タイトル思いつかない。
絵を描く気力が皆無でした。
きっと疲れているんだと。
と思ったけど字ばっかりじゃダメだね!
バルトロ大臣から王宮への招待を受けるスレイ。
ウーノは王宮のある方角から強い穢れを感じるという。
王宮に入ろうとするスレイとアリーシャだったが
入口にいる衛兵が立ちふさがる。
姫様なのに王宮に自由に入れないの?
「バルトロ様の命は、
導師スレイをお通しせよとのことでしたから」
当然ながらアリーシャは怒る。
さらにバルトロは自分からスレイを
招待しておいて接客中だから
少し待っていろと言ってるらしい
衛兵に客室に案内してもらう。
その間に暴走していろんな部屋に
行こうとしたらミクリオママに
「今は大人しくしていた方がいい」と
咎められてしまいました。
「政に関わる人間は穢れに染まりやすいんですの。
皆がアリーシャさんのようならいいのですが……」
でもこの王宮自体は穢れていなかったです。
まつりごとと読みます。
「幼い王を擁する大臣たちは煙たがっているんだ。
王位継承が低いくせに、政治に口を出す私を」
幼い王とは…?アリーシャのこと?
でも君は若すぎる。そして心が綺麗すぎる…。
「王宮の本棚」
貴重な本がたくさん揃っている。
遺跡や歴史の本も多いがライラは
『くるおしき愛の叫び』が気になるらしい。
ミクリオは面白そうに「ちょっと読んでみるか」
「おい、本が浮いて見えるって!
まったく。オレが持つから貸して」
3人でひとつの本を読んでいるの?
くるおしいほどかわいい。
「愛と苦悩を叫びながら、
青すぎる情熱がほとばしっていますわ」
「10年後に読み返した作者が、
自分のあまりの若さにもだえ回るのが見えるようだ」
と散々な感想のライラとミクリオだが
スレイは「そう?いいこと言ってると思うけど」
「「えっ?」」
「スレイ、君ってヤツは…」
「情熱家なんですね」
「二人の視線……なんかくるおしい!」
本を読んでいるミクリオ様、
今のうちにゆっくりしておくよと
言っていたのに、
最後に話しかけたばっかりに
バルトロ様の準備が整いましたと
呼び出しをされました。ごめんね。
ミクリオに話しかけるの楽しみで
最後に話しかけてしまう…
ちなみにドアの前に立っている衛兵は
もちろん天族が見えていないので
ミクリオの読む本が浮いて見えてしまうが、
アリーシャが隠すように立っているから
大丈夫と言い張るミクリオ。
ギリ隠れていると思いきや…
じゃあ行くかとドアに向かうと
衛兵は姫様を槍で通せんぼする。
槍立てることないじゃん…!
アリーシャ様には別命が下されるとの
内示がありましたそうです。
しばらく客室で待っていろと
アリーシャのことも待たせておいて
別命があるんでと今更言い出すなんて
「今の待たせておいてわざと?」
とスレイも気づいてしまった。
「だね、穢れが消えないわけだよ」
(さっきのスレイのひとり言かと
思っていましたが。
人の意地悪に慣れていないスレイが
一人で感じてたのなら可哀想だなと
思ってたけどミクリオが応えてくれて
ほっとした)
ちなみに王宮にやってきたのは
朝か昼くらい。
客室で待っていたら夕方になっていた。
どんだけ待たせるんだと思うけど
その分たくさん本が読めたのではないか!
よかったね!
「待たせたな導師よ。遠慮なくかけたまえ」
奥の広間に入ると大臣たちが顔を揃えている。
一人一人の前には豪華の食事が用意されており、
「毒でも入ってそうだ」というミクリオと
料理に目を向けるスレイ。
こちらの心を読んだかのようにバルトロは
「心配無用。毒など入っていない」と言ってくる。
(多分バルトロは天族は見えてないです。
普通の人間でも憑魔になると天族が見えるように
なるらしいけど、バルトロは憑魔ではない)
我々は君とお近づきになりたいのだよと
一人ずつ紹介をされる。
見た目からして悪そうな奴らだ…
ノーサンキューです!
マティア軍機大臣、シモン律領博士、
ナタエル大司教、そして内務卿のバルトロ。
内務卿とは事実上の首相のことらしい。
「スレイです。招待してくれてありがとう。
オレも話をしたかったんだ」
(トップを前にタメ口になるスレイさんカッコいい…
ちょっと怒ってるよね?)
スレイは食事に口をつけ始める。
「おい、素直に信じすぎ」
「度胸はあるようだな。それとも、単なる愚か者か…」
「美味しいな。
アリーシャも一緒なら、もっとよかったけど」
(冷静ですねスレイさん…というか怖いよう
怒ると静かになるタイプか。
あの天真爛漫な人の悪意を全く知らないスレイが、
人の陰な感情を受け取る時に
冷静で皮肉っぽくなるのとてもかっこいいです……)
「どういう関係なのだね?アリーシャ殿下とは」
「友達だよ。オレを外の世界に誘ってくれた」
「建前はいい。腹を割って話そうじゃないか」
「?」
「スレイさんとアリーシャさんが、
お互いを利用してなにか企んでいるのだろうと
言っているのですわ」
(年頃の男女が仲良くしてるだけで
仲を勘ぐってくるオヤジじゃなかったのか!
とそこに驚きました。低俗でごめん。)
「アリーシャを利用なんてしないし、
導師はそういう存在じゃない」
「さぁて。本物の導師など見たことはないのでな」
「疑われてるね。当然だけど」
スレイはミクリオの方に顔を向けて
「いいよ。信じられないなら」
拗ねてるぽくて可愛い言い方ですけど。
「よくはない。王族がニセ導師を使って
人気取りをしたとなれば致命的な醜聞だ」
「……証明すればいいのか?本物の導師だって」
「本物かどうかなどどうでもいい。
問題は、国民が君を支持し始めている事実だ」
スレイは支持とか全くどうでもいいけど
国民の皆様と大臣たちは
そこ気になっちゃうんだね。
「民というものは、
常に劇的な救済を求め、
安易に欲望を託すからな」
(あなたたち国民のこと
そんなふうに思っているの?と
考えてしまう一方で
今回のコロナでは
医療関係者やお店の店員さん
宅配業者をヒーローと呼び、
当事者の方々はやめてくれと
言っていたことと同じかな…
でも大臣たちは
導師が邪魔だと思っているので
そこは同じではないが)
「確かに……人々の過剰な期待には
歴代の導師も苦しんできました……」
「しかしだからこそ君の存在が有効となる。
単刀直入に言おう。我々の配下に入れ、導師スレイ。
ハイランドを守護する導師として、
国民の士気を高揚させてもらいたいのだ」
「近年、災害が続いたせいか、
国民に厭世感が広まって困っているのだよ」
「ローランスとの開戦も近いというのに!」
もちろん充分な礼はする
と言ってバルトロはお金を投げ渡す。
「君は遺跡探検に興味を持っているそうだな?
我らの仲間になるのなら十分な便宜を図ろうじゃないか」と…
(このおっさんたちニセとか言ったり
お金投げたり悪口言って
本当にスレイが仲間になると思ってるの。
権力で脅そうと思ってるんだろうな…)
「アリーシャ姫に義理立てしても無意味だぞ」
そしてアリーシャは疫病が流行っている街に
左遷させることを聞かされる。
しかしそれを聞いたスレイは
「断るよ。残念だな。
話して分かる人たちじゃなかった」
と正面から言い放つ。強い……
(ミクリオも聞こえてないけど
「むしろよかったよ」
と言っていた気がする。
二人の声時々似ているから
わからなくなる…)
「ニセ導師風情が後悔するぞ!
アリーシャともども潰してくれる」
本音!それ言っちゃあダメだろう!!!
そんな脅しを聞いても
スレイさんは怯まず、振り向き
ニカっと歯を出して笑うスレイさん…強い……
するとドアの向こうから
王宮内に武装した兵を待機させるなんて何事!と
怒なアリーシャの声がし、扉が開けられる。
姫、落ち着いてください。
アリーシャ同席させたら落ち着いて
話せなかったろうななんて思ってしまった。
そんなアリーシャに
スレイは冷静に声をかける
「王宮の見学はすんだよ。行こうアリーシャ
自分の夢は自分でかなえるよ。オレもアリーシャも」
武装した兵士たちが襲いかかってくるも
「やりすぎじゃないのか、スレイ!?」
「いえ、スレイさんの力が強すぎるんです!」
「スレイ、もっと力を抑えないと!」
「そう言われても!」
「いけない、これ以上やったら…!」
水神依でやりました。すみません。
ミクリオは必死にやりすぎ!抑えて!と
言ってくれているのに水神依でなぎ倒しました。
あっという間に兵士を制圧し、
今の騒ぎは忘れる代わりに
スレイに手出しをしないでもらいたいと言うアリーシャ。
バルトロはそれでも
「放置したら国の治安が!
こんなものをローランスに利用されでもしたら!」
いやスレイを人間の社会の
枠組みの中に入れようとしないでいただきたい…!
すると急に窓が開き、
蝋燭の火が消えて真っ暗に……
大臣たちの背後には黒い影と刃物が。
「国より自分の心配をした方がいい」
前にも出会ったこの集団は
「風の骨」と名乗る暗殺ギルド。
大臣たちは風の骨を謀って姫の暗殺を依頼した。
騙したお礼にと大臣たちを殺そうとした風の骨だが
アリーシャはハイランドに必要な者
だと言ってやめるように頼む。
風の骨は「矜恃に反する殺しはしない」と
大臣たちに告げ、解放する。
そして「変わった暗殺者だね」と
呑気に言ってるミクリオチャン。
解放されてすぐバルトロは
「曲者だ!であえであえ!」
チャリンチャリンチャリンチャリン!!!と
ベルを鳴らし兵を呼び始める。
風の骨たちは慌てることなく
「お前たちのおかげで、仕事が一手ですんだ」
「返礼だ。ついて来い」と言い、
ドアの向こうに走り出し、ご丁寧にドアを閉めた。
ナタエル大司教さん
「あぁ天族よ……!
どうか我が身をお守りください……!」
ドアの向こうには兵が集まってきており
アリーシャは「強行突破しか!」と言っておられる。
自分のところの兵だろ!戦うつもりかい笑
スレイは
「だめだ!オレの力じゃ殺しちゃう!」強い…
どうやら風の骨は抜け道を知っているらしい。
しかし攻略本に従い
逆側の部屋の宝箱を取りに行ったよ!
兵士がうろうろしてるけど戦って倒したよ!
寄り道しまくってやっと追いついたオレたち。
「あとは自分で切り抜けなよ」
と言い残し風と共に去りぬ風の骨。
「これは!」というライラ。
どうやら風の骨には
風の天族が関わっているよう。
王宮の厨房はなんと
ヴィヴィア水道遺跡と繋がっていた。
ミクリオとまた来れて良かったねスレイさん。
「地下牢」
かなりの穢れを感じる。
「さぞ怨みを残したのでしょうね。王家への怨みを……」
もしかしてスレイが初めてヴィヴィア水道遺跡に入った時に
封印されていたのは導師のアレコレだけでなく
このような地下牢を隠すためであったのか?
そしてウーノが感じた穢れは
王宮ではなく地下のこの遺跡から。
ウーノが地の主となり
加護領域を展開したおかげで
レディレイクの穢れはなくなったが
ヴィヴィア水道遺跡はまだ穢れていた。
発生源のエキドナとの戦闘は
ディスペルキュアが大活躍でした………
エキドナを浄化し進んだ先で
「聖剣の祭壇の遺跡と繋がっている!」
「燭台も建築も同じ様式か」
ミクリオなんで分かるのかと思ったけど
別の入り口探して探検してたのかな。
同じ時代の大きな水路を別々に運用するはずがない。
レディレイクは巨大な地下遺跡の上に建てられた街だった!
前にミクリオと喧嘩した時は
さらっと見ていたのに一緒だから
楽しそうなの?スレイさん?え?
そんな発見をして嬉しそうなスレイに
アリーシャは声をかける。
「嬉しそうに笑うんだな。こんな時でも」
「変かな?どんな時でもオレはオレだし」
「スレイは自覚すべきなんだから。自分が変だって」
「そんな変人に付き合う人も、
かなり変だと思いますけど?」
言うなライラはん…!
「鏡、見たら?」
「まあ、なんて可憐な乙女」
「こんな仲間に変って言われたくないよ」
可愛すぎた…
やっと遺跡から出れた一行であったが、
スレイの右目は暗くぼやけている。
「スレイ?」
「あぁ、まぶしくて立ち眩んじゃったよ」
ガラハド遺跡でも違和感を感じていたが、
スレイは誤魔化す。ミクリオは疑問に思っているようだけど。
「くしゅん」と可愛いくしゃみするライラはん
屋敷は兵がいるようだから
このまま宿に行こうと提案される。
そこで聞かされたのは
アリーシャはマーリンドに行かされること。
大臣たちの思惑はどうあれ、命令は正式なもの。
マーリンドが疫病で苦しんでいるのは事実。
「オレも一緒に行く」と言うスレイさん。
橋は流されてしまっているし、
一緒になんとかした方が早くなんとかなる。
どのみち橋は必要だし。
とライラとミクリオも協賛。
椅子に座ったり立ったりするミクリオ
忙しなくて可愛い。
称号がクラスアップ。
「憂国の姫君」
その者は、自らを顧みずに尽くす。
ただ生まれ育った故郷と民のために。
称号は戦闘に使うものだけど
ここにも情報が散りばめられているんでね。
アリーシャは国のために動いてるんであってね!
次回!
マーリンドに行こうとするが
ウロボロス(ウーノ)が壊しちゃった橋を
どうすればいいでしょうか。



























