら、

全員が憑魔になる恐れが。

スレイがな、驚いて悲しい顔をするんだ…

 

 

胸が痛みました。

スレイが他人へ憎悪を向ければ

スレイも穢れてしまう。

そうなればスレイを器にしている

ミクリオやライラ、エドナも穢れてしまう。

ライラはスレイとアリーシャに語りかける。

 

 

「人は、お二人が考えている以上に

力を持つ者に依存し、絶望します。

自身の理想、そして自分にできることを見誤らないでください。

救うべき人間への想いは、導師の大敵でもあるのですわ」

 

 

「うん、分かった」とうなずくスレイに

「だから、その堅苦しさが危ないんだって」

ミクリオ、どんな気持ちで言ってるんだい。

何度も言いますが、スレイはみんなに隠し事をして

ミクリオは知っているけどあえて口に出していないんだよね。

 

 

「余計な心配ですわね。スレイさんには」

 

 

「自分にできることを見誤らないで」

導師と言えど完璧にみんなを救えない、

スレイ個人に出来ること、力の限界はある。

それは悪いことではないということなんでしょう。

ゼスティリアはここ重要だと思いますよ!

どんなに頑張っても出来ないことはある、

だからと言って諦めろというわけではない、

見極めて出来るところまでは頑張るけど、

もし出来なかったとしても気に病むのではないと。

 

 

ライラはよく自分の目で確かめて、

自分の答えを出してなど

導師だからと言って導師の型に

当てはめないでくれるんだよね。

導師としてやるべきことはあるけれど

でもスレイはスレイだと

前の導師に救えたことが

スレイには救えないかもしれないけど、

「自分にできることを見誤らないで」ほしいと。

 

 

穢れはだいぶ祓えたから、

次はパピーを下に降す方法を見つけないといけない。

するとエドナが大樹の元に行ってほしいと。

エドナはここで自分を待つように

言い残して何処かへ行ってしまう。

そんなエドナの態度を見てスレイと

ミクリオが目を見合わせるのとても可愛いんです…。

 

 

どこかに行ってしまったエドナを待つ間、

「勝手なヤツだよ」と愚痴をこぼすミクリオは

後ろから傘で殴られる。

 

 

「なにするんだ!」と怒ミクリオは

エドナの足元のアタックに気づく。

「手伝いにきたで~!

ウチの力がお役に立つらしいやんか~?」

そうです。

アタックの力を水神依の矢に合わせれば

パピーを撃ち落とせるかもしれない…!

 

 

エドナはんがアタックに

みんな頑張ってるておしえてくれはったらしい。

エドナは無表情で余計なこと言うな

オーラ出してて可愛いやんか……。

エドナ様のそういうところが好きです。

 

 

街が元気になれば芸術を愛する心も戻るはずと。

「ありがとう、エドナ」

エドナは傘を開いて照れ隠し。

「いい案思いついただけよ」

 

 

夜は暗くて大暴れしても人間には見えない。

今夜は満月で雲は流れているので

月明かりを利用できる射撃範囲を探すことに。

 

 

街の病人たちの具合は良くなってきている。

しかし聖堂の娘を亡くしたお父さんは

「どうして娘は間に合わなかったんだ…」

 

 

月明かりを利用できる射撃範囲はなんと人の家の屋根…

なるほど、夜は暗くて大暴れしても人間には見えない…

 

 

スレイとミクリオとアタックは

人の家の屋根に登り、

スレイは左手、ミクリオは右手を合わせ神依をする。

(合わせる手は状況によって変わる二人)

アタックは「パワー・ガ・ノルミン!」と

手助けをしてくださる…

 

 

「ぐぬぬ…すごい力やあ~…!

一発しかお助けできひんわ~…!」

 

 

弓を構えるスレイの

右の視界は揺らいでしまう…

それをカバーするかのように

ミクリオは静かにスレイに語りかける。

「一発で充分だ。スレイ、狙いは僕が」

スレイは一旦目を閉じて

「……ああ、タイミングはまかせろ」

 

 

「「いまだ!」」

2人声を揃えて矢を放ち

パピーに命中し撃ち落とす…!

 

 

「さすが!」

スレイとアタックは屋根からヒョイっと飛び降り、

ライラ、アリーシャと合流しパピーに向かう!

「まだ!ここからが本番だ!」

そのまま戦闘入るのちょっと、まてい………!!

心の準備が!でもそこが好き!

 

 

アリーシャやられそうになって

すごいデカい声でアァツ!と

叫んだこと以外記憶にない。

(アスタリアの共闘は

とても楽しかったですパピーさん)

 

 

「やった!ドラゴンを!」

「パピーだけど」

「確かに本当のドラゴンには遠いかもだけど」

「ああ、辿り着けないわけじゃない!」

そうだね、アイゼンを『救う』ための第一歩だね…。

 

 

パピーを浄化するとおそらく地の天族の姿に戻る。

「浄化の炎…あんたは導師か?」

天族様はマーリンドの加護天族…だったロハン

がっくり肩を落とし

ドラゴンになりかかった自分には

もうこの街を守る資格はないと語る。

 

 

アリーシャは膝をついて

「あなたを憑魔にしてしまった責は、

人心を荒廃させた私たち、

ハイランド王室にあります。

ですが、必ず立て直して見せます!

罰が必要なら、私が受けます。

ですから、どうか今一度だけ加護をお与えください」

「なんとも一途な姫さんだな。俺が見えるのかい?」

「はい。スレイの従士にしてもらいましたから」

 

 

ロハンは顔をしかめて

「従士…平気なのか?」

ライラはえっ?と驚き、ミクリオは俯いてしまう。

スレイは無言で微笑みロハンを見たまま。

 

 

(ライラは従士契約の際、スレイに耳打ちをしていたので、

何かしら何かが発生してしまうということは

わかっていたが、スレイは何かを隠しているので気付かず。

ミクリオはその時は喧嘩中で窓のところにいたので、

聞こえていないはずだが、スレイの身に何かしら何かが

起こったことは長い付き合いから察していたんだろうか)

 

 

「……そうか」

 

 

街の穢れはずいぶん減っていた。

「あんたが祓ったんだな」とロハンは問うも

スレイは首を横に振り

「みんなで、だよ」

 

 

そんなことを言ってくれる

スレイが好きだ…

スレイは主人公だし

導師としての決定権があるから

責任を一番負うし、

人間だから表に立ちやすい。

でも影で

自分の力を見誤らないよう諭すライラや、

アタックを説得し連れてきたエドナ

黙って不調のスレイを支えるミクリオなど

みんなそれぞれが異なる方法・異なる場面で

スレイの力になってあげてるのさ。

よく「スレイと天族たち」とか

「スレイとアリーシャとロゼの3人」

みたいな括りにされてしまうけれど、

天族信仰が激しい身としては

天族様を讃えよ!!!

といつも思ってしまいます。

天族はただの武器ではないのよ。

導師スレイの旅路を

異なる方法・異なる場面で支える、

ライラとエドナとミクリオなんだよ。

スレイはそれをよくわかってらっしゃる。

「みんなで、だよ」

なぜ上記にアリーシャはいないかと、

超個人的に今の時点では

スレイがアリーシャの支えという考えです。

アリーシャはこれから育っていくと思っているよ。

 

 

ロハンはもう一度地の主になることを決意。

今度はアタックも手伝ってくれる。

穢れていない大樹を器にするみたいだが、

領域を展開するのに

そんなカッコ良いモーションするんですか…!

 

 

近くにまだ強い憑魔がいるようだ。

「そいつの領域が邪魔して、

ザコ憑魔の侵入をとめられねえ」そうです。

アリーシャは早速倒しに行こうとするが

エドナ様曰く

「ザコ警備隊は倒れてるし、ザコ憑魔は入ってくるし」

そんな状況のマーリンドを放っていけないと。

アリーシャは思い立ったらすぐに

行動タイプなんでしょうね。

 

 

そして肝心のスレイはよろめき、

立ちくらんでしまったと言う。

(きっと心配させないための嘘なんでしょう!)

エドナとライラは宿屋で休むことを勧める。

 

 

「若い導師が身を削ってるんだ。

ふてくされてる場合じゃないよな」

 

 

「身を削る?」

 

 

アタック曰くライラはノルミン天族の憧れの存在。

一緒に旅をしたこともあり、

一族49人、まとめて陪神にしてんか~と頼んだが

『いいお友達でいましょう』と断られ

そのショックでみんな旅に出てしまった。

「罪な女ね」

「いやいや49人は多すぎだろ」

ノルどもは役に立つから

見つけ次第とっ捕まえることに。

ノルミンとスキルは関係性は難しい…

ちゃんと集めるとあるイベントが発生します…!

 

 

何度も言いますが

人と天族の種族を超えた助け合いが

ゼスティリアの好きなところなんです。

 でもそれが優しくも儚い関係だったなんて。

そこも含めて大好きなんです。

次回はどこまでいけるかな…。

 

 

お気付きでしょうか。

ちょっと前からスレイの右側にミクリオが来てる。

霊峰に行った時から意識して見るようにはしてたけど

今回のマーリンドでは90%くらいかなり右にいた気がします。

左手が利き手のミクリオはスレイの左側が立ち位置でした。

じゃあなぜ右に来ているのか…。

 

 

リザルトにてアリーシャの

槍さばきを見たミクリオは

「人間にしてはすごい槍さばきだ」と

アリーシャに伝えるもスレイが割り込んできて

「にしては、って言うほど知らないくせに」

「うるさいなスレイ!」

と言うミクリオが本気でイラついてるのと

見下ろすスレイが意地悪そうなのがとても可愛かった。

そのあとにいつものわちゃわちゃし始めて

とても可愛い。

 

 

グリフレット橋を渡った先にあり

現在疫病で苦しんでいるという街、マーリンド

ネイフトさんからもらった薬を届けに向かった。

入った瞬間から街は暗く、怪しく光る街灯、

陰鬱な音楽が流れそこは穢れにまみれ

 

 

向こうから一匹の犬が近づいてくる。

クゥンと力なく一鳴きするとミクリオは

「うわぁ!」と驚いてしまうが、

まだ何もされていないじゃない!!

「ミクリオ様、犬が苦手なんですね」

「そ、それほどでも」

「心臓がドッグドッグしちゃうだけですのよ」

 

 

 

 

なんて和んでいたら犬は憑魔と変化する。

(エドナ様が「ちょっと!」と気づいたので

ハウンドドッグ戦ではパートナーが

エドナ様だったのでしょうか。

それとも地の弱点をつかせようという気遣い?

すまん。私はミクリオ一択なんだ。

でも地神依しました。

投げる攻撃、良いところに当たらないよね。

毎回空振りしてます。)

 

 

街がこんなに穢れていたら

街の中に憑魔がいるのは当然。

犬憑魔ハウンドドッグは病原体が憑魔化したもの。

言っているそばからハウンドドッグは

するっと人間の中に入ってしまう。

どうやら今回の疫病は憑魔が原因で

こうして罹患してしまうらしい。

 

 

とにかく薬を届けるために聖堂へ向かう。

不気味な大きな月やフクロウの鳴く声

気分も暗くなるような夜の雰囲気…。

 

 

毎日一人分は墓を掘っている。

宿屋の食堂では息子を亡くし酔い潰れた人、

元気な人は元気だという。

 

 

(スキットの名前がわからない)

槍の稽古をするアリーシャ。

ライラとミクリオが声をかける。

お姫様は舞踏会で踊ったり、

お菓子を食べてるイメージがあった。

普通の姫はそうしているけれど

アリーシャはできないらしい。

舞踏会やサロンでも

改革の話をするので煙たがられる。

そのストレスを稽古で発散してると…

そんなアリーシャを

心配するライラさんとミクリオさん…。

(目の前にある問題を解決するのは大事だが、

そういう場でそういう話をして良いものなのか?

舞踏会やサロンに行ったことがないのでわかりません)

 

 

宿屋の女将?主人?

霊峰でドラゴンを見たという人に医者を紹介したとか、

崩壊したグリフレット橋で地面が隆起するなんて

よくあることとか捻くれてしまっています。

 

 

薬を届けに聖堂へ行くと

感染に歯止めがかからず

床で寝ている人もいた。

警備兵まで罹患し野犬の群れですら

追い払えない現状。

このまま国全体に広がると言われ

落ち込むアリーシャを励まそうと

薬を渡し大丈夫さと言うスレイとミクリオ。

 

 

疫病の原因はハウンドドッグではなく

他の憑魔、穢れを受けた

強力な憑魔であるという。

その憑魔を探しに行くことに。

 

 

聖堂では

7歳しか生きてない娘を失った父親、

苦しむ子供と諦めそうなお母さん、

寝てる場合じゃないという罹患した兵。

渡した薬だけでは間に合わないと。

きっと遺体が入った袋が大小と置いてある。

 

 

聖堂の外へ出るとドラゴンが空を飛んでいた。

おそらくそのドラゴンが疫病の原因である。

エドナ様曰く人間がその姿に気づいていないので

ドラゴンではなくまだ憑魔であるという。

 

 

 

 

ドラゴンもどきが降りていった場所に向かうスレイ。

ドラゴンっぽいけど戦う気か?

と止めようとするミクリオだけど

「それを確かめないとだろ、引き際の判断は」

「僕まかせ、だろう?いいけど、従えよ」

 

 

格好いい…。

引き際の判断を自分ではない者に任せるとは…

命がかかっているし、ミクリオは慎重すぎる気がするけど

判断を任せられるほどの強い信頼関係かっこよくて…。

スレイが言った言葉を引き継げるとは…。

スレイが考えていることはわかっているミクリオ。

そしてミクリオがちゃんと判断できるか緊張する私。)

 

 

ドラゴンもどきの正体は憑魔ドラゴンパピー

ドラゴンの幼体のひとつ。

街の穢れがパピーに力を与えているようだ。

今のうちに何とかしないと、

と槍を構えるアリーシャに

「「落ち着いて、アリーシャ!」」と

声をかけるニコイチなスレイとミクリオ。

(多分ミクリオは「落ち着け」って言ってた?

字幕は「落ち着いて」

スレイって言葉遣い基本柔らかいんだな。

ミクリオに対しては年相応な男子になりますねニコ)

しかしパピーはこちらに気づいてしまった。

 

 

 

 

パピーさんに吠えられて聖堂に逃げ込みます。

聖堂にいる人たちは走って来た

スレイとアリーシャを見てぽかーんとしている。

ミクリオさん引き際の判断する場面なかったと思いきや、

逃げる時にライラとエドナは引っ込んだのに

ミクリオは引っ込まずに先頭走って逃げてたのは

あれが判断ってこと?

それにしてもアリーシャ姫はお転婆がすぎるぞ…

エドナ様はまだやる気?と言うが、

スレイは放っておけないだろ!と答えて

やれやれなエドナ様好きです。

 

 

まずパピーに力を与えている

穢れを取り除こうということに。

損して得を取れではなくて

『急がば回れ作戦』

でも空を飛んでいるパピーをどうやって下ろすか

というミクリオにスレイは笑顔を向けて

みんながいればなんとかなると。

エドナ様は照れて傘で顔を隠してしまわれます。

 

 

この…人と天族が一緒に問題を

解決するこのゲームが私は好きです…。

 

 

「大樹そびえし学都」

マーリンドは歴史ある街で

天遺見聞録にも紹介されている。

『聖なる大樹そびえし学都、マーリンド。

その梢に輝くは、学問の実と芸術の華』

『この木陰に遊ばずして、

いかにして大陸の知と美を語るべきや』

ドヤ顔をして暗唱するスレイとミクリオに

エドナ様は「華も実も枯れちゃってる感じ」

「またそういうことを言う」

「ですが事実です」

「けどまた春が来れば花が咲くし、

秋には実がなるよ」

「はい。学問や芸術への情熱が消えない限り、何度でも」

「確かに。それは歴史が証明してるね」

「頭のお花はもう、満開ね」

「エドナ様はお嫌いですか?」

「別に好きだけど。キレイな花ならね」

 

 

余談ですがゼスティリア女性陣の名前は

花が由来らしいよ。ね、ミクリオちゃん。

 

 

すごく大好きな宿屋スキット

「二人の間柄」

「ま、そのうち慣れるだろ」と独り言を漏らすスレイ。

右側から近づくミクリオに気づかず

左側に移動した時にやっと気づき、

「なんだ、まだ起きてたのか?」と驚く。

「…さっきからいたんだが」

「無言でなんだよー。遠慮するような間でもないだろ

ミクリオはちょっと怒ったように

あぁ、そんな間じゃないよな

スレイも真面目な表情になり

「もちろん」

「もう寝るよ」

……ごめんな

おやすみ、だろ

 

こんなの何話してるかわかりますか?

初見は全然わからなかったけれど、

「そんな間じゃないよな」

「……ごめんな」で

二人の間で何か重要なことが

起きているのだけは分かった。

右側にいたミクリオに気づかなかったスレイと、

「遠慮するような間でもないだろ」と言われ

怒ったようなミクリオ。

「……ごめんな」「おやすみ、だろ」の

後ろめたさを感じてるスレイを

責め立てたり話を聞き出そうとするのではない

何気ないミクリオの言葉…優しい

 

 

本を運ぶ女性がおり、

手伝おうかと申し出るも断られた。

女性はスレイとミクリオでも

初めて見るような貴重な書物を持っていた。

(この時のスレイとミクリオの表情が

ものすごく穏やかで私は微笑んだ)

 

「戦災で貴重な書物が散逸しないよう、

別の場所に隠しているのよ」

「そう言うことなら尚更オレも」

本当にいいの!秘密の場所なのよ

そして本を守るためにこのことは誰にも言うなと。

「怪しすぎ」

「でしょう?聞いてもないのに言い訳をペラペラ

ミクリオとエドナは怪しんでいる。

 

 

さっきの女性は墓地にいた。

ここには娘が眠っており彼女も本が好きだったと。

「疑いたくない気持ちもわかるけど怪しいだろ?」

「本を墓地に埋めるわけないもんな…」と

スレイも少し納得し、アリーシャも気になっていたようなので

隠れて様子を伺うことに。

なんとアガサと呼ばれた女性は商人に本を売っていた。

 

 

「本を守るって言ったのは嘘だったんだ…」と

悲しげに言うスレイにこっちまで悲しくなってきた。

アガサさんは母娘二人きりでずっと貧しい暮らしで、

苦労してきたのに娘は報われない死を迎えてしまった。

「嫌ってほど苦しんだのよ⁉︎

少しだけいい目を見たっていいでしょう!」

 

 

 

その途端穢れが吹き出るが、

アリーシャはこれは返してもらうぞと

アガサから本を取る。

「警備隊に引き渡す。横領と窃盗の罪だ」

いつかこうなると分かっていた。と

諦めたように言うアガサからは

穢れが収まっていた。

スレイはネイフトさんに返してもらえるかと

書庫の鍵を受け取る。

 

 

間違った行いをしても、その行為を認めれば

穢れは消えるものなのか。

穢れは一般的な善悪で発生するのではなく、

その人の心の持ちようで発生してしまうんですか。

風の骨の頭領は暗殺業をしているが

穢れていない理由に通じるんですか。

それにしてもアリーシャ姫、容赦ない…

私はアガサに同情をしてしまいました。

でもアガサの穢れが消えたのなら

これでもよかったのかも…

(逮捕するのはいいんですけど、あの言い方は…

もう少し優しくして欲しかったと思うけど

国の姫様なら厳しく接しなければいけないのかな)

 

 

町中にいるハウンドドッグを浄化し

廃墟となった美術館に足を向ける。

美術館を前に本当に行くのか?と

止めるミクリオに

アリーシャとライラは

「ミクリオ様は幽霊も苦手なのですか?」

「手、お繋ぎしましょうか?」

そしてうっすら笑っているスレイ。

「じゃなくて、わかってるだろ、スレイ」

 

 

かなりの領域を感じる。強い憑魔がいるらしい。

(なぜここでミクリオは一旦止めようとしたのか。

疫病の原因となる憑魔を浄化することは反対していなかった。

もしかして今は強い憑魔とスレイを

戦わせたくなかったのかなと予想してます。

ほら「二人の間柄」でスレイは何か

後ろめたい隠し事があるらしいですし。)

 

 

「きっと『アート』驚くような奴ですわね。美術館だけに」

「………」

「今のは『アート』と『美術』をかけた

場を和ますための洒落で」

「説明いらない」

 

 

 

 

「天族との共存」

マーリンドにも加護天族はいない。

エドナ様曰く人間嫌いの天族は少なくない。

もう天族と人は共存してないのかなとしゅんとするスレイ。

「天族と人が共存できるとか思ってるの?夢物語ね」

「夢とは限らないだろ」怒ミクリオさん。

2人で反論するけど「それ、いつの話?」

しかし加護復活は共存への第一歩として

二人は前向きであった。

 

 

私はこのマーリンドからが大好きなんですよ

優しい話ではなくなってくるので。

ここからどんどん引き込まれていきました。

たくさん現実を知って

たくましく生きていってほしい。

 

次回恐怖廃美術館

 

夏の暑さに負けちょっとしか進められず…

 

 

霊峰レイフォルクにて

地の天族エドナさまとその兄であり

ドラゴンになってしまったアイゼンを

「救う」方法を見つけると約束を交わす。

ライラと陪神契約を結んで導師の浄化の旅路に

加わっていただいた。

一行はフォルクエン丘陵の

流されてしまった橋を渡る方法を

また考えるために一旦戻ることに。

 

 

フォルクエン丘陵

こんなに暗かったでしたっけ。

どうやら時間は夜に近い。

 

 

少し歩くと風の骨の頭領と

呼ばれていた人に遭遇する。

「君は…頭領って呼ばれていた人だな。

オレは本当に導師なんだ。

信じてもらえないかもだけど」

「…本物か偽物かなんて関係ない!」

 

 

(パートナーはライラになってるけど

なんでかな?

やっぱり意味あるのかな?

私は基本愛ゆえにパートナーを

ミクリオにしているんだけど、

勝手にパートナーがミクリオになる

戦闘もあるらしく。)

 

 

「何者かの加護領域を感じます」

「こいつ、導師級の霊応力を持っているのか?!」

「ですが、この人は私たちが見えていませんわ!」

「おしゃべりはここまでね。この子強いわ」

 

 

攻略本には戦闘から逃げると書いてあるんだけど

今回は頭領さんのことを倒してみようと

ライラと火神依でガンバッター!

なかなか押していたけど気づいたら

HPが3ケタに減っていたから

ディスペルキュア様々水神依しようと

神依の解除したらイイ感じに頭領さんの

攻撃避けてたのですが

結局私がテンパって

スレイが戦闘不能になりましたとさ…。

 

 

頭領さんが倒れ、そばに寄ろうとするスレイ。

しかし風が吹きそこには黒い服に身を包む風の天族。

「あれは、デゼルさん

やっぱり天族はみんなほぼ知り合い同士なのかな?

じゃあ赤子のミクリオボーヤは聞かない名前ね。

 

 

流浪を好み、最強と詠われた傭兵団を

気に入って共に旅をしていたと聞いているけど、

なぜ暗殺者に?と疑問を持つライラ。

「…その傭兵団に何かあったのかしらね」

デゼルは倒れている頭領と共に消えていく。

 

 

訳があるんだな。暗殺者と共に居なければならない何かが」

「それにしても暗殺者と共に居て憑魔になってないなんて」

「あの暗殺者が穢れを生んでないんだ」

「まさか」

 

 

純粋で清らかな心を持つ人は穢れを生まない……

あの暗殺者はスレイさんと同じなのですね」

暗殺者が純粋で清らかだって?そんな事ってあるのか?」

「見た通りよ」

 

 

風の骨頭領の彼女まとめ

導師級の霊応力を持っている

・でも天族が見えていません

・しかし風の天族デゼルが憑いている

・暗殺を生業としているが、穢れていない

謎が多い。

 

 

ミクリオは「スレイ…」と名前を呼ぶ。

(なぜスレイさんの名前を呼んだのか

わからなかったけど、スレイさんを心配していた?)

本物か偽物かなんて関係ない、か…ライラ。

これが君の言う導師の宿命なんだね」

「そう。人間はあなたの気持ちなんて考えもしない。

でも仕方ないのよ。それが人間なんだから」

「はい…これだけは耐えるしかありません…」

「タフなのが取り柄でよかったな。スレイ」

「あはは。まったくだ」

 

 

(『導師』が本物か偽物かなんて関係ないが

人の心を乱しているという事実は変わらない。

…スレイはみんなのために頑張ってたのに。

 

暗い雰囲気になっていたけれど

ミクリオが「タフなのが取り柄」と冗談ぽく言って

空気を変えてくれて良かった。

スレイみたいにネガティブな気持ちを

あまり出さない人は、

いつも明るく前向きに振る舞っていると

そういう人なんだと思われて

本当に辛い時にも気づいてもらえない時がありそう。

今回ミクリオはわざとああ言ったように思えて…。

 

でもミクリオも暗い気持ちをあまり出さない方と思う。

というかスレイ基準に動いているから

自分よりもスレイのことが気になってるかな。

でも怒りの感情はボーヤゆえにすぐに出ます。

スレイはポジティブな感情は表に出やすいけど

ネガティブな面はあまり出さずに冷静になっている

と思っている。

気持ちが沈む時に一緒に沈んでくれるのも良し、

気分を前向きにしてくれるのも良し。

今のはちょっとスレイさん可哀想…

となっていたけどミクリオがタフでよかったな

と言ってくれたから私は気持ちを持ち直したように思えた。)

 

 

「やっぱり協力してもらえないのかい?」

(ミクリオさん「かい?」かわいい)

「導師は天族を司り、操る者でしょ?好きにすればいいわ」

 

 

「そんなのイヤだ。道具扱いじゃないか」

 

 

ッッツツ!!!

これTOB知っている方からすると…

あとスレイの押しが強すぎないところが好きです。

あとこの後まだエドナ様と

スレイ関連で好きなところがある。

「未熟なミボ」の会話。

あとスレイは「ありがとう」とちゃんと

感謝をする場面が多いと思います。

そのスレイの「ありがとう」が好きです

今はうまく言葉にできないので

最終決戦の頃には言葉にできているといいな。

課題です)

 

 

「エドナがイヤなら別の方法考えるよ」

「どうしても女の子からやらせてって言わせたいのね」

「スレイさん!穢れますわよ!!」

「変なヤツだと分かっていたつもりだったが……」

 

 

 

ライラとミクリオまで言う。

エドナ様は冷めた目であきれて

「最初から手伝うつもりだったわ」

 

 

一同は「はぁ……」とがっくり

 

 

「お礼は?」

「ありがとうございますー(棒」

(あんなにありがとうが良いと評価しておいて…

こんなに心がこもってない「ありがとう」は

最初で最後じゃなかろうか)

 

 

「もう一人の謎天族」

スレイに聞きたいことがあるエドナ。

しかしスレイも詳しい事は分かっておらず

曖昧な返事しかできない。

 

あなた暗殺者に狙われているのよね。

恨みを買ったの?

なぜが穢れない暗殺者に。

覚えもないのに、なぜが天族が憑いた

これまたなぜか穢れない暗殺者に襲われたわけ?

傭兵団にいたはずのなぜか憑魔にならない

天族が憑いたこれまたなぜか穢れない

暗殺者に狙われていたのね。

状況は理解したわ。

ようするに、ほとんどわかってないってことね。

 

 

エドナ様をパートナーにして

戦おうとしたら初っ端から

秘奥義を出してくださいました。

跪け、這いつくばるのがお似合いね…

 

 

橋に戻ってくるとさっきはいなかった

セキレイの羽の方々。

ロゼとエギーユの姿が見えない。

 

 

ネイフトさんに今の状況を聞こうと声をかける。

橋復旧の目処はまったく立っていないらしい。

「ネイフトさん。オレが橋を復旧できるようにします」

「スレイ殿いったい何を……」

アリーシャ殿下を呼んでくるから待つようにと言われました。

 

 

「今すぐやるつもりなんですの?」と驚くライラ。

「うん、早く安心させてあげたいし」

「ですが……」

 

 

辺りを見回すとたくさんの人…

 

 

「人知を越えた力を示したあなたを、

人間がどう思うのか、わかってるの?」

「……わかってるつもりだ」

「そう……化物扱いされて傷つかない人間はいないと思ってたわ

 

 

「僕は止めるつもりはないけど、

二人が誰のために言ってくれてるか、

よく考えてから決めるんだね

「うん……」うん…かわいい…

 

 

 

みんな心配してくれてありがとう……。

 

 

今すぐ橋を作るか、

みんなが寝静まった夜にこっそり作るか、

選ぶことができます。

前回前々回は後者にしたので

今回は今すぐ橋を作ろうと思います。

早く待っている人たちを安心させたいんだ!

(気持ち作り)

 

 

「人々に忌み嫌われる事が原因であなた自身が

穢れを生む事になりかねないのですよ?

「本当にいいのね?」

いいんだ……決めたんだ………。

 

 

「そんなに心配しないで。オレは大丈夫だから」

「そうか」

「今のうちから慣れなきゃね。

力を使うのにも、人の忌避の目にも」

「あなた、本当にバカね」

 

 

「さてと、んじゃやるぞ」

人が、たくさんいるのに、地神依しちゃってね。

…………ごめんね…ごめんね…。

 

 

 

地神依をして、拳を地面に叩きつけると

河底より地面が隆起してくる。

霊応力のない人間からすると

スレイの容姿は変わっていないんです。

だからスレイが地面にパンチしたら

もりもりと地面が上がってきたのよ。

 

 

「こ、これは…なんということじゃ」

ざわつく人たち。罪悪感半端ない。

スレイは悲しい気持ちを押し込んだ強い表情で。

ライラはうつむき、

エドナとミクリオはまっすぐ前を見据え。

 

 

「なんだよ今の」

「人間技じゃないぞ……」

「あの~、これで橋の再建できますか?」

いつもの調子でスレイは皆の衆に声を掛ける。

ネイフトさんは気を遣って

「も、もちろんじゃ、なぁ?皆の衆」

と応えてくれるが。

みんな無言になっている。

スレイが一歩踏み出すと後退りをする。

 

 

アリーシャもこの凍りついた空気を変えるため

「ネイフト殿…橋の復旧はおまかせしてもよろしいか」

と声をかけてくださって…。

「うむ。熟練した職人ばかりじゃ、

あっという間に完成させてみせますぞ」良いやつ。

 

 

スレイは何も言わずに背を向け歩き出す。

そんな背中にネイフトさんは

「導師殿~導師殿、なんとお礼を言っていいか…」

「お礼なんていいよ!」

「いや、言わせてくれ。ありがとう

 

 

スレイとアリーシャは

ネイフトさんから薬をもらう。

このままマーリンドへ向かう、

ちょっとでも早く薬を届けたほうが良いと。

 

 

ちなみに

今橋の基礎を作らないと選択すると

アリーシャを呼んできたネイフトさんに、

で?何するの?と聞かれ、

何と言うか困ったスレイに代わり

ミクリオがアリーシャに

「あまり人目につくのも良くないと話し合って」

と伝えてくれます。

アリーシャはネイフトさんに明日にと提案。

逸らしてくれたアリーシャにスレイは

「ありがとう」を言う。

深夜になりひっそり地神依で基礎を作るも

ネイフトさんに目撃されます。

が、理解を示してくれ、

アリーシャにこのままマーリンドに行きなされ、

今が正念場じゃと励まし送り出してくれる。

 

 

スレイとアリーシャは河を渡ったようだけど、

この前言っていたミクリオの力で渡ったのだろうか。

そこ、見てみたい。

 

 

「ご対面、エドナとアリーシャ」

「導師にとっては荒れた河など障害にならないのだな」

と感心するアリーシャ。

「ですが、あまり人前で見せるべき力ではありません」

アリーシャみたいに反応されたら面倒だと言われ

エドナ様に謝るアリーシャ。

もう名前で呼んでくるなんて随分馴れ馴れしいと。

「お詫びにノルミンダンスを踊りなさい」

「ノルミン?」

「分からないの?反省なさい」

「申し訳ありません…」

「お詫びに…」

「無理矢理もとに戻さないでくれ!

ライラ!エドナがアリーシャを

からかってるだけってわかるだろ!

何故止めないんだ!」

ミクリオ優しいじゃん…。学級委員かよ。

助け船を出してくれるミクリオさん惚れた。

「すみません…少しでもお話しした方が

仲良くなれるかなと…」

「エドナはこう言うヤツなんだ。

言っている事をいちいち真に受けなくていい」

「言うわね。ミボのくせに」

「ミボ?」

「分からないの?反省しな…」

大将スレイの締めの一言「もういいよ!」

 

 

「道端の祠」

道端にある祠はかつては天族の器であったようだ。

昔はこのような祠があちこちにあって、

加護が広がり祈りを捧げる人も大勢いた。

スレイは少ないかもしれないけど

エドナの山の祠にも花があったから

祈る人はいると言うが、

(レイフォルクのスキットで

ここには花があるから人が来ている、

これはきっと天族の器だと

そんなことを話していたね)

あれはワタシよ。あの祠はお墓代わりだもの

お兄ちゃんが食い殺した人間たちの。

同情はいらない。悪いのは人間たちだし。

ドラゴンの噂を聞いて面白半分で来るから、

ああなったのよ」

 

 

いつ橋を作るかどっちを選択しても

私は良いと思ってます。

どちらもネイフトさんが変わらず

感謝をくれるので。

 

次回!疫病が流行っているらしい街、

マーリンドへ行きます。

 

その11の続き

 

そういえばザビーダ戦で

「ドラゴンに食われて力の一部になるのなら、

ここで死んだ方が人様、俺様のため」と言われてました。

殺す気だったのか。

 

 

そんな半裸を退け先に進もうとすると

またまた立ちはだかるは風の骨の一人

「オレを狙っているのか?なんで?」

「…貴様が導師であると吹聴しているおかげで

人心がどれほど乱されているか…」

「え、でもオレ、本当に導師…」

 

 

戦闘に入る時に時々パートナーが

勝手に変わってる時ありますよね?

ミクリオをパートナーにしていたのに

今回はライラになっていました。

何か意味があるんだろうか!!)

 

 

風の骨の一人を退けると足元にナイフが刺さる。

風と共に別の風の骨の人が現れ

「引くべきだ、あれは尋常じゃない」

「ですね…憑魔でもありませんし」

ミクリオとライラは後から

風と共に現れた人物に反応している。

どうやらスレイは導師と名乗り、

人の心を惑わしていると暗殺ギルドに

狙われているらしい。

彼女は何も言わず

仲間を支えながら去っていく。

 

 

まだまだ続く山登り!

アルマジロ憑魔を倒すと丸まり方に

こだわりを持つと言うライラが暴走し始める。

アルマジロ天族だとか

アルマ次郎とかまるまリストとか

ちょっと何言ってるかわからない…

アルマ次郎を探すライラさんの

道のりはまだまだ長い。

 

 

道中祠があり、何やらかがんでから

すぐに「行こうか」と立ち去ろうとするスレイに

「今回は探検家の虫は騒がないんですの?」

「興味はあるけど橋の復旧で

困っている人の事を考えるとガマンガマン!

大人になっている!

「私、あなたの事、少し誤解していたようですわ。

ごめんなさい、スレイさん」

「謝るようなことじゃない。

日頃の行いのせいだしね」

「そうですわね」

「そこで納得するんだ…」

 

 

ドラゴン伝説のせいかここは穢れが少ない。

(とは言っても憑魔はいたけどな!)

祠もあるしここが天族の住処に違いない。

もしかしてドラゴン伝説はこの祠を守ろうとした

人間が流したデマではないかと推測する。

(めちゃくちゃドラゴン信じたくないじゃんスレイさん

ドラゴンを信じないというより、

天遺見聞録に書いてないから信じたくないという意地!)

花が供えられているから

人が来ているのかもしれない。

しかし人から祀られているはずの

天族がここにはいない。

まさかその天族はドラゴンに?と思うけど

本当にドラゴンがいるのなら、

この程度の穢れではすまないと言うライラ。

 

 

「謎の天族」

・全くあの方ときたら!

・いつもいつも不真面目で!

・乙女の前で裸なんて!

とプリプリ思い出し怒りを見せるライラ。

色々と聞きたいことがある

スレイとミクリオは今は

やめておこうと身を引くことに…。

ザビーダ兄さんは

掴み所のない天族でありんした。

 

 

まだまだ山を登りやっと中腹へ。

しかし中腹までくると

穢れを強く感じる領域の中に入ってしまう。

 

 

「逃げましょう

領域は強い力を持つものが身にまとうものですの。

そこに善悪も穢れも関係ありませんわ」

「ジイジがそうだったろう!

この領域の主に僕らの侵入は悟られているはずだ!」

 

 

そう、侵入を悟られていたんです、

誰って…

 

 

遠くの空からドラゴンが

飛んでくる時の絶望感すごいよね……。

風圧がすごいよ…………。

風圧だけで負けてるよ…………。

スレイは「ははは……やばいな…」

としか言えなくなる……。

 

 

ライラは自分の記憶を頼りすぎて

ドラゴンなどいるはずもないと

タカをくくってしまった…

「じゃあこのドラゴンは最近現れたってこと?」

(多分「最近」という言葉は

人間のスレイ、一緒に育ったミクリオと

ライラ達天族じゃ大きな差)

 

 

「まさか、あなたはエドナさん?

あぁ…エドナさん…まさかあなたが

ドラゴンになってしまうなんて…

 

「そんなわけないでしょ」

 

 

「え、エドナさんが2人?」

 

「だめよお兄ちゃん」

現れたのは傘を持った少女

エドナさんはドラゴンを岩に閉じ込める

 

 

「もうワタシの声は届かないのね」

 

 

ドラゴンを完璧に封じることはできず

やっぱり逃げることに…!

戦闘中に逃げるまでの時間、

指示出しをすっかり忘れていた私は

(操作忘れたし実はめんどくさかった)

立ち向かうミクリオにひたすら

ちょ、やめてやめて!行くな!行かないで!

と体当たりをしてました。

無事に生き残りました。

神依すればよかったのにと

思いましたが神依時の攻撃で

襲ってきちゃう?

1周目の時は逃げ方わからなくて

逝きました。

 

 

ドラゴンから走って逃げて

疲労困憊なスレイとミクリオとライラ?

ライラはスレイの中に入っていたと思っていたんだ。

ミクリオはスレイと走っていたけども。

 

 

「バカなの?

ドラゴンバスターの勇名が欲しかったの?」

とエドナ様の説教が始まると思いきや、

「エドナさぁん!」と抱きつくライラ……。

癒された…かわいい…。

冷めた目をしたエドナ様

「あなたは相変わらずね。

そのマイペースな性格直した方がいいわ」

 

 

ドラゴンバスターの勇名が欲しいんじゃなくて、

「君を探しに来たんだ」とミクリオ。

「じゃあ、うかつにドラゴンの

領域に入ったの?やっぱりバカね

「こいつ……」

初対面からあの関係性が生まれていたのね。

 

 

「で、ワタシに何の用かしら」

「あ、うん。オレはスレイ。

君の力を貸して欲しいんだ」

スレイはいつも自己紹介するね。

「壊れた橋を復旧できるように、

橋の基礎を作ってやってほしい」

ミクリオは自己紹介しない。

(ミクリオはいつも当たり前のように

スッとスレイの会話に入っていくのが

二人で一つみたいで私は大好き)

 

 

「無理ね。

ワタシは人間が嫌い。自分本位で感情的。

困った時だけワタシたちに頼ってきて…ホント面倒」

 

 

(いやほんとそうです。すみません。

普段何もしないのに困った時だけ神頼みします。

お正月の時、もしくは観光でしか神社行かないし、

昔は神社と寺の違いもわかっていなかった…)

 

 

(しゅんとするスレイ…

それって断られたからしゅんとしたのか、

人間が嫌いという点か…

でもスレイって人間が嫌いって言われて

落ち込むようなやつじゃあないと思ってます。私は。

ごめんって真っ向から受け止める人だと。)

 

 

「それに、お兄ちゃんを置いてなんていけないから

彼はアイゼン……ワタシのたった1人の家族よ

 

 

天族は血縁がないんだけども。

エドナとレイフォルクにいるドラゴン、

元は天族のアイゼンは

兄妹、家族のような深い関係であった。

 

 

けどこのままここにいるのは危険すぎる。

橋の修復は違う方法を考えるとして

ここから離れようとスレイは提案する。

エドナはドラゴンを鎮める方法を探していたけど

どうにもならなかった。

 

「オレなら鎮められるかな?」

 

「知らないの?」

 

「ドラゴンとして実体化してしまうと、

浄化の炎でも鎮められないんですの」

 

 

それではエドナのお兄さんは「殺すしかない」

ザビーダ兄さんは言っていました。

「それに殺す事で救えるヤツも……いるかもよ?」

 

 

それでもスレイは

「とにかくここは危険だから

協力してくれとは言わない、せめて離れよう」

と声をかけてくれるも

エドナは「放っておいて」と

何処かへ行ってしまう。

 

 

(このまま下山の流れになりましたが、

上の方に戻ってみようとすると、

急に地面から岩が出てきて

「うわあ!」と驚いたらスレイさんも

「うわあ!」と驚いてて笑いました。

エドナにバカなの?と怒られました。すみません。

エドナ様がアイゼンの元に戻らないように

阻止してくれたみたいです)

 

 

霊峰の入口に戻ろうとするとザビーダ兄さんに

殺された人を弔った場所にエドナが佇んでいた。

「これは?」と問いかけるがスレイは黙っている。

「あなたが弔ってあげたの?」

「うん。オレにもそれぐらいは出来るから」

 

 

やっぱり霊峰レイフォルクから

離れようとしないエドナ。

「一緒にアイゼンを鎮める方法を探しに行こう」

「話したでしょう?方法なんてないわ」

ほんとうにそうなのかな。

天族も導師もドラゴンも…本当にいたからさ

この世界にはまだ明かされていない

伝説がいっぱいある。

きっとドラゴンを鎮める方法も

どこかに眠ってるんじゃないかな」

 

「また始まったよ」

「うっせ」←かわいい

「それを信じろっていうの?」

「うん、無理かな?」

 

 

橋を直して欲しいという人間の身勝手な頼みは

頼まれなくてもいいから、ここにいては危ない、

そして、もしかすると兄であるアイゼンを

元に戻す方法があるのかもしれないと、

エドナを説得するスレイ。

そんなスレイに心を開くエドナ。

「わかったわ、スレイ。一緒に行く」

 

 

しかしこの後スレイはエドナ様にから

どうしてもここから連れ出したいのなら、

引っ張ってでも連れて行けばよかったと。

伝説とか自分を信じてとかそんなので

女の子を誘うなんて時代錯誤の説得力ゼロ

ダメ出しをめためたに喰らうのであった。

 

(エドナがスレイに心を開いたのは

橋の修復はしなくていいから、

自分のために色々と考えてくれたからとか、

そんな姿勢がそこらの人間とは違うと

感じとったからなのか、

導師だからとか、天族が付いてるから

信頼する価値はありそうだとか、

時代錯誤の説得力ゼロでストレートに

言われたからなのか。

偶然スレイがそんな環境で

そんな性格に育ち

みんなと出会って

全部を満たしてきたんだろうね)

 

 

エドナはライラに陪神契約を結ぶよう頼む。

そこまではとスレイは止めようとするも、

霊峰レイフォルクから離れるためには

新しい器に移らないとすぐに穢れてしまうらしい(怖

(ミクリオはあそこで

陪神になっておいてよかったな?スレイさん?)

 

 

エドナは神器を持っていた。

傘を置きスカートをわっさわっさすると

なんとそこには神器の

籠手?こて?小手?甲手?篭手?

 

 

「人間は嫌いだけど、この子は嫌いじゃないわ」

「ありがとうエドナ」

 

 

スレイのありがとうってセリフとても好きです。

心から言ってくれてるね。

 

「約束よ。アイゼンを救う方法、きっと探し出して」

「一緒に、ね」

 

 

「毅然たる顕れに宿り生まれし者よ。

今、契りを交わし、我が煌々たる猛り、

清浄へ至る輝きの一助とならん。

汝、承諾の意思あらば其の名を告げん」

 

エドナの真名は

『ハクディム=ユーバ(早咲きのエドナ)』

 

 

「さ、連れて行って。世界に」

 

 

今度はエドナがスレイの器に

なっても倒れることはなかった。

力が馴染んでいるようだ。

だとすればスレイの右目が時々ぼやけるのは

天族の器になったからではなく、

他に原因がありそうだ。

 

 

側から見るとスレイは

下山しようと一人で黙々と

先に進んでいるように思えたが

実はスレイの脳内で漫才が繰り広げられていた。

 

 

「ねえ水のボーヤ。名前は?」

「僕はミクリオ!ボーヤじゃない」

その時点でもうボーヤっぽい返しをするミクリオ

 

 

「聞かない名前ね……。ミクリオボーヤ

(天族は大体みんな知り合いなんでしょうか?

長命だしそんなにポコポコいたら

地上は天族まみれになってしまうよね。

そしてボーヤじゃないって言ってんのに

さっそくボーヤと呼ばれるミクリオボーヤ)

 

「好きに呼んでくれ…」

じゃあミボ

「ミクリオと呼んでもらう!いいね!」

「エドナさん…もうカカア天下ですの?」

「そう」

「ちょっと待ってくれないか…意味がわからない」

 

「もう!頭の中で漫才しないでくれ!」

スレイさんついに怒。

自分は黙々と下山してるのに、

頭の中で3人の天族がカカア天下漫才を

しているの可愛くないか。

スレイさん羨ましいです。

スレイさんに怒られびっくりする3人可愛いです。

 

 

「傘使い」

傘を使う。子どものいたずらの延長線上のような気にもなる

「地遣い」水を完全に遮断できる夢の傘を持つ魔性の女

「地術士」防御力の象徴となる地を司り、支援系の攻撃術も得意とする

「大人な子ども」見た目はお子様だが人生経験は豊富。舐めると痛い目をみますよ?

 

 

「地遣い」の「水を完全に遮断できる」って

水のボーヤに対し徹底的に当たりが強いですエドナ様。

 

 

ライラ・エドナの火術士、地術士は

「〇〇力の象徴となる◯を司り」と共通して書いてあるのに

水術士は「水属性を主とした~」と書いてあるのは

ミクリオはまた子どもだから

他の天族よりも出来ること少ないんだろうか。

 

 

スレイの称号「知りたがり」

ディスカバリー…世は謎と不思議二みちている。

好奇心こそ世界の扉を開く鍵なのだ。

 

ライラの称号「くっつけ師」

融合に慣れてきた証。くっつくことはいいことだ。

 

 

色々あったね

レイフォルク珍道中。

エドナ様が新たに仲間となり賑わう導師ご一行。

ところで仕事が通常に戻りつつあり、

ブログを書く時間がなくなりつつあり、

困りつつある。

チェインブラストが楽しいこの頃です。

バトルアクトの「リヴァイヴァー」

神依時に致死ダメージを受けると一度だけ

神依を解いて天族のみ戦闘不能になる。

天族が人間を庇ってるみたいで好きです…。

敵に正面から突っ込む私としては

とてもありがたいのですが、

水神依の時にミクリオが戦闘不能になって

「スレイ…」とつぶやき倒れられると

罪悪感と共にちょっと興奮するあの気持ち分かる?

 

 

宿屋の女将

「ハイランドの政治はバルトロ大臣が仕切る

官僚派が握ってるの。今や王族のほとんどはお飾りね」

 

 

「導師と従士」

王宮でのことを謝りに来たアリーシャだったが

愚痴のようになってしまいまた謝る。

でもスレイは大丈夫だとおどけて見せる。

陰で会話を聞いてしまっていたミクリオとライラ。

心配なのですねとライラに声をかけられたミクリオは

「…スレイは、なんでも背負いすぎるところがあるからね。それだけだよ」

ウウッミクリオ!

 

 

「暗殺ギルド風の骨」

普通の人間だったけど憑魔並の力を感じた。

大陸一の暗殺ギルドなのに

なぜ憑魔じゃないんだろうと疑問を持つが

ライラは「それは……実はいい人とか!」

しかしアリーシャは風の骨について

良いイメージを持っていなかった。

「貴族、裏社会の大物、軍人など、

百名近くの暗殺に関わっているといわれます」

 

それでもライラは

「事情があるのかもしれません」と言い続ける。

「事情か…」

「会って確かめたいなんて言うなよ」

「言わなくても、また会うかもだろ?

「全力で遠慮したいけどね、僕は」

 

(スレイとライラは暗殺者だから

悪とすぐに決めつけてないんだけど、

アリーシャとミクリオは

そうではなさそうなのが面白いです。

スレイは人間でありながら

天族寄りの考えで、

ミクリオは天族でありながら

人間寄りの考えなのでしょうか。

暗殺=殺人をしているのに

穢れと結びついていないのは、

何か理由があるそうだ)

 

 

疫病に蝕まれているという

マーリンドに行くために

フォルクエン丘陵の

流された橋を見に行くが

全く作業が行われていなかった。

 

 

「導師もさあ、水神様を鎮めるなら、

川のほうも、ちゃんと鎮めてほしいぜ」

「大きな橋を直すってのに、正規の兵は1人もなし。

期間中の警備は俺ら傭兵に丸投げ…」

「噂の導師が水神を沈めたなんて言ってたのに、

人集めのためのホラだったのかよ」

(「沈めた」誤字じゃない

ゲームでそう書いてあったんだ)

「マーリンドで疫病が流行ってるんなら

橋は直さない方がいいんじゃね?」

 

 

被害を被ったのにちゃんと水神として扱っているのが

信仰がある世界なんだなと思えます。

私たちの世界の

宗教というのは人知の及ばない出来事から

現実逃避をするために

出来上がってきたものだと私は思ってます。

今は科学が発達して災害や事件など

ちゃんとした理由を解明できるけど

昔はそうもいかずひたすら治まってくれと

祈ることしかできなかったと思ってます。

でもこっちの世界ではちゃんと

天族がいらっしゃるし、

人間の穢れが災害を引き起こしているなんて…

 

 

なんだか嫌な感じだけど

責めることはできない、誰だって疫病は怖い…

スレイ、ミクリオ、ライラの3人は小声で話す。

 

 

あんなに導師様!と言っていたのに

次の問題が出てくると感謝を忘れてしまうのね。

今までは導師様を持ち上げる人が多かったが

2Pちゃんは

「あの掌を返すように持ち上げる雰囲気は

良くなかったからこれで良い」

と言っていた。

 

 

「橋の復旧作業」

全く導師と思われてないスレイさん。

アテにされて大騒ぎになるよりマシ、

それよりスレイは別なことが

気になってるらしいよとミクリオ。

橋の復旧作業が

これほど進んでないと思わなかった。

「なんとかしてあげたいな」

 

 

川べりにいるのは一人の男性。

向こう岸の街マーリンドの

代表ネイフトさんというお方らしい。

薬を買いに来たのはいいものの

橋が流されてしまって戻れなくなっていた。

 

 

「その出で立ち!そなた導師殿では?」

「うん。スレイっていいます」

「水神様の祟りを鎮めてくれたそうな…」

スレイが水神様の祟りを鎮めてくれたお陰で

いずれ川の流れも穏やかになり橋も掛けられるが、

それを待っていては薬を届けるのが

遅くなってしまう。

スレイは「なら…」と解決しようとするが

ライラは首を横に振る。

 

 

「えっと…」

しかしネイフトさんは

「つい頼る気持ちが出てしまった」と理解してくれる。

「橋の崩壊も天族への感謝を忘れた

人々への報いのようなもの。それを忘れず、

橋の復旧に尽力するとしよう」

スレイはライラを見るけどやはり首を横に振られる

「ごめん。力になれなくて…」

 

 

どうして手伝ってはいけないか。

「スレイと従士であるアリーシャだけなら

僕の力でこの川を渡ることは可能だ。

薬を届けることはできるけど」

スレイさんが導師の力を駆使して

荷を届けてしまうと、他の人も同様に

スレイさんに荷を運ぶことを

求めるようになりますわ

ライラは優しくも厳しいんだ…

 

 

崩壊した橋のそばにいる人たちの

話を聞きました?

人間は天族への祈りを忘れ、

ウーノは穢れ、憑魔になってしまった。

そして今度はいわゆる

水神様の祟りを鎮めた導師への

感謝も忘れもっと

もっとと頼ろうとしているんですよ…

 

 

ライラは冷たいかと言われたら

一見冷たいかもしれない。

でも彼女は私たち人間とは

価値観が異なる天族であり、

歴代の導師と旅をしており、

経験からアドバイスしてるんだろう。

前回も言っていました。

「確かに……人々の過剰な期待には

歴代の導師も苦しんできました……」

 

 

嫌われるのを覚悟で言えるのは本当に

導師のこと、スレイのことを想ってるんだな。

そして本当に見捨てるわけではない。

 

 

「…根本的な問題を解決しろって事だね?ライラ」

そうですとも言わず首を傾げるライラ。

考え込むスレイとミクリオ。

「橋の復旧を手伝えて、

その後に導師の力をアテにされないように」

では地の天族に頼んで川底を隆起させ

橋の基礎を作れないだろうかと提案するスレイ。

導師にしかできないし、

その後の復旧作業は人に委ねられるのではないか。

 

 

「ここの西にそびえる霊峰と呼ばれる山に、

地の天族の方がおられたはずですわ」

 

 

(いけないと言われつつ

スレイは諦めるのではなく

他の方法を考えようとして、

ライラも誘導させるのではなく、スレイが考え

答えを出すのを待ってあげているんですね。

目の前の問題をただ解決するのではなく

なぜそうなった、

どのような影響が出てしまうか考えて

答えを出す一見遠回りな過程!

いずれ出会う災禍の顕主にもそうやって

答えを出していくんだろう)

 

 

橋の基礎となる岩場を

霊峰にいる地の天族にお願いして

作ってもらうことにするという結論に。

アリーシャはこの場に残り、

橋を修復してくれるよう説得をするという。

じゃあ行ってくるよと伝えると

ネイフトさんが飛んでくる。

「お待ちなされ、霊峰に行くと言われたか?

近づかぬ方がいい、かの山は

ドラゴン伝説が伝わる場所で、人が立ち入る場所ではない」

「え?ドラゴン伝説?天遺見聞録には

そんなこと書いてなかったけど…」

八天竜の伝説ご存じないかな?」

世界各地に残る、天族を裏切り地獄に

落ちたという八匹の竜の伝説らしい。

 

 

その霊峰にはそのうちの1匹がいるという噂。

スレイさんはイラつきながらも

「え、でも天遺見聞録にはそんなこと…」

「かの書物が全ての伝承について記しているとは

限らないのではないですかな」

「忠告ありがとう。でも行かなきゃならないんだ(ムッ」

 

 

(結構達観していてあの大臣たちにでさえ

冷静な態度であったスレイは

天遺見聞録のことになると

まじでイラついてしまうんだな笑

それほど信頼の厚い本。

下界を知らないスレイにとっては

天遺見聞録が世界の全てだったのかな)

 

 

「ドラゴンのことちょっと信じられないよな」

まだ言うかスレイさん!

少なくともライラが前訪れた時にはいなかったという。

「それって前の導師との旅?」と聞くと

「い、いきなりしりとり大会~!あんぱん!

あ、終わってしまいましたわ!」

ともかく今の状態ではドラゴンと太刀打ちできないと。

しかし天族の「前訪れた時」とは一体どのくらい前なのだ。

(あれこれ考え300年より前と予想)

 

 

序盤から立ちはだかるはマウンテントロール

ちょっと攻撃食らったらスレイさんは

吹っ飛んでしまうくらいには強いなと…思っていると…

 

 

 

 

「見てらんねーぜ坊やたち」

 

 

おそらく風の天族、半裸男が急に現れ銃を

取り出し自身の頭に打ち込む。

スレイとミクリオは絶対ハ?と思っている…

 

 

「このザビーダ兄さんがお手本ってヤツを見せてやるぜい」

あのマウンテントロール軽々と吹っ飛ばしニヤリと笑い、

 

 

「いけません!」

とライラの制止も聞かず

ザビーダ兄さんは憑魔を殺した。

憑魔は普通の人間の姿に戻っていた。

 

 

「憑魔を地獄へ連れてってやるのが俺の流儀さ」

「オレたちの力なら殺さずに鎮められたのに」

「んならボーヤたちがちゃーんと勝てば良かったんじゃねぇ?」

 

 

「それに殺す事で救えるヤツも……いるかもよ?」

 

 

まだ若いミクリオは不良天族に怒る

「よくも天族が…」

「あっはっは!お美しい!

導師ご一行はいつの時代も優等生揃いだ、なぁ?

俺はザビーダ。よ・ろ・し・く、導師様」

 

 

と言いつつも

スレイに向けて攻撃をする。

ミクリオが何を!と代わりに怒ってらあ。

「あんた達にはまだ霊峰は早いなぁ、

ドラゴンがあくびしただけで眠っちまいそうだ。

永遠にな」

 

 

ライラは「ドラゴン退治が目的ではない」そう言うけど、

「ライバルがいた方が燃えるのに」とさらに煽る。

この半裸さん、すごいしつこいですね!

何がしたいのでしょうか。

ザビーダはドラゴンと戦うつもりだったのだが

パスするらしい。また攻撃してくる。

この時のみんなの避ける動作、必見…!

全然スマートじゃないよ!笑っちゃったよ!)

 

 

「…何が狙いだ!ザビーダ!」

「ヤツに導師様ご一行ってご馳走を

みすみすくれてやる気はないってこと!」

(ドラゴンに導師ご一向が倒されないよう

阻止してるのか、意外と良いヤツなどと

考えていましたが、ザビーダが

導師ご一行というご馳走を食べたいのね

半裸の戦闘狂でした。)

 

 

最近はチェインブラストを積極的に使おう週間です。

ザビーダ戦ではスレイの「特技」で

「天響術」を阻止するため神依をしないで

チェインブラストを使おうとしていました。

結果チェインブラスト使えて

すごくスッキリ!したと思いきや、

本当は近づく前にジルクラッカーを二回も喰らい、

(あやつの詠唱早すぎる)

瀕死になりかけアップルグミ食べましたが

また喰らって瀕死になりかけたので

(学習しないこの脳)

ミクリオと神依をしました。

弓の攻撃で距離を離して怯んでる隙に

ディスペルキュアでHP全回復のちの

神依の解除をし、ジルクラッカーを避け

(そしてやっぱり喰らいつつも直進

チェインブラストやっと成功という遠い道のり…。

(必死すぎて天響術を阻止できたかは

わかりませんでした。

水神依は遠距離&単体回復に優れているので

とても使いやすいですね。

いつもお世話になっております。

 

 

さらに切りつけようと向かうスレイに

「たんま!悪かった!悪かったって!」

しかし最後まで倒せなかったのは

手加減されてるからなのか…

「そっちから仕掛けてきたんじゃないか」

怒リオちゃん。

「私たちが争うのは無益ですわ」

 

 

ザビーダは無遠慮にライラの肩に腕を置きながら

俺たちゃは目指してることそのものは同じなんだし、な?」

知りません

「俺は坊やの陪神になる気はないんだけどな?邪魔しないよ導師殿」

「スレイだ」年相応な怒スレイさんかわいいです…!

「はいはい、導師スレイね。俺もう行くから。

ドラゴンからはちゃんと逃げてくれよ」

 

 

ザビーダの行為は浄化というより、

むしろ穢れが食い尽くされたような感じ。

「なんなんだあいつは。

僕はあんなヤツ認めない。

殺してまで憑魔を狩る天族なんて」

ミクリオさんは天族はこうであるべき

という理想があるんですね。さすが青いボーヤだ)

 

 

殺された憑魔はおそらく人間。

スレイは遺体を弔ってあげた。

ミクリオ曰くスレイは責任を感じている。

「いこう。ミクリオ、ライラ」

 

 

(嵐のようなヤツだった。

ザビーダはドラゴンと戦うために

やって来たのだが、あまちゃん導師ご一行を

発見してしまったのでちょっかい出しに来たのか。

マウンテントロールごときに手をこまねいている

導師ご一行が気になってしまったのですか…。

文字を起こしている時に

なかなかザビーダ兄さんのターンが

終わらなくてこいつ絡みすぎ!

と思っちゃったんだけど

愛ゆえですから…!)

 

 

「憑魔を地獄へ連れてってやる」という

流儀の元、ザビーダは憑魔を殺したのに

なぜ穢れと結びつかないのか

風の骨同様に秘密があるのかもしれない。

人間は穢れを生んでしまうが、

天族は穢れを生まないらしいです。

公式より。

でも穢れと結びつきやすくなったりするんだと思う。

これは公式の何かに書いてあったか、これからそれっぽいのが

出てくるか、誰かの推測かは忘れましたが)

 

 

前編後編分けたよ