タイトル思いつかない。

絵を描く気力が皆無でした。

きっと疲れているんだと。

と思ったけど字ばっかりじゃダメだね!

 

 

バルトロ大臣から王宮への招待を受けるスレイ。

ウーノは王宮のある方角から強い穢れを感じるという。

 

 

王宮に入ろうとするスレイとアリーシャだったが

入口にいる衛兵が立ちふさがる。

姫様なのに王宮に自由に入れないの?

「バルトロ様の命は、

導師スレイをお通しせよとのことでしたから」

当然ながらアリーシャは怒る。

 

 

 

さらにバルトロは自分からスレイを

招待しておいて接客中だから

少し待っていろと言ってるらしい

衛兵に客室に案内してもらう。

その間に暴走していろんな部屋に

行こうとしたらミクリオママに

「今は大人しくしていた方がいい」

咎められてしまいました。

 

 

政に関わる人間は穢れに染まりやすいんですの。

皆がアリーシャさんのようならいいのですが……」

でもこの王宮自体は穢れていなかったです。

まつりごとと読みます。

 

 

「幼い王を擁する大臣たちは煙たがっているんだ。

王位継承が低いくせに、政治に口を出す私を」

幼い王とは…?アリーシャのこと?

でも君は若すぎる。そして心が綺麗すぎる…。

 

 

「王宮の本棚」

貴重な本がたくさん揃っている。

遺跡や歴史の本も多いがライラは

『くるおしき愛の叫び』が気になるらしい。

ミクリオは面白そうに「ちょっと読んでみるか」

「おい、本が浮いて見えるって!

まったく。オレが持つから貸して」

3人でひとつの本を読んでいるの?

くるおしいほどかわいい。

 

「愛と苦悩を叫びながら、

青すぎる情熱がほとばしっていますわ」

「10年後に読み返した作者が、

自分のあまりの若さにもだえ回るのが見えるようだ」

と散々な感想のライラとミクリオだが

スレイは「そう?いいこと言ってると思うけど」

「「えっ?」」

「スレイ、君ってヤツは…」

「情熱家なんですね」

「二人の視線……なんかくるおしい!」

 

 

本を読んでいるミクリオ様、

今のうちにゆっくりしておくよと

言っていたのに、

最後に話しかけたばっかりに

バルトロ様の準備が整いました

呼び出しをされました。ごめんね。

ミクリオに話しかけるの楽しみで

最後に話しかけてしまう…

 

ちなみにドアの前に立っている衛兵は

もちろん天族が見えていないので

ミクリオの読む本が浮いて見えてしまうが、

アリーシャが隠すように立っているから

大丈夫と言い張るミクリオ。

ギリ隠れていると思いきや…

 

 

じゃあ行くかとドアに向かうと

衛兵は姫様を槍で通せんぼする。

槍立てることないじゃん…!

アリーシャ様には別命が下されるとの

内示がありましたそうです。

 

 

しばらく客室で待っていろと

アリーシャのことも待たせておいて

別命があるんでと今更言い出すなんて

「今の待たせておいてわざと?」

とスレイも気づいてしまった。

「だね、穢れが消えないわけだよ」

 

(さっきのスレイのひとり言かと

思っていましたが。

人の意地悪に慣れていないスレイが

一人で感じてたのなら可哀想だなと

思ってたけどミクリオが応えてくれて

ほっとした)

 

 

ちなみに王宮にやってきたのは

朝か昼くらい。

客室で待っていたら夕方になっていた。

どんだけ待たせるんだと思うけど

その分たくさん本が読めたのではないか!

よかったね!

 

 

「待たせたな導師よ。遠慮なくかけたまえ」

奥の広間に入ると大臣たちが顔を揃えている。

一人一人の前には豪華の食事が用意されており、

「毒でも入ってそうだ」というミクリオと

料理に目を向けるスレイ。

 

 

 

 

こちらの心を読んだかのようにバルトロは

「心配無用。毒など入っていない」と言ってくる。

(多分バルトロは天族は見えてないです。

普通の人間でも憑魔になると天族が見えるように

なるらしいけど、バルトロは憑魔ではない)

 

 

我々は君とお近づきになりたいのだよと

一人ずつ紹介をされる。

見た目からして悪そうな奴らだ…

ノーサンキューです!

 

 

マティア軍機大臣、シモン律領博士、

ナタエル大司教、そして内務卿のバルトロ。

内務卿とは事実上の首相のことらしい。

 

 

 

 

「スレイです。招待してくれてありがとう。

オレも話をしたかったんだ」

(トップを前にタメ口になるスレイさんカッコいい…

ちょっと怒ってるよね?)

 

 

スレイは食事に口をつけ始める。

「おい、素直に信じすぎ」

「度胸はあるようだな。それとも、単なる愚か者か…」

「美味しいな。

アリーシャも一緒なら、もっとよかったけど」

 

 

(冷静ですねスレイさん…というか怖いよう

怒ると静かになるタイプか。

あの天真爛漫な人の悪意を全く知らないスレイが、

人の陰な感情を受け取る時に

冷静で皮肉っぽくなるのとてもかっこいいです……)

 

 

「どういう関係なのだね?アリーシャ殿下とは」

「友達だよ。オレを外の世界に誘ってくれた」

「建前はいい。腹を割って話そうじゃないか」

「?」

「スレイさんとアリーシャさんが、

お互いを利用してなにか企んでいるのだろうと

言っているのですわ」

 

 

年頃の男女が仲良くしてるだけで

仲を勘ぐってくるオヤジじゃなかったのか!

とそこに驚きました。低俗でごめん。)

 

 

「アリーシャを利用なんてしないし、

導師はそういう存在じゃない」

「さぁて。本物の導師など見たことはないのでな」

 

 

「疑われてるね。当然だけど」

スレイはミクリオの方に顔を向けて

「いいよ。信じられないなら」

拗ねてるぽくて可愛い言い方ですけど。

 

 

「よくはない。王族がニセ導師を使って

人気取りをしたとなれば致命的な醜聞だ」

「……証明すればいいのか?本物の導師だって」

「本物かどうかなどどうでもいい。

問題は、国民が君を支持し始めている事実だ」

 

 

スレイは支持とか全くどうでもいいけど

国民の皆様と大臣たちは

そこ気になっちゃうんだね。

 

 

「民というものは、

常に劇的な救済を求め、

安易に欲望を託すからな」

(あなたたち国民のこと

そんなふうに思っているの?と

考えてしまう一方で

今回のコロナでは

医療関係者やお店の店員さん

宅配業者をヒーローと呼び、

当事者の方々はやめてくれと

言っていたことと同じかな…

でも大臣たちは

導師が邪魔だと思っているので

そこは同じではないが)

 

 

「確かに……人々の過剰な期待には

歴代の導師も苦しんできました……」

 

 

「しかしだからこそ君の存在が有効となる。

単刀直入に言おう。我々の配下に入れ、導師スレイ。

ハイランドを守護する導師として、

国民の士気を高揚させてもらいたいのだ

 

「近年、災害が続いたせいか

国民に厭世感が広まって困っているのだよ」

 

ローランスとの開戦も近いというのに!」

 

 

もちろん充分な礼はする

と言ってバルトロはお金を投げ渡す。

君は遺跡探検に興味を持っているそうだな?

我らの仲間になるのなら十分な便宜を図ろうじゃないか」と…

 

 

(このおっさんたちニセとか言ったり

お金投げたり悪口言って

本当にスレイが仲間になると思ってるの。

権力で脅そうと思ってるんだろうな…)

 

 

「アリーシャ姫に義理立てしても無意味だぞ」

 

 

そしてアリーシャは疫病が流行っている街に

左遷させることを聞かされる。

 

 

しかしそれを聞いたスレイは

「断るよ。残念だな。

話して分かる人たちじゃなかった」

と正面から言い放つ。強い……

 

 

(ミクリオも聞こえてないけど

「むしろよかったよ」

と言っていた気がする。

二人の声時々似ているから

わからなくなる…)

 

 

「ニセ導師風情が後悔するぞ!

アリーシャともども潰してくれる

本音!それ言っちゃあダメだろう!!!

そんな脅しを聞いても

スレイさんは怯まず、振り向き

ニカっと歯を出して笑うスレイさん…強い……

 

 

するとドアの向こうから

王宮内に武装した兵を待機させるなんて何事!と

怒なアリーシャの声がし、扉が開けられる。

姫、落ち着いてください。

アリーシャ同席させたら落ち着いて

話せなかったろうななんて思ってしまった。

 

 

そんなアリーシャに

スレイは冷静に声をかける

「王宮の見学はすんだよ。行こうアリーシャ

自分の夢は自分でかなえるよ。オレもアリーシャも」

 

 

武装した兵士たちが襲いかかってくる

「やりすぎじゃないのか、スレイ!?」

「いえ、スレイさんの力が強すぎるんです!」

「スレイ、もっと力を抑えないと!」

「そう言われても!」

「いけない、これ以上やったら…!」

水神依でやりました。すみません。

ミクリオは必死にやりすぎ!抑えて!と

言ってくれているのに水神依でなぎ倒しました。

 

 

あっという間に兵士を制圧し、

今の騒ぎは忘れる代わりに

スレイに手出しをしないでもらいたいと言うアリーシャ。

バルトロはそれでも

「放置したら国の治安が!

こんなものをローランスに利用されでもしたら!

いやスレイを人間の社会の

枠組みの中に入れようとしないでいただきたい…!

 

 

すると急に窓が開き、

蝋燭の火が消えて真っ暗に……

 

 

大臣たちの背後には黒い影と刃物が。

「国より自分の心配をした方がいい」

前にも出会ったこの集団は

「風の骨」と名乗る暗殺ギルド。

大臣たちは風の骨を謀って姫の暗殺を依頼した。

 

 

 

 

騙したお礼にと大臣たちを殺そうとした風の骨だが

アリーシャはハイランドに必要な者

だと言ってやめるように頼む。

 

 

風の骨は「矜恃に反する殺しはしない」

大臣たちに告げ、解放する。

そして「変わった暗殺者だね」と

呑気に言ってるミクリオチャン。

 

 

解放されてすぐバルトロは

「曲者だ!であえであえ!」

チャリンチャリンチャリンチャリン!!!

ベルを鳴らし兵を呼び始める。

風の骨たちは慌てることなく

「お前たちのおかげで、仕事が一手ですんだ」

「返礼だ。ついて来い」と言い、

ドアの向こうに走り出し、ご丁寧にドアを閉めた。

 

 

ナタエル大司教さん

「あぁ天族よ……!

どうか我が身をお守りください……!」

 

 

ドアの向こうには兵が集まってきており

アリーシャは「強行突破しか!」と言っておられる。

自分のところの兵だろ!戦うつもりかい笑

スレイは

「だめだ!オレの力じゃ殺しちゃう!」強い…

 

 

どうやら風の骨は抜け道を知っているらしい。

しかし攻略本に従い

逆側の部屋の宝箱を取りに行ったよ!

兵士がうろうろしてるけど戦って倒したよ!

 

 

寄り道しまくってやっと追いついたオレたち。

「あとは自分で切り抜けなよ」

と言い残し風と共に去りぬ風の骨。

「これは!」というライラ。

どうやら風の骨には

風の天族が関わっているよう。

 

 

王宮の厨房はなんと

ヴィヴィア水道遺跡と繋がっていた。

ミクリオとまた来れて良かったねスレイさん。

 

 

「地下牢」

かなりの穢れを感じる。

「さぞ怨みを残したのでしょうね。王家への怨みを……」

もしかしてスレイが初めてヴィヴィア水道遺跡に入った時に

封印されていたのは導師のアレコレだけでなく

このような地下牢を隠すためであったのか?

 

 

そしてウーノが感じた穢れは

王宮ではなく地下のこの遺跡から。

ウーノが地の主となり

加護領域を展開したおかげで

レディレイクの穢れはなくなったが

ヴィヴィア水道遺跡はまだ穢れていた。

発生源のエキドナとの戦闘は

ディスペルキュアが大活躍でした………

 

 

エキドナを浄化し進んだ先で

「聖剣の祭壇の遺跡と繋がっている!」

「燭台も建築も同じ様式か」

ミクリオなんで分かるのかと思ったけど

別の入り口探して探検してたのかな。

同じ時代の大きな水路を別々に運用するはずがない。

レディレイクは巨大な地下遺跡の上に建てられた街だった!

前にミクリオと喧嘩した時は

さらっと見ていたのに一緒だから

楽しそうなの?スレイさん?え?

 

 

そんな発見をして嬉しそうなスレイに

アリーシャは声をかける。

「嬉しそうに笑うんだな。こんな時でも」

 

「変かな?どんな時でもオレはオレだし

 

「スレイは自覚すべきなんだから。自分が変だって

「そんな変人に付き合う人も、

かなり変だと思いますけど?

言うなライラはん…!

 

鏡、見たら?

まあ、なんて可憐な乙女

こんな仲間に変って言われたくないよ

 

可愛すぎた…

 

 

やっと遺跡から出れた一行であったが、

スレイの右目は暗くぼやけている。

「スレイ?」

「あぁ、まぶしくて立ち眩んじゃったよ」

ガラハド遺跡でも違和感を感じていたが、

スレイは誤魔化す。ミクリオは疑問に思っているようだけど。

「くしゅん」と可愛いくしゃみするライラはん

 

 

屋敷は兵がいるようだから

このまま宿に行こうと提案される。

そこで聞かされたのは

アリーシャはマーリンドに行かされること。

大臣たちの思惑はどうあれ、命令は正式なもの。

マーリンドが疫病で苦しんでいるのは事実。

「オレも一緒に行く」と言うスレイさん。

 

 

橋は流されてしまっているし、

一緒になんとかした方が早くなんとかなる。

どのみち橋は必要だし。

とライラとミクリオも協賛。

椅子に座ったり立ったりするミクリオ

忙しなくて可愛い。

 

 

称号がクラスアップ。

「憂国の姫君」

その者は、自らを顧みずに尽くす。

ただ生まれ育った故郷と民のために。

 

 

称号は戦闘に使うものだけど

ここにも情報が散りばめられているんでね。

アリーシャは国のために動いてるんであってね!

 

 

次回!

マーリンドに行こうとするが

ウロボロス(ウーノ)が壊しちゃった橋を

どうすればいいでしょうか。

皆さま見にきてくれてありがとう!

頑張って最後まで感想を書くので

皆さまの考察も見てみたいな!

良いものは残す努力をしないといけないと

ひしひしと感じます。

 

 

「導師が浄化の力を持って戦闘に臨む際、

人間一人を依り代として天族もまた

浄化の力を行使することができます。

人間がスレイ一人であれば

戦闘に参加できる天族は一人まで、

従士としての仲間を連れることで、

人間二人に天族二人を戦闘に参加させられます。」

私はこのシステムすごい好きです。

従士のありがたみが分かる。

あと天族は自由に闘えないんだな…

ごめんねこんな世の中で…と思っています。

 

 

「旅の仲間」

大変なこともあるけれど

やはり旅は楽しいと言うライラは

聖剣に宿っていたから久しぶりの旅。

対するミクリオは初めての旅、

だから仲間ができて頼もしい。

「アリーシャが仲間になってくれて良かった」と言う。

 

 

「スレイはずっと天族の中で独りだったからね。

人間の仲間がいればと思っていたんだ」

 

スレイさんは、愛情を受けて育った

ように思いますけど?」

 

「それはそうだよ。

けどきっと人にしかわからないこと、

見えないものは多いと思うんだ……

 

「(微笑みながら)ミクリオさん…」

 

「っと。今のこと、スレイにはー」

「はい。主神と陪神の秘密ですね」

 

 

切ねえ。

………スレイは天族の中で育っても

孤独を感じていなかったと思うんだ。

ライラとヴィヴィア水道遺跡から

出た時の会話もそうだったし。

「愛情を受けて育ったと思う」とライラに言われ、

きっぱりと「そうだよ」と言えるなんて

イズチの家族のことも誇りに思ってそうだ。

そして天族の自分を過信しないのね。なんか切ないね。

スレイは人間だから人間の仲間がいた方がいいって。

 

ミクリオはなぜそこまでスレイのことを考えられるの?

「天族の中で独りだったから」

ってスレイよりもミクリオの方が孤独を感じてないか?

こんなミクリオがいたからこそ、

スレイは逆に孤独を感じなかったのかもしれないです。

天族の外見は長命だからこそ

人間とは異なる成長速度なのに

しかし自分の意思が強く反映されるらしいので

スレイに孤独を与えないためにも無意識に

人間と同じような速度でミクリオも成長してたのかも)

 

 

「かめにんとは?」

かめにんは本当に天族じゃないのかな?と

疑問を持つスレイ。

「わからない。

『かめにんは、かめにんっすよ!』と言っていたが」

ミクリオいきなり声真似するのやめてくれ

おかげで内容が頭に入ってきませんでした。

スレイとミクリオって誰々が

何々言ってたと伝える時に

よく口調をそのままで伝えたり、

声真似したりするよねかわいいな。

 

 

レディレイクの地の主のための器は

前回ガラハド遺跡にて見つけてきたので

次は正しく祀ってくれそうな

ブルーノ司祭という方を

探すことになった我々だが

人気のない道に彼はいた。

 

 

足が悪い息子を持つ女性のため

祈っていたブルーノ司祭だが、

ここには天族がいないので

見ているこちらはなんとも虚しい。

「これからも、純粋な気持ちを忘れずに、

祈りと息子さんの看護を」と

声をかけるブルーノ司祭に

「聖堂への奉納金でございます」とお金を渡す女性。

 

 

「タダの祈祷は天族への非礼、

見返りだけを求める邪な祈り」らしい

でも天族は祈りを糧に

加護を返すんであって金はいらぬ!

誰に吹き込まれたのか…

(しかし私たちの世界でも、

神社やお寺、教会ではお賽銭や献金がありますね。

それは運営に使われるためやっぱり必要か)

 

 

ブルーノ司祭は

「息子さんの治療にはお金が必要でしょう」と

返そうとするも

「誰も彼もが言うんですっ!

息子の怪我は、タダで天族に祈った罰だと!」

中には女性とブルーノ司祭との

破廉恥な噂を立てる者までいるそう……

でもここに天族はいないんだ。

でたらめだ。

 

 

仕方なく「貴女と息子さんの気持ち」

としてと受け取る。

「ありがとうございます!

これで後ろ指をさされずにすみます」

でもその後もさされると思いますね。

きっと周りの人たちも心に余裕がなくて

弱いものいじめをしているんでしょう。

泣けてきた。

 

 

女性が立ち去り

「天族の加護を……酒でも買うか」

虚しそうに言うブルーノ司祭……

セリフだけ聞くと悪いやつだけど、

聖堂の者はもうほとんど天族を

信仰していないらしく

(実際聖堂に天族は祀られていない)

虚しさを覚えてるんだろうなと思う。

街の人たちから

「ブルーノ司祭はいつも熱心に祈っている」

という声も聞こえる。

 

 

しかし彼がトボトボと歩き出すと

その先には姫様がおって。

「お願いがあって参りました。

聖堂に新たな天族を祀り、

そのお世話をお願いしたいと。

導師スレイからの依頼です」

あれ?君まるで他人事か

 

 

酒でも買うか発言をバッチリ聞かれたであろう

お金を握り締めながら謝るブルーノ司祭……。

「人の心が荒んだのは王家の責任」

アリーシャは言うが、そう思っているなら

なぜ改善しようとしない?

まだ若いから政治的に動くことができないのかな。

大臣と仲が悪いらしいし。

 

 

「あのーすみません。はじめまして。

オレ、スレイっていいます」

地面に正座するスレイ。

 

 

「レディレイクを守るためにあなたに

聖堂を祀ってほしいんです。

オレが勝手に聖剣を持ち出したせいで、

迷惑をかけちゃってごめんなさい。

まだ導師になったばかりの新米だけど、

頑張りますから、よろしくお願いします」

 

 

「いやっ!はいっ!勿論です!!

どうか顔をお上げください!!」

 

 

 

 

ブルーノ司祭も座り込むの胸が打たれました。

 

 

「微力なる身ではありますが

全身全霊をもって務めさせていただきます」

いいやつ……………………

 

 

「湖の乙女」

聖剣際は『湖の乙女』のお祭りである。

レディレイクに伝わる古い伝承で、

「聖剣で人々の罪を浄化する猛き御方。

霧とともに湖を歩き、黒き炎で魔を滅す。

月夜に歌い、迷える民に励ましを与える心優しき乙女」

しかしいくつかの言い伝えが

混じってしまっているような気がするとミクリオさん。

 

ライラが来た時には天族が不在だったので

導師と関わりが深いこのレディレイクで

導師を待つために聖剣を器にさせてもらっていた。

その間、寂しい時は歌を歌ったり、

街の人達の悩みを聞いていたので

今までの伝承に混じってしまった。

何それすごく面白い…

伝承側からのネタバラシ…

(きっと前の天族は穢れを気にして

出て行ってしまったのだろう。完全なる妄想。

天族は軽い説を推したい私ですが、

ライラは湖を歩けるのか!と

言われた時に「そんなに軽くない」と

おっしゃっていたので少しは軽いのかな…)

 

 

穢れなき器と

ちゃんと信仰してくれそうなブルーノ司祭を見つけ、

最後に地の主となる天族を探しに

まずは橋が落ちたと噂の

フォルクエン丘陵に来てみたら大雨が降っていた。

 

 

人が集まっていたので

野次馬精神で近寄ってみると(ウソ)

グリフレット橋が長雨による氾濫で

崩壊してしまったらしい。が、

 

 

スレイは「原因は長雨じゃない」

ミクリオが「水位に比べて流れが異常だ」

と即座に判断してるの

さすが自然の中で生きてきた子たち。

「避難した方がいい」

モブ「ほう、わかってるやつがおる」

それはこっちのセリフ。

モブわかってるな。

 

 

アリーシャが

「スレイの言に従おう」と言うと

「スレイって…噂の導師か」

噂って名前まで知れ渡っているのね。

「だったら氾濫を鎮めてくれるかも」

 

「鎮められるものか……水神様の祟りを。

恐ろしい影さ…一瞬で橋を

叩き壊すほどの…なにかだ」

「貴様!またそんな寝言を!」

(その人霊応力が少しあるのか?)

 

 

などもめていると

茶色く氾濫した川から竜巻が起こり、

その竜巻の正体は水神様ではなく

「ウロボロス」という憑魔。

霊応力のない者からすると、

竜巻に見えるらしい。

 

 

 

 

川が氾濫し橋が壊れたのではなく、

ウロボロスが長雨を降らせ

かつ竜巻を起こし橋を壊していた。

 

 

アリーシャさん突っ込むのやめてけれーっ!

 

 

ウロボロスを浄化すると天族に姿を変えた。

「憑魔が天族になった!?」のは逆で

「実体化するほどの憑魔は天族が憑魔化した」もの。

(天族はそもそも人には見えない。

人や動物が憑魔になったら

霊応力のない者からは姿は変わりなく見えて、

見えない天族は自然のもの

今回は竜巻みたいになって見える

=実体化するってことなのですね)

 

 

「天族が憑魔になるだって?」

と驚くミクリオは知らなかったのね。

悲しげにうなずくライラ

 

 

「そして完全に憑魔化した天族は

こう呼ばれます『ドラゴン』と」

 

 

「伝説が本当に…」

今まで伝説は本当にあったんだ!と

喜んでいたスレイは今回は悲しむ。

ドラゴンは伝説上の生き物だったが、

そのドラゴンの正体は

天族が完全に穢れきった姿。

 

 

浄化され意識を取り戻した

おそらく水の天族のウーノ

崩壊したグリフレット橋を見つめ

この橋を壊したというのか…私が。

恥ずかしい限りだ。

君たちが浄化してくれなかったら

どうなっていたか」

 

 

 

 

「助けた代わりっていうとアレだけど、

お願いをきいてくれませんか?

スレイはレディレイクの加護を

お願いしました…

「しかし、今あの街はー」

 

 

一方で兵士や民衆は導師の力を信じ始め

「こら!導師様と呼ばんか!」と

盛り上がっている。

まだこんな人々がいるのか。

いや、君が取り戻してくれたのだな

ならせてもらうよ。

レディレイクの土地の神に

じゃあウーノさんは湖の乙女の

伝説を引き継ぐのかな。乙女の……

 

 

「導師様が竜巻を切ったように見えたよ!」

て言った青年、天族信仰ではなく導師信仰始めそうですね。

 

 

聖堂に戻りミクリオが凍らせていた聖水を

ライラの炎で溶かす。

ブルーノ司祭はまさに奇跡の力!と

はしゃぐ。

「我らの存在を全く

感じていないようだな……」

「この聖水、心して祀らせていただきます」

 

 

 

 

ブルーノ司祭は全く違う方向を向いて続ける。

「天族ウーノ様、ふつつか者ですが

どうぞ末永くよろしくお願いいたします」

「ふっ…だが、真摯な男のようだな」

不覚にもブルーノ司祭可愛いと思ってしまった。

 

 

ウーノは聖水を穢れなき器として宿り、

領域で街を覆ったらしい。

「だが、加護を維持するには

人々の協力が不可欠だ」

加護を助けるには、

祈りだけでなく様々な方法がある。

暗黒物体奉納ですね。知ってます。

ウーノがせっかくレディレイクの

地の主となっても、

天族は人々の祈りを糧に加護をお返しするので、

人々の信仰心が戻ってちゃんと祈らないと

この街はまた穢れてしまうんだろう。

でもブルーノ司祭がいるから大丈夫だよね?

二人三脚で頑張ってください。

また失敗したおやつを奉納しに来ますから)

 

 

しかし領域内に強い穢れを感じるらしく、

ウーノが指を指した方向は

なんとハイランド王国の

お偉いさん方がいる

ラウドテブル王宮であった……

 

 

すると最近スレイたちの

ストーカーをしていた紫垂れ目が現れ

「それが天族との会話というものですか?

独り言にしか見えませんね」

 

 

紫垂れ目はスレイに手紙を差し出す。

紫垂れ目はハイランド内務大臣

バルトロ閣下の使いらしい。

 

 

バルトロ閣下はアリーシャの政敵

「レディレイクのために辛苦されている

導師スレイを、私的な食事会に御招待したい」

(いや、スレイくんをね、

レディレイクのためとかそういう

人間の狭い括りにいれないで

もらいたいね。カッチーン怒

 

 

紫垂れ目はさらに怒らせる

「限りなく低いとはいえ、

王位継承権をもつハイランド王女が、

噂の導師と親密な御関係とは。

姫様の愛する民衆も、

さぞや喜ぶことでしょうな」

年頃の男女が一緒にいるだけで

勘ぐってくるこのオヤジ。

 

 

 

私と同じく怒なアリーシャを

冷静に嗜めるスレイ。

「どこにいけばいい?

バルトロさんによろしく伝えて」

強い……さん付け…

 

 

「大臣たちには関わらない方がいい。

私は彼らから……

すまない甘えてしまって」

落ち込み気味のアリーシャ

穢れがある方向だから丁度いいよと

言うスレイ。

「気にしないでいいよ。

王宮を見たいってのが本心だから」

スレイのことなら

なんでも知ってますミクリオです。

でもこう言うことでアリーシャの

申し訳なさを減らそうとしてるんだけど、

皮肉屋かよミクリオチャン。

 

 

「王宮って初めてだ。案内よろしくね」

楽しそうに言うスレイに

リアルでうわぁ……と言ってしまった。

君も皮肉屋かい?煽りには負けない。

イズチの2人精神が強い。

 

 

「君にとっては同じなんだな」

と呟くアリーシャ。

どういう意味なんだろう…

君にとっては穢れが多くて

むかつくオヤジたちがいる王宮も

探検の一つなのかってこと?

 

 

次週!

年頃の男女が一緒にいるだけで

「アベックかよー」と

はやし立てるオヤジたちが待つ

ラウドテブル王宮へ!!!

タイトルはレイズより…!

 

アリーシャは天族オタクという

印象がついてしまったんだ。

 

ミクリオと喧嘩して

ライラと神依して

アリーシャを従士に、

レディレイクに地の主を迎えるため、

ガラハド遺跡に天族の器となる「聖水」を

取りに行くことに。

 

 

憧れの天族

アリーシャが始まりの村を探しに

イズチに迷い込んだと話した時に、

ライラは「そうですか。始まりの村をー

 

(アリーシャがいる状態で

イズチに行けるという噂があります。)

 

「ミクリオ様にも早く会えるといいのだが」

「うん………そうだね………」

ごめんね、3週間かかってるね……

私もそろそろ会いたいんだよ…

 

 

アリーシャの真名

古代語を扱えるのは都でも学者くらい。

スレイは遺跡の碑文などを

調べるため独学で覚えた。

「マオクス=アメッカは

笑顔のアリーシャって意味」

ナイフを返した時に

またあんな嬉しそうな笑顔を

見たいなと思ったからそう名付けた。

スレイは真顔で言っちゃうの、

異性を意識しないんですね。

 

 

「従士なのに我を出していいのか」と

尋ねるアリーシャにライラは

「従士は配下ではなく導師を助ける者」

と答える。

 

 

レディレイクを出発し、

レイクピロー高地の廃村

デカい憑魔を無視して

無事にガラハド遺跡に辿り着く。

 

 

コウモリ憑魔を前に

「超音波だよね、ちょっと憧れるな~!」

憧れてる場合か…!!

 

 

奥に進むと開けた場所に行き当たる

そこには蒼と白の美しい弓が。

ライラはこれは神器だと教えてくれる。

 

 

 

 

「神器」は導師と天族が行う

神依の姿を決定付ける、

言わば「神依の型」

レディレイクの聖剣も神器。

だからライラとの火神依は「剣」

 

 

ライラの聖剣を使えば、

「他の天族とも神依できるのか?」と

尋ねるスレイ。

場合によればできるが、

条件は二つ。

 

 

一つが導師スレイの主神である

ライラの陪神になること。

(「陪神」とは簡単に説明すると

ライラの影響下に入って

スレイに協力してもらうこと。)

もう一つは神器との属性が一致していること。

 

 

神器や天族にも属性はある。

神器と天族の属性が一致しないと

神依はできない。

 

 

この弓は水の神器のようですね。

そしてミクリオさんは水のー」

「さ、行こう」

おい!意地っ張りはそこらへんにしてくれ!

 

 

「スレイさんは、ミクリオさんを

陪神にしたくないんです」

「なぜだ?私を従士にしたのと

同じことだろう」

 

 

スレイ曰く

アリーシャは自分の夢のために

導師の力を必要としていた

「けど、ミクリオはー」

そう言いかけて

みんなに背を向けて

歩き出してしまうスレイ……。

 

 

(この……語らないところ……

察してほしいのか、または

自分以外は分からなくてもいい

超個人的な理由だからなのか…笑

そういうのとても好きだ。

以下妄想。

ミクリオが浄化の力が欲しいのって

自分自身のためではないから。

つまり、

スレイはミクリオが陪神になりたい理由は

スレイを支えたいからって思っている。

スレイのためを思って陪神になって

もしミクリオが怪我や

最悪の場合死んでしまったら

陪神にさせなければよかったと

思ってしまう。

だから心を鬼にして拒否してるんだろうけど、

それがミクリオにとっては他人行儀で

嫌だったんだろう。

ではミクリオの本心は?

いつもお互いのことを

分かりすぎているから、

こういうとき言葉が足らないんだよ!!

ちゃんと話し合えよ!!!

…青春…ですわね

 

 

弓の広間から立ち去る一行。

その後をつける(?)

見覚えのある水の天族は

弓に手を触れようとする。

 

 

ここで弓のディスカバリーを得るために

広間に戻るっていう意地悪をするのが恒例行事。

いやAP増やすために仕方がない。

 

 

聖水まであと一歩というところで、

大きなムカデに遭遇する我ら。

レディレイクの兵士たちが、

ガラハド遺跡に棲みついたきゃつらに

返り討ちにあったと聞いていたが、

こいつらのことだったのか…!!

 

 

火属性に耐性があるようで、

ライラとの火神依で何とか退けるものの、

ワラワラとわいてくる。

 

 

 

その時、

背後からお馴染みの双流を放つ、

待ち望みまくった水の天族様が現れる!!

左手には長杖、右手には神器である弓。

どんな思いで弓を手に取ったのか…。

意地悪してすぐに弓の元に

戻っちゃってごめんね。

きっと大急ぎで隠れたんだね…と

申し訳ない気持ちになった。

しかしあんなに

会いたいと言っていたのに、

しかもピンチを救ってもらったのに

「ツインフロー好きだね」

というどうでもいい気持ちが

まず先に出てきて大反省。

 

 

 

 

ミクリオを見つけスレイは

「ミクリオ!」と嬉しそうな顔で駆け寄る。

…君たち喧嘩してなかったっけ…?

「タイミングよすぎだ…ろっ…?(スカッ」

 

 

ムカデ蹴散らし

嬉しそうに駆け寄ってくる

ワンコスレイを華麗にスルーして

真っ直ぐにライラの元に向かうミクリオ。

 

 

「ライラ、陪神契約を」

 

「…よろしいのですか?」

 

「おい!ミクリオ!」

 

スレイはまだ納得していなかった。

ミクリオはスレイに向き合う。

 

 

「確かに僕は手堅いクセに意地っ張りだ!」

 

 

「あ…」

 

 

「認めるよ。陪神になる事だって意地を張ったさ」

 

 

(久々に見るミクリオの

菫色の瞳がとても綺麗だった。

見惚れた。私はミクリオが好きなんだ。

許してください…。

手堅いクセに意地っ張りって

前にスレイが言ってたの聞こえてたんだ…

「地獄耳か…?」とか思ってしまった

私はなんて情緒のない…

でも後々思い返すとジワーッと感動が

来てしまって………)

 

 

「けどスレイは!肝心なことがわかっていない!」

 

 

「わかってるよ!だから、お前を巻き込みたくないんだ!」

 

 

「うぬぼれるなよ」

 

 

「!」

 

 

「思ってるのか?自分だけの夢だって」

 

 

…………名場面……夢、共にする二人

 

 

スレイは何回か

ミクリオのツンデレに対して

「わかってるよ」と言っており、

今まではちゃんとツンデレだって

理解してたんだけど

今回の「わかってるよ!」は

わかっていなかった。

 

 

肝心なことって………

スレイは夢を「自分だけのもの」

だと思って、

その夢を追いかけるために導師となって

過酷な道を歩こうとする。

ミクリオはそれを支えるためだけに

陪神になろうとしてるとスレイは思っている。

でもミクリオの本心は?!

 

 

推測。いや妄想。

スレイとミクリオはイズチで

天遺見聞録を読んで世界を旅してみたいと

でも叶わぬ夢だと思いながら語っていた。

(テイルズオブ大全のミクリオの

ページより、そう推測、いや妄想。)

 

しかしスレイが導師になる時に

ミクリオは初めてスレイは本気だと分かって

(ライラに語るスレイの夢を聞いて、

ミクリオは「君は…」とひとり言っていた)

 

ミクリオも本気の夢としたんだけど、

スレイにはそのことが伝わってなかった。

(きっとお互い考えてることは

何でもわかると過信していた。)

 

だからスレイはミクリオが

「スレイのために陪神になろう」と

思っていると自惚れてたのか。

 

もちろんスレイを支えたい、

力になりたいという気持ちも

かなりあったと思う。

それプラス2人の夢のために陪神になって

浄化の力が欲しかったのかも。

もしかして拒否されてミクリオは

改めてひとりで考え直していたのかも。

 

 

 

「オレ達の夢だ」

 

 

 

オレ達の夢………

「人と天族が共存する世界で

遺跡探検をする」

スレイの夢でもミクリオの夢でもなく、

「オレ達の夢」……

なにこれ尊い……

というか

「思ってるのか?自分だけの夢だって」

「オレ達の夢だ」

で分かり合えちゃうのすごいわ。

 

 

ゼスティリアは

主人公スレイの夢を

叶えるための物語で

目的を夢に向けるために

恋愛要素を省いたらしい。

だから恋愛どーのこーの、

ヒロインどーのこーのいう作品ではない。

今まではそうだったとテンプレートに

はめてはいけない。

だってこれは

テイルズオブゼスティリアという

主人公スレイの物語だからね!

 

 

その夢を一緒に目指す人物が

スレイの幼馴染で親友で家族、

幼い頃から共に夢を語り合っていた

ミクリオだった。

 

 

まさに「雨降って地固まる」

同じ夢を追いかけている

ということを共有できただけで

2人の絆はまた強いものに

なれたのだと思う……。

 

 

スレイとミクリオは微笑みあいながら

お互いの左手を交わす。

 

 

 

 

襲いかかるムカデを抑えるアリーシャ。

なんと手を繋いで

目をつぶらなくても

天族の声が聞こえるようになっていた。

 

 

「「さぁ、ライラ!」」

 

 

「静謐なる流れに連なり生まれし者よ。

今、契りを交わし、我が煌々たる猛り、

清浄へ至る輝きの一助とならん。

汝、承諾の意思あらば、

その名を告げ……るのは省略~!」

 

 

「省略⁉︎」

 

 

重要な場面でもいじられミクリオ…

 

 

 

「神依いけます!

ミクリオさん!スレイさんに真名を!」

 

 

「そんなのとっくに」

「知ってるって」

 

 

ライラ「まぁ!」

わたし「まぁ…」

 

 

 

神依の契約以外で、

同性に真名を教えるのは

 

 

「命がけの信頼」

 

 

という意味らしいです。

(ベルセリアより)

 

 

小説版及びアスタリアでは

スレイがミクリオの真名を

羨ましがったというエピソードも。

でもどういうシチュエーションで

教えたかはわたしには教えてもらえない…

 

 

ミクリオの真名は

「ルズローシヴ=レレイ(執行者ミクリオ)」

執行者とは物騒だが

色んな意味があるみたいです。

それよりスレイとレレイって

双子みたいで可愛いですね。

 

 

 

 

「これがオレ達の神依…」

「スレイ、狙いは僕が」

「タイミングは任せろ!」

 

 

ミクリオが狙いをつけてくれてるお陰で

私たちプレイヤーはボタンを押すだけで

いいのです。感謝。

 

 

ムカデを浄化し、

自然に神依を解除できるようになったスレイ。

「そういえば、なんか自然に…」

「どうして急に…」

「いいじゃないか。理由なんて。

とにかく神依を自由に

操れるようになったって事だろ」

「ようやく一人前って訳だね」

「うっせ」

「なるほど、解除できなかった理由は

そういう事でしたのね」

 

 

スレイはミクリオと喧嘩したことで

不調に陥っていたってことだ。

仲直りして2人で一人前になれたってことだ。

 

 

「ミクリオ、ありがー」

礼なんかいらない。

僕は、僕の夢のためにやったんだからな」

「わかってるって(ニコリ」

来ました!分かってるって!!!

 

 

ミクリオは夢のためと言いつつも、

やっぱりスレイが心配だったってのも

あるんではなかろうか。

それを含めてスレイは

「わかってるって」

 

 

ここ可愛いポイントです。

ミクリオはスレイにサンキューはいいけど

ありがとうって言われたくない。

サンキューはフランクだけど

ありがとうは他人行儀だからかな?

2人で1つなんだから

礼なんて言うなよってことかね。

ミクリオくん。

 

 

アリーシャは声だけでなく、

ライラとミクリオの姿も見えるようになる。

 

 

しかし

スレイの視界の右側が

暗くなってふらついてしまう。

 

 

誤魔化すように

「少しは勝ち目が出てきたかな?災禍の顕主ってやつに」

「スレイ」

ミクリオはスレイのこと気掛かりらしい。

 

 

「ライラ様、ミクリオ様。助けていただいて感謝いたします」

「いや、なんでもないよ。この程度…」

「いらないんじゃなかったっけ、お礼?」

 

 

スレイ意地悪なやつだな~!!

でもわかる。

いつも冷静であろうとするけど

感情表現豊富なミクリオくんのこと

いじめたくなっちゃうスレイくんの気持ち。

 

 

ミクリオの称号

「陪神たる友」

今日までは幼馴染みの友達。そして、今日からは戦友でもある。

 

 

今日までと今日から…

ミクリオが戻ってきてくれて

収まるところに収まった心境です。

やっぱりスレイの相棒はミクリオだな。

 

 

ホクホクした気持ちで聖水の滝に着いた。

聖水の清らかさは充分で

ライラはミクリオに聖水を凍らせてほしいそう。

水は穢れに染まりやすいけど、

氷は染まりにくい。

これが溶ける前に地の主と司祭も

見つけないといけないが、

唐突にスレイが所持していた瞳石が光りだす。

 

 

赤の瞳石「トゥリア」(ギリシャ語で「3」の意味)

一心に本を執筆している人物がいる。

その本のタイトルは「天遺見聞録」であった。

 

 

なにやら書いている男性と側で見守る女性、

どうやら天遺見聞録を書いていたようだっ………

(同じこと言ってる)

 

 

大地の記憶がやっと反応した

「見たか、ミクリオ?天遺見聞録を書いてた

「ああ。さっきの人が作者なんだ

高揚する2人……。

 

 

大地の記憶は他にも世界の各地ある。

手に入れれば過去に関する知識を得られるはず。

大地の記憶集めはスレイが導師としての

答えを出す手がかりとなる重要なものですから!!

 

 

「なんか興奮してきた!」と走り出すスレイさん。

 

 

ヴィヴィア水道遺跡や弓の神器の前で

「もう行こう」と言ってたスレイとは大違いだ。

やっぱりミクリオがいると嬉しいんだね。

アリーシャに声が聞こえるようになったのと

(姿が見えるようになったのは器になった後)

神依を自由に操れるようになったことと、

大地の記憶が反応するようになったのは

ミクリオがそばにいてくれたからか。

大地の記憶、ミクリオと一緒に見たかったのかな。

今まではピースが欠けていたみたいな。

ああ、かわいいな。

 

 

元気に走り出したかと思いきや

「やっとひとつ終わったんだ。

そんなに気負うと体がもたないぞ

とミクリオママに言われ

急に「……あぁ」と本当に倒れるスレイさん…。

 

 

ミクリオの器になった反動らしく

「僕がおぶってくよ。

スレイを冷やす用の氷も作らないとね」

ミクリオはやれやれと言った感じで

きっと慣れてるんだろうね。

 

 

「……才能あるんだな。導師として」

それ本人が起きてる時には

言えないやつよねミクリオさん。

字幕では「ミクリオさん……」だけど

ライラはミクリオさん?みたいなニュアンスで名前を呼ぶ。

才能があるのは本当だから

「そうですわね」と言えばいいのに…なぜだ…

 

 

ミクリオも話題を替えるように

「そうそう。手紙、助かったよ、ライラ。

おかげでみんなを追いかけられた」

「趣味なんですの。お手紙書くのが」

 

 

ミクリオは長命な天族の中でも

17歳くらいのまだまだ赤子。

自分も力をつけたいということなのか。

リザルトでもライラとそういう話をしている。

 

 

ライラの器になった時は

熱が引くまで3日。しかし今回は1日。

 

 

ベッドから起き上がるスレイはまだふらついている。

「寝ていた方が」と心配するライラをよそに

「オレなら平気。凍らせた水が融ける前に、

地の主と聖堂を祀る人を探さないと」

頑張るのやめて…かわいそう…

 

 

でもミクリオは

「導師は言ってもきかない。

それをフォローするのが仕事だろ?

主神と陪神と従士の」

 

 

スレイのサポートタレントは

いつも「意匠察知」をつけてるから

序盤「おやつ作り」をさせて

「バニラソフトクリーム」を作らせ、

やっと「子どものころから食べている」の

スキットを………見ることが……できた……

 

 

「子どものころから食べている」

スレイは子どもの頃からミクリオの

バニラソフトクリームを食べている。

天遺見聞録に夢中になり色々と疎かになるので

強引に食べさせていた。

「それならちゃんとした料理も

作ってくれればよかったのに」

「しかたないだろ。子どもの頃は

一人で狩りができなかったんだから」

カーワーイーイー!

「ふふふ、二人は本当に仲がいいですね」

攻略本によるとスレイの大好物は

「ミクリオの作るバニラソフトクリーム」

スレイにとってお袋の味は

ミクリオの作るバニラソフトクリームなんでしょうね。

ちなみにバニラソフトクリーム作るのは

とても大変です。私は失敗しました。

「でろでろなもの」ができました。

 

 

「火加減は難しい」

ミクリオは水の天族だから

冷たいお菓子が得意。

対するライラは火の天族なので

焼き菓子が得意。

「ミクリオは昔からボアの肉を焼く時に

火加減を間違えて黒コゲにしてたもんな」

「まだそんなこと覚えていたのか!

そもそもあれはスレイが自分で火を起こさなー」

起こさなかったから代わりに焼いたのが

失敗したんですか?

というかかわいいが過ぎた。

ミクリオは焼き菓子が苦手というけど、

このあとパーティで唯一全部の

お菓子作れるようになるんだよね。

努力してるんだなミクリオ。

 

 

ミクリオは陰ながら努力して不言実行、

縁の下の力持ちだから何気なくその結果を

受け取ってしまうことが多いので

そういう努力に気づいて

感謝できるような人に私はなりたい。

 

 

水神依のフィギュア楽しみです。

次回の私へ、人間ひとりに天族ひとりしか

つけない理由を書いて

ミクリオと喧嘩して

ライラと神依して

遺跡探検は楽しくなくて

大地の記憶も見れずに

はちゃめちゃ導師の名声をもらい、

ヴィヴィア水道遺跡の出口まで

やっと戻ってまいりました我が導師様。

 

 

「やっと出られた」

えっ遺跡馬鹿のスレイと

私が同じ感想なの?

(マビノギオ山岳遺跡から出てきた時も

いってたっけか……

その時は「無事帰ってこれた〜」でした。)

 

 

「これからどうなさいます?スレイさん?」

意地悪気味に尋ねるライラ。

スレイは目をそらしながら

「……宿には居ないんじゃないかな」

 

 

「あら、ミクリオさんは宿に戻るって

おっしゃってましたけど?

言い方がやっぱり意地悪だライラ!

気のせいじゃない!

 

 

スレイ曰く、

地下にあんな遺跡が広がってるなら

ミクリオは宿に戻らずに

別の入口を探してる

(本能的にミクリオの動向を察知できる

能力を持ってますスレイさん)

 

 

ライラの普段のおっとり

ゆっくり落ち着いた口調は何処へやら、

ミクリオさんが一人で

遺跡に行った?!

危険で無謀でしかも

レディレイクに憑魔が

増えてきているのに!

と驚き早口になり

取り乱してしまっています。

 

 

大丈夫だよ。

危険と分かっているトコに

無茶してもぐったりするヤツじゃない。

自分だけじゃ

憑魔を浄化できないってことも、

ちゃんとわきまえてるよ。ミクリオは」

ライラとは対称的に落ち着いているスレイ。

離れていてもミクリオのことを

分かっているらしい。

 

 

(しかし

ミクリオが自分では浄化できないって

自覚しているのって辛過ぎないか……?

スレイもミクリオが浄化できないって

ことを自分で分かっていること、

その歯痒さも分かってるんだろうな……

あら、ややこしい…

つまりスレイはミクリオのことをお見通し、

だから憑魔を浄化できない、

スレイに力を貸せない悔しさも

スレイは分かってるんだろうな。

でも分かっていても危険な目には

合わせたくないと

強く思ってるんだよスレイは〜

この喧嘩どっちが悪いと言われても

どっちの言い分もわかるし、

どっちも悪い!

正解なんてない間違いなんてないの!)

 

 

「心配ないよ」

「信じてらっしゃるんですね、

ミクリオさんのこと」

「腐れ縁なだけだって」

 

 

ここで北米版では

love-hate relationshipという

表し方になるんだよね?

「腐れ縁 英語」と検索すると別の言葉が

出てくるのに、あえて「愛憎関係」

してるんだ。すげえや翻訳者の方…。

ちなみに「腐れ縁」とは

あまり良い言葉ではない。

しかし腐れ縁の語源は「鎖縁」

鎖のように切っても切れない縁という良い意味が

時代と共になぜか悪い縁という意味で腐れ縁

という言葉になったらしいよ。

でもよくあいつとは腐れ縁だからさ〜

って照れながらいうのを見てるとねぇ。

 

 

「なるほど、ミクリオさんは

スレイさんに張り合って

遺跡探検をしている最中なので、

宿には戻っていない、

そして一人で危険なことをしていないと」

スレイの表情が

キリッ→えっ?→ムッって

ライラに遊ばれているよ〜っ!

2人ともかーわーいーいー!!

 

 

「ちょっと意地悪だよね、ライラって」

 

 

この後王家のナイフを

アリーシャに返したいスレイ。

マビノギオ山岳遺跡で見つけたもので

王家ゆかりの大切な品かもしれない。

導師としての活動を始める前に

返してあげたい。

 

 

ライラもスレイに導師の役割として

まだ話したいこと

そしてアリーシャに聞きたいことがある。

 

 

アリーシャの屋敷に行こう!と

言ってるスレイに

「ミクリオさんも

見つかるかもしれないですし〜」

とからかうライラ〜!

「やっぱりライラ、意地悪だよ」

かーわーいーいー!!

ライラからすると

お互いのために喧嘩して

意地を張り合っている

人間と天族の子たち可愛いんだろうな。

 

 

なんて虚空に話しかけてる

導師殿を陰から覗いている怪しい奴がいる。

 

 

 

 

外縁水道区を出ようとすると

水道遺跡でスライムに

もぐもぐされていたおじさんと

仲間がお礼の言葉を述べてくる。

「あんたもしかして導師じゃねぇのか?」

「あ〜えっと…」

おっさんたち持ち上げる持ち上げる…

遠くから見てるライラ……。

 

 

 

導師になったけど

導師になったんだぜ感がなく、

スレイはスレイのまんま。

 

 

イズチのみんなはもっと

のんびりしてる感じだった

から戸惑っちゃうよと。

「ずっと天族の村で

育ったんでしたよね?

人間はスレイさんお一人で…」

と悲しそう?に言うライラ。

悲しいのではなくて

別の感情?考えているような?

悲しそうなのは違うかな…

だってライラは

スレイとミクリオの仲の良さを

知っているわけで

スレイも人間ひとりで

育ったから疎外感って

雰囲気を出してるわけでは

ないしね。どうなのか。

どう思います?

綺麗な天族に育てられ、

純粋な人間となったスレイは

これからいろんな感情を持つ人間の中で

生きていかないといけないという

ライラの心配かな…。

 

 

宿に行ってみた。

「いないですね、ミクリオさん」

「でしょ。手堅いクセに意地っ張りだから

苦笑いのような困ったような

顔をして言うスレイ………。

「さ、行こう」

(待ってくれ…!回復させてくれ…!)

 

 

「よくわかってるんですね。本当に」

ライラは宿に置き手紙をする。

それはもしかして

手堅いくせに意地っ張りな

水の天族様への…。

 

 

「王都の地下遺跡は、

王家が管理しているのよ。

見られたくないものが

あるからって噂だけど…」

 

 

アリーシャの屋敷に着くと

マルトラン先生と

アリーシャ何かのお話をしていた。

「出来る限りのことをしてみるが、

保証はしてやれん状況だ。すまん。

お前のことだ、覚悟はしているんだろうな」

「今の私にできることに力を尽くします」

 

 

「我が弟子の愛すべき長所ではあるが

その性格が大臣たちの不安を煽るのだろうな」

 

 

アリーシャとマルトランが

話し込んでるところに

来てしまったスレイは

一歩引いて見てたんだけど

アリーシャがスレイ!と呼んで

ビビってしまったように

「っと……こんにちは」

ていうのかーわーいいー!

 

 

 

「ハイランド王国軍顧問、

教導騎士マルトランだ」

と自己紹介をされる。

頼りがいがある。強そう。

そして、

友人としてでいいから

アリーシャの力になってやってくれ。

立ち去る。いい先生。

 

 

スレイはマルトランをかっこいい人だなと。

アリーシャの目標とする方らしい。

 

 

まずアリーシャに王家のナイフを返す。

アリーシャの家に伝わるとても大切なもの。

(「ありがとうスレイ」と言われて

ニコッとしただけで

言葉を返さなかったのって

ナイフはミクリオたち天族が

見つけてきたから

だったりするのかな。

それともうちのスレイさんは

一回売りに出したから

罪悪感があったのかも笑)

 

 

ナイフを渡す際にアリーシャと

スレイの手が触れ、

その際アリーシャにも

ライラの声が伝わっていた。

思わず口に手を当てて驚くように

「聞こえた、ライラ様のお声が!!」って

天族信仰があるというか

もう天族オタクにしか見えないアリーシャ

オタクそういう動作するじゃん!

天族はアイドルか!!

 

 

しかしそう簡単には聞こえず、

まだ手を繋いでないとだめ。

繋いでかつ、目を閉じる?

「こんにちは、アリーシャさん。

聞こえますよね?」

 

ライラの力がスレイにより馴染んだから、

前回ほど知覚遮断しなくても

声は聞こえるようになった。

「よかったよ。話のたびに、

スレイにあんなマネをさせては

申し訳ないからね」

 

 

 

 

そしてライラのアリーシャへの用とは

「地の主」と「器」を

見つけるために力を貸してほしいというもの。

 

 

古来、天族と人は力を合わせて

穢れから自分たちの土地を守ってきた。

力ある天族は穢れのない

清らかな物を器とすると

「地の主」という存在なる。

器と共に人々に祀られることで

穢れを退ける「加護領域」

広げる力を得る。

本来聖堂とは地の主を祀り、

穢れから土地を守るもの。

 

 

(穢れって天族からすると悪いものでしかないけれど、

人間からすると、当たり前にある負の感情なんですよね。

その負の感情は悪だから

消滅させねばならぬという考えではなく、

人間が当たり前に持ってしまう感情だからこそ、

天族様に私はこんなことをしてしまいました、

憎しみを持ってしまいました、

傷つけてしまいました、

私の罪をお許しくださいって告白し、

祈りを天族は受けて、

その負の感情からの穢れを払う加護領域を

広げていたのかもしれない。

神道やキリスト教をモチーフにしてるっぽいので、

重ね合わせて考えると面白い。

実際に宗教も時代と共に廃れて行ってますしね。。

私は宗教を文化として好きなので、

こういう人と天族の関係は大好きでございました。)

 

 

しかしレディレイクの

聖堂には地の主の器もなく

正しく祀ろうとする者もいない。

 

 

いくら導師が穢れを祓っても、

地の主の加護なしで

その地を守り続けることはできない。

ライラがアリーシャに聞きたかったのは

地の主の器となる物の心当たり

正しく祀ることができるかどうか。

 

 

聖堂についてはハイランド王国の

ほとんどの聖職者は天族への

感謝の心を失っている。

しかし最近司祭になったブルーノ

と言う者なら真摯な人である。

 

 

善は急げと聖堂に行って

話してくると行ってしまうアリーシャ。 

ライラはまた置き手紙を……。

 

 

(あの置き手紙は

ミクリオになんだろうね。

自分たちがどこに行くか分かるように

やってくれてるんだろうね。

つまりミクリオはみんなに

見つからないように

跡をつけてきたってこと…?

何それ泣けてくる。。

今まで一緒に事態を解決してきたのに

輪に入れない立場…………

でも放っておくこともしたくなくて

とりあえず隠れてついて行ってるの?

悲しくなってきた…。)

 

 

聖堂に行くもブルーノさんは留守。

アリーシャは器の方は街の北東

「ガラハド遺跡」の清らかな滝、

代々のハイランド王が戴冠式の前に

身を清めてきた「聖水」はどうかと。

 

 

清らかな水は確かに

天族の器となり得るもの。

しかし遺跡に獣が棲みつき

退治に向かった兵士が

返り討ちに遭っているらしい。

そりゃもしかして憑魔ではねぇのかい??

 

 

急がないと滝の水も

穢れてしまうかもしれない。

しかも

今のレディレイクには

穢れが満ちており

その聖水も祀る前に

影響を受けてしまうかも。

 

 

「水は穢れの影響を

受けやすい性質なんですの」

 

 

何か方法はないのかと尋ねるスレイに

「水の天族の協力が必要」と言うライラ。

 

 

「……………」

おい!!

スレイも意地っ張りなんだよ……!!!

 

 

「そういえばミクリオ様は?

一度もお声が聞こえないが」

「ちょっとね。ケンカしちゃった」

 

 

聞いてください、アリーシャちゃん。

2人とも意地っ張りで困っちゃうんです…。

叱ってあげてください。。

 

 

後ろめたさを振り切るように

「とにかくガラハド遺跡へ!!」

 

 

「スレイ、私も連れて行って欲しい」

「憑魔と戦うのは無理だよ、アリーシャには」

「だが(怒

ほ〜ら、また怒らせた〜

 

 

「スレイさん、主神が陪神を収めるように、

導師も『従士』を持つことができるのです」

 

 

アリーシャが従士となれば

スレイの領域内でなら憑魔と

戦うことができる。

 

 

「ただし………」

 

 

そう言って

スレイに耳打ちをするライラ……。

 

 

(2Pちゃん「こりゃなんかあるぞ」

ほう、勘がいいなとニヤリとした私。)

 

 

「ハイランドの聖堂は

私が生まれた頃から、

ずっとこんな様子だった。

私は、穢れたハイランドしか

知らなかったんだ……

お願いだ、スレイ。

私を君の従士にして欲しい。

私は見てみたいんだ。

穢れのない故郷を!

 

 

それがアリーシャの夢なんだな。

わかったよ。アリーシャ」

 

 

「…………」

 

 

スレイがアリーシャを従士としたのは

きちんと自分のやりたいこと、夢を

話してくれたからだと思うよ。

アリーシャ眩しいなと思ってしまった…。

その真っ直ぐさは普通の

人間としては素晴らしい。

でも時には非情になることが必要な

国や民を導く者としては綺麗すぎる。

 

 

ライラの詠唱の後に

スレイがアリーシャに

古代語の真名を与えてあげる

従士契約が結ばれるそう。

 

 

 

「我が宿りし聖なる枝に

新たなる芽いずる。

花は実に。実は種に。

巡りし宿縁をここに寿がん。

今、導師の意になる命を与え、

道理の証しとせん。

覚えよ、従士たる汝の真名はー」

 

 

「マオクス=アメッカ(笑顔のアリーシャ)」

 

 

「改めてよろしく、スレイ」

「こちらこそ、アリーシャ」

 

 

並んで歩くスレイとアリーシャの背後で

ライラがちょちょいと…。

その視線の先、窓の外にいたのは

水色の天族様であった。

 

 

 

 

(えぇ……

ミクリオの気持ちになってみると

すごい複雑な……

自分は浄化の力を

手に入れさせてもらえないのに…

でも何度も言ってるけど、

スレイはミクリオを

巻き込みたくないだけだから…

でも生まれてからずっと

苦楽を共にしてきたのに

いきなり巻き込みたくないと

遠ざけられたら何遠慮してるんだよ、

よそよそしいよって怒りたくもなるよ…

うんうん…

 

導師であるスレイと

主神であるライラ、

従士であるアリーシャは

契約で繋がるけどね、

主神と契約を結ぶ陪神は

導師とは契約で結ばれない、

言ってしまえば関係ないのに

突如主神と陪神候補生の間に入り

それを止めた導師様!

導師と陪神候補生の問題ではなく、

スレイとミクリオの問題だな

 

 

 

アリーシャの称号

「突槍士」素早い槍さばきで敵を近づけない槍の使い手

「守護槍士」護るために槍を取り、攻守を使い分ける槍士の称号

「槍闘士」目まぐるしく変わる戦況の一瞬のスキをついて

槍の奥義を繰り出す者の称号

「従者姫」導師と共に戦うことを決めた証。その者は、

見えなかった真実と向き合わねばならない

 

 

早くスレイとミクリオを仲直りさせたい

その一心。

でもミクリオの力になりたいのに、

その力が自分にはなく何もできないって

悔しさ、刺さりませんか…?

私にはグサグサ刺さった…

わかる、わかるよその気持ち…

また文字が多いから投稿できないらしく・・・

その5の続き

 

 

街を回ってみようということになって

ライラが2人のお姉さんみたいに

「ふふふ」と微笑む。

遺跡探検に熱くなる弟2人を優しく見守る

ライラはお母さんかお姉さんみたい

2人を見守っててくれて本当に和む。

 

 

いのまた天族美人姉弟のスレイへの対応和む。

 

 

「世界にはどんな憑魔がいるんだろう?」

「わからないが…カメの憑魔がいたらイヤだな。硬そうで」

そこかよミクリオちゃん。

 

 

 

 

外縁水道区にはカメの憑魔が!と

思ったらかめにん。かめにんはかめにん。

かめにんは天族が見えるみたい。

何者なんだかめにんは…

かめにんはかめにん……

かめにんから地図を買う。

かめにん視点の地図だから

本来と異なるところもあるらしいが

何が異なるのか誰か教えてください。

 

 

「故郷イズチ」

「ずいぶん経った気がしないか?イズチを出てから」

「もう帰りたくなったのかい?」

「そんなはずないだろ!旅は始まったばかりなんだから!」

「どっちだよ」

かーあーいい~でも随分経った気もするね。

私も最後までブログを書けますように。。。

 

 

「お二人は……イズチからいらしたのですか?」

知ってるのか?と聞かれ、

「え、ええ…」と濁すライラ。

ライラにもイズチを見せてあげたい。

帰りたいのか?

ジイジには色々説明した方がいいかなって!

雷は覚悟するんだね。と呑気に喋る2人を置いて

ライラは「これも縁なのでしょうか……」と呟く。

 

 

うちのスレイさんは

王家のナイフ売ってしまったのですが、

セキレイの羽のロゼとエギーユは

そのことを後悔していないか

気がかりだったらしい。

王家のナイフを返す条件として

仕事を手伝ってほしい。

武器屋に荷を卸すのを手伝う

水路の作業員に作業命令書を届ける

宿屋の食事メニューを調べて教えるの中から選べる。

「水路の作業員に作業命令書を届ける」って

商人がやることなの??

 

 

大切なものなんだから考えてから売らないとね。

王家のナイフとジイジのキセルを売った

うちのスレイさん

痛いところつかれたね…

食事のメニューを宿屋から聞いて

その食材をロゼとエギーユに伝えると

無事に王家のナイフを返してもらえる。

 

 

ジイジのキセルも良い品だったらしく、

なぜかアタッチメントのテンガロンハットを

もらえる。

 

 

それにしても

不況不作で食材が手に入りにくい上に

橋が壊れてしまって通行ができないし

マーリンドというところでは疫病が

流行ってるってなんかどん詰まりですね。

 

 

外縁水道区をぶらぶらしていると

地下水路に行った作業員が

1人戻ってこないらしいという

話を聞き、探しにいくことに。

地下水路は街中より穢れている。

穢れを感じるスレイは早くも

ライラの力に馴染んできている証拠であり、

やっぱり才能があるらしい。

導師の真の能力解放も遠くはないという。

 

 

地下水路はヴィヴィア水道遺跡というらしい

 

 

曲がり角を曲がろうとすると、

 

 

 

 

スライム憑魔がねちょねちょ言いながら人を食べておった。

「憑魔だ。下がれミクリオ!

「何を言う!僕だって…」

オレとライラで大丈夫。心配するなって!

「……」

 

 

 

スライム憑魔を浄化し、

食べられていた人は無事助け出すことができた。

きっと分からないだろうから、

溺れていたんですと誤魔化す。

 

 

「よかった。これで心置きなく遺跡探検ができるな。ミクリオ?」

「次からは僕も戦う」

「ミクリオじゃ憑魔を浄化できないだろ」

 

 

「じゃあこれからずっと君の後ろで

指をくわえて見てろっていうのか?

僕は足手まといになるためについてきたんじゃない!

「ミクリオ…」

怒るミクリオに困惑するスレイに

おろおろするライラ。

 

 

「オレとライラで大丈夫」も

安心して待ってて!

みたいなトゲのない言い方だったし

「心置きなく探検できるな」も

楽しみだ~みたいな声音だったし

「ミクリオじゃ浄化できないだろ」も

普通にただの事実を言ってるし…

スレイにとってはミクリオが

戦闘に参加できなくても別に

いいって思ってるんだろうな。

 

 

「ライラ、僕も浄化の力を得る方法はない?」

「方法は一つ…ミクリオさんが私の力に連なるもの

陪神になることですわ。

そして私の器たるスレイさんに宿るのです」

「じゃあ、それで」

ライラの手を取るミクリオに

 

 

ダメだ!ミクリオ。そんなこと簡単に決めちゃ!

 

「君に言われたくないな。

君だって導師になるってあっさり決めたじゃないか

 

「それとこれとは別だろ。

ミクリオは憑魔を浄化するのが夢なのか?違うだろ」

 

 

 

 

ここで導師のグローブを見せるようにするのは

何か「夢」に関する演出なんだろうな。

だって普通はスレイの利き手である右手で

ガバってやりそうじゃないか。

 

 

僕は天族だぞ。天族の天敵とも言える憑魔を

浄化したいって思うのは自然なことだと思うけど?」

 

カエルがヘビを退治したいって思わないだろ」

 

「僕はカエルじゃない」

 

カエルはあかんスレイさん!!!!!

 

 

「何ムキになってんだ!ちゃんと聞いてくれ!ミクリオ!」

スレイはミクリオの両肩をガシッと掴んで揺さぶる。

 

 

 

 

いやスレイがミクリオに戦わせたくないって

気持ちが伝わりすぎてね。

ほぼ不老不死であるはずの天族、

マイセンの死を目の当たりにし

ルナールやスリの子供に旨そうって言われたりね。

過酷な導師の運命に巻き込みたくないってね。

危険な目に遭わせたくないってね。

 

 

でもね足手まといになりたくないミクリオの気持ちもわかるよ。

だってミクリオはスレイと稽古できるように自分の武器を

長杖に変えたりね、抜け駆けなんてさせないって頑張ってたりね。

浄化の力がないって悔しくも二人で逃げてた時期もあったしね。

いつもスレイを気にかけていたから

スレイの力になりたかったんだよね。

それがね、二人は言葉が足らなくて、

すれ違いになってしまったんだな。

スレイもミクリオも互いにムキになっているんだよ。

 

 

「……ムキになってなどいない」

「ミクリオ…」

「足手まといは宿で待ってるよ」

「スレイさん、追いかけなくては…」

「宿で待ってるって言ってるんだ。放っとこ!」

 

 

………この………複雑な…………心境……………

 

 

ミクリオを戦わせようとしないスレイも

足手まといではなく支えたいミクリオも

言葉が足りず喧嘩する2人も

おろおろするライラも

みんなお互いのことを考えたうえでの

いざこざなのでとても、今、みんなが愛おしい。

 

 

pixiv百科事典の「スレミク」のページに

書いてあったのですが

ここでの二人の状況というか関係は

北米版で「love-hate relationship」らしいです。

グーグル先生の翻訳によると「愛と憎しみの関係」

 

 

「love-hate relationship」は

日本語の「愛憎関係」で調べると

恋愛がらみのことしか出てこないのですが、

wikipediaで「love-hate relationship」を

日本語訳にして読んでみると

二人の関係って深いものなんだなと思えてしまう。

ただの家族または友達またはライバルではなく、

家族で友達でライバルだからより深いんだね。

 

 

愛と憎しみの同時または交互の感情を伴う対人関係です。

感情が激しいときに特によく見られるものです。 

ロマンチックな性質のもの、

または兄弟と親子の間の関係にも適用できます。

 

 

いやなんか専門用語多すぎて解読できない。

とりあえず自分の自我が強く、

さらに相手を想いすぎているってこと?

 

 

浄化の旅においては

浄化の力を持たない

天族のことも守ってあげないといけない。

言ってしまえば足手まといになるのに、

スレイはミクリオがそうなっても別にいい、

ミクリオと旅できればそれでもいいって思ってそう。

イズチを出るときにスレイはミクリオに

「きてくれてすげーうれしい!」

言っていましたからね。

 

 

しかしスレイの無意識の一言一言が

ミクリオに突き刺さってるんだろうな。

もちろんスレイには悪意が全くゼロで、

支えたい負けず嫌いからするとイヤだろうな。

「抜け駆けなんてさせないさ」

常々言ってましたからね。

 

 

ぽんと手を打ち

「青春ですね?男の友情!そうですね!

でもそれならスレイさん、意地悪ですわ」

ウキウキし始めたライラさん。

「ミクリオさんの気持ち、

わかっているのでしょう?……決めましたわ!」

 

 

「えっ、何を?」

「進む事をですわ。うん、それがいいです」

「なんかわかんないんだけど……」

このスレイの言い方がついて行けないって感じでリアル

「さぁ、遺跡探検に出発ですわ♪」

 

 

遺跡の奥の扉の開き方

扉ではなく封印と予想するスレイ。

封印ですか?と静かに尋ねるライラ。

見つかった遺物や遺構が時の権力者にとっては

不都合なものだった場合人目につかないよう

禁忌扱いにして封印していた。

王家の紋章が記されていた扉、

封印したものは王家ゆかりのものかもしれない。

 

 

アリーシャがマビノギオ山岳遺跡で落としていた

王家のナイフを当てると扉が開く。

 

 

「スレイさんは本当に遺跡が好きなんですね」

子供の頃から遊びって言えばミクリオと

遺跡探検だったから。

ミクリオはスレイが何か見つけてきたら

次の日すぐに別な何かを見つけてきて…」

微笑ましく「それで?」と聞いてあげるライラ

 

 

扉の奥を進むとすげ~でっかい剣が。

アスガード時代に作られた聖剣の祭壇跡。

ライラはこのことを知っていた。

「先代導師とは、ここで契約をしたんです」

 

 

(その話が見たい!!!)

 

 

 

 

ライラがそのことを話してくれなかったのは

スレイとミクリオが楽しそうだったから

スレイとミクリオの探究心に水を差したくなかった。

そしてもう一つはスレイのため

 

 

「スレイさん。導師だからといって

全てを一人で抱え込む必要はありません。

どうですか?この遺跡に辿り着いて。

これまでよりも心が踊らなかったでしょう。

スレイさん。理由はわかっていますね?」

「……うん、けど…」

 

 

友達に宿命という重荷を背負わせたくない、ですね?」

「……なんでもお見通しなんだな、ライラ」

いつの時代でも導師とその天族の友人が

必ずぶつかる問題だった。

スレイさん、ミクリオさんの気持ち、わかりますわね?

「うん」

 

 

(導師になる時も思ったけど

ライラは浄化することが使命なわけでしょ。

だから目的を果たすには浄化できる天族が

増えればいいのに簡単にそれをさせないところが

こちらのことをよく考えてくれてるなって思いました。

 

 

例えばミクリオよりももっと強い

水の天族がいたかもしれないのに

ライラが希望するならミクリオに

陪神になってほしいのは、強い天族が側にいるより

自分の大切な者が側にいた方が

スレイが答えを探す旅には精神上いいからなのかなとか)

 

 

「なら、もう私が言うことはありませんわ」

「ありがとう、ライラ」

そしてこの祭壇を訪れた本当の理由は

瞳石、大地の記憶をスレイに託すため。

「スレイさん、見えますか?」

「へ?何が?」

スレイさんは見えません……

 

 

大地の記憶は天族を感じられる力

霊応力を持つ者に刻まれた記憶を見せ、

災禍の顕主を識るための道標となりえるもの。

今のスレイには何も見えていないのはなんでかなあ。

 

 

スレイはあっさりと

「帰ろう。ここで考えててもわかんないし。

必要があればまた来たらいいさ」

と引き返していく

「ミクリオさんと……ですわね」

 

 

普通のスレイだったら

分からないことがあったら分かるまで

居座るんだろうな。

ミクリオがいないから楽しくないんだよね

 

 

先に進むと内側から封印された扉。

導師を生み出すために作られた祭壇の部屋は

浄化の炎を操れないと開かない仕組みになっている。

つまり導師になれなかった人はここから出られなかった。

扉の奥は導師になれず倒れてしまった人たちの想いが

穢れとなって憑魔となり蠢いている。

 

 

こ、こわ…出られずに息絶えたのか。

 

 

浄化の炎で扉を開けるとたくさんの

スライム憑魔に囲まれるスレイとライラ。

天響術を使おうとするものの数多い

スライムに阻止されてしまうんだな。

すると

「きた!?来ましたわ!

スレイさん、導師の真の力を見せる時です!」

 

 

スレイはライラから真の名を授かる。

その名を唱え溢れる力をとどめ身に纏えと。

それこそが導師たるものの真の力、これが神依

 

 

「フォエス=メイマ!(清浄なるライラ)」

 

 

 

 

 

ライラの真名を唱え一体化し

火の力を纏ったスレイ

聖剣を神器としその大剣を振るう。

 

 

(短髪で男の子という感じの

スレイの髪を長くして羽根で結んで

ひらひらと白い衣装にさせて

ヒールまで履かせてしまう

普段とのギャップにやられた。

神依大好き。)

 

 

「ふふふ」

「ははは…」

スライムに囲まれて土壇場で力が目覚めた

スレイさんはしかし神依を解くことができぬ。

こんなに早く神依を発動させる能力はあるのに

解除できない。しかも大地の記憶も再生できない。

スレイさんははちゃめちゃ導師ですね。

 

 

2pちゃんは喧嘩の時ミクリオの味方をしてました。

だから私はスレイをかばってあげました。

でもミクリオの自分は何もできないという

もどかしさ、悔しさ、もしかしたら

劣等感、疎外感は誰しも経験あることでは。

コミカライズはとても可愛そうだったな。

しかしそれほどまでにスレイは戦わせたくなかったんですな。