※画面のスクリーンショットを貼りたいのですが、
著作権に気をつけた結果、謎の鳥手書きになっています。
今回は短めです。
色がえげつないことに…!
グレイブガント盆地にて災禍の顕主・ヘルダルフに敗北したスレイは
霊応力が麻痺し天族を知覚できなくなっていた。
スレイの窮地を救ったのはセキレイの羽兼風の骨の頭領ロゼ。
ロゼに連れられ風の骨のアジトに辿り着く。
風の骨のアジトの探索へ!
◯探索1◯
「暗殺者のイメージが…」
ミクリオの中での暗殺者のイメージが崩壊してるらしい。
暗殺ギルド風の骨のみんな良い人。
特にロゼは穢れも感じず、すごい資質を持っているのに
天族を信じたくないようだ。
ロゼが天族を知覚できないのはロゼ自身が
天族を拒絶しているからであるらしい。
◯探索2◯
「こっちはダメなのよ?導師くん、
スケベ導師くんになりたいわけ?」
◯探索3◯
スレイたちはデゼルに色々聞きたいことがある。
デゼルもスレイたちに聞きたいことがある。
デゼルは天族の力をまとって戦うあの力は
自分も得られるかと尋ねる。
「神依は導師と天族が一体となって行使するものです」
「お互いが力を合わせるんだ。
手に入れるって類のものじゃないよ」
「面倒な力だ…だが確かに強い」
「全く意図がつかめない。何なんだ?」
「品定めさ。俺の目的に繋がってるかどうかのな」
「もうひとつ答えろ。あの娘…
ロゼは神依の力を発現できると思うか?」
「彼女なら可能かもしれません。
それほどの素質を秘めていると思います」
「けど、今のままじゃ一生無理ね。どんなに素質があっても、
あの子は天族を拒絶してるもの。誰のせいかしらね」
誰のせいかしら……!!
舌打ちをして去っていくデゼル。
クールそうでもエドナ様には勝てず。
デゼルにはロゼが天族を拒否している理由に
思い当たる節があるそう。
「…結局こっちの話は聞く耳なしか。
風の天族はよくわからないのばかりだ」
「神依の力を求める天族か……」
◯デゼルは神依の力を使用し成し遂げたい目的がある。
◯ロゼは神依を使用できるほどの素質はあるものの
誰かのせいで天族の存在を拒否している(ロゼはお化けも嫌い)
◯探索4◯
梯子を登ってアジトの外に出ようとするスレイ。
行き先を聞かれると、戦場に戻ってみようかと思っているらしい。
すかさずミクリオ
「何を言ってるんだ!」
「また霊応力を遮断されるかもしれないのよ?」
「けど、手をこまねいている訳にもいかない。
とにかく何か掴まないと…」
ヘルダルフにボロ負けしたのに
対策を練るわけでもなく一人焦ってるスレイ。
いつもはスレイの意見を尊重する
ミクリオは今回は流石に
「僕は反対だ。無謀すぎる」
「災禍の顕主は導師がなんとかしなきゃいけない。
だから行かなきゃいけない」
というのがスレイの言い分だけど、
また天族が見えなくなるかもしれないのに
スレイ1人ではどうにもならない…。
そして災禍の顕主をただなんとかするのが
導師の目的じゃないだろ!?
――――――――――――――――――――――――――
導師になったばかりのスレイにかけたライラの言葉。
「スレイさんのままで、
使命は忘れず、けれど縛られずに。
災禍の顕主が何をこの世界にもたらしているか、
そして世界で人と天族がどのように生きているか、
その目で確かめて欲しいのです」
――――――――――――――――――――――――――
「そうだろ、ライラ」
「いいえ。焦らないでスレイさん」
「あなたが自分を見失ったらどうなるか、話したはずよね」
「…導師が穢れてしまったら、世界はさらなる災厄に見舞われる…」
「そうです、忘れないでください」
穢れた導師は戦争なんかと比べものにならないほど
世界を悪い方向へと誘う。
「たしかにやってみなきゃわからない事もある。
だけど、今はその時じゃないと思うね、僕は」
ミクリオは「やってみなきゃいけない時もある」と
スレイの行動を一旦肯定してくれるのが好きです。
今はその時じゃないだけでその考えは間違ってないと。
ライラやエドナはスレイに導師としての助言をして、
ミクリオはスレイ個人に助言をしているそれぞれの接し方。
「今スレイさんに必要なのは休息ですわ」
「僕に提案がある。奥の遺跡を探索に行かないか。
あのメーヴィンとかいう男の言葉も興味深い」
「遺跡探検か…」
てかミクリオ綺麗だな。身惚れてたです。
前回のメーヴィンおじさん
「スレイ。せっかくここに来たんだ。
奥にある遺跡の謎を解明してみせな。
ここは天遺見聞録に載ってない。
他にもいくつかそんな遺跡や伝承がある。
そんなに発見が困難なワケじゃないのにだ。
なんか、裏があると思わねえか?」
「名案ですわ。そうしましょう、スレイさん」
ライラも優しくてうるうる来てしまう。
「そういう事らしいけど?」
エドナも反対ではない。なんだかんだエドナも心配だったんだよね…
「よぉし!久々にがっつりやるか!」
「ふふ。元気が出てきました」
「休息をとるんじゃなかったのかしら?」
「導師としてのね」
◯探索5◯
「泣いてない!」
「けどミクリオ、メーヴィンとの話聞こえてたんだ」
「君が僕達を知覚できなかっただけだ。
他の事も全部見てた。ずっと側にいたからな」
「で、仲間外れにされて泣いてた」
「泣いてない!」
霊応力が麻痺し、天族が知覚できなかったスレイがロゼとアジトに来た際
出会ったメーヴィンに奥の遺跡のことを教えてもらっていた。
ミクリオの提案はその遺跡を探索しに行こうというもの。
スレイは天族を再び知覚できるようになった時、
「いなくなったのかと……すげー焦った!」と言っていた。
実際はいなくなったわけではなく、
「君が僕達を知覚できなかっただけ」
それは切ない悲しいと思った後、
すぐミクリオはにこやかに
「ずっと側にいたからな」
例えスレイに知覚されなくてもミクリオたちは
ずっと側にいてくれたことは
頼もしい嬉しい優しいとうるっと…
その感動で終わらせないのが良いところ。
エドナがすかさず「仲間外れにされて泣いてた」
と本当か嘘かわからないことを言い出すオチ…!
好きです!
ミクリオが泣いてたと言うのは嘘なんだろうけど、
(ミクリオはそんな簡単に泣かないでしょう!)
スレイに声が届くようになった時も
「まったく、スレイのヤツ…もうちょっと警戒するもんだろう」
「仲間はずれが寂しいのね」と言ってたエドナ。
ミクリオがスレイに知覚されず寂しがってたのは本当のことで
でもそれを隠すミクリオの心を読んだエドナお姉様なんでしょうか。
泣いてない!の後にスレイがミクリオに
声をかけなかったのが逆に良い味を出していると思っています。
言葉は多くなくても伝わる仲だと思うし(喧嘩もしたけど)
寂しかったのは本当だと思うけど
ミクリオの性格からして自分が寂しいと勝手に思ったことに対して
スレイからゴメンなとか謝られたりするの嫌いそうなので。
スレイの中に「ずっと側にいたからな」という
言葉が残っていたらいいですね。
ミクリオがいる限り孤独ではない。
◯探索6◯
「何よりもまずはこの扉だな」と率先して
奥の遺跡を調べ始める遺跡バカ×2。
見守るライラと退屈そうなエドナ。
「それ全然開け方分かんないんだよね。
どうでもいいから放っておいたんたんだけど」
私服に着替えたロゼ。
ちなみに2Pちゃんはロゼが好きです。
クァワイイ~!って言ってました。
調べてみないと分からないと言うスレイを
凝視してるロゼ。そんなに見られていたら調べにくい!
ロゼ曰く「ただの導師観察」
◯ライラ
「ロゼさん、ずっと見てますね」
「変わった子だよ。ホント。
やば…ライラたちと話してるとまたパンチされちゃいそうだ」
「あの時のスレイさんとロゼさん、
ホントおかしかったですわ」
「……他人事だと思って……」
かわ、いい…
そしてロゼは相変わらずすごい見てくる。
ライラ曰くロゼはデゼルのことを知らないらしい。
(「変わった子だよ。ホント」のところでスレイに言われてるぞ…と)
「ライラ達と話してるとロゼにまたパンチされる」と言ったスレイは
人前で天族と話すのはいけないという考えは持っていないと思ってたけど、
よほどロゼのパンチが恐ろしかったのか、もしくは
ロゼを余計に怖がらせるのはいけないという心遣いなんでしょか。
◯エドナ
「面倒ね。ぶち破っていい?」
「バカな!貴重な遺跡を破壊するなんて!」
スレイと会話していたのに急に怒り出すミクリオ。
冗談が通じない感。スレイより感情的感。
「とりあえずぶち破らないでいてあげるからさっさと開けなさい。
こういうの好きなんでしょ?」優しいエドナお姉様。
◯ミクリオ
入口自体が閉じてる遺跡。
閉じられてる意味がありそうだ。
封印の類ではなく鍵穴すらない。
ミクリオに勝負を仕掛けられたスレイ。
「いいよ、絶対オレが先に開け方見つけてやる」
「ふふん。負け越しているのを忘れてるようだな」
かわ、いい…
「鍵穴が見当たらないとなれば、
まずは鍵以外の扉を動かす仕組みがある、と考えるべきだろう。
閂やつっかえ棒のようなモノか、
押したり引いたりするスイッチのようなものか…」
ミクリオさん、ひとりごとでたくさんヒントくれて爆笑しました。
◯ロゼ
「扉の奥どうなってるんだろね」
「お、ロゼも遺跡に興味あるんだ」
「全っ然。今あたしが興味あるのはスレイだって」
「そ、そう…」ロゼのストレートが決まる。
ロゼ、今まで導師はいい奴なのか悪い奴なのか
ちょこちょこ接触して判断しようとしてたけど
もう正体バレちゃったから心置きなく凝視なんでしょうか笑。
今はヘルダルフに対抗できる実力を持ち合わせてないのに
無謀にも何とかしないとと焦り向き合うスレイを
みんなが導師としての休息を取ろうと言ってくれた優しさが好きです。
そしてミクリオが好きなのでどうしても贔屓目で見てしまうんですが、
あの子健気すぎました…。
「ずっと側にいたからな」







