※このブログは2018年10月3日〜10月7日のメルマガを転載しています。
本日はVol.2をお送りします。
前回の記事はこちら:Vol.1自分に失望し、起業をやめようと思っていた話
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「もし今後、売上が上がらなくなったり、集客できなくなったりしたら、どうしますか?」
3年前に起業してから、こんな質問を幾度となく受けてきた。
この質問に対する、成功した経営者←である私の答えはこうだ。
「現状に慢心せず、勉強とリサーチを怠らず、適切な努力をしっかり続けているのに売上が上がらないということは、基本的にあり得ないと思う。
売上が上がらない時というのは、必ず本人の気持ちの中での「もういいかな」「こんなものでいいかな」が先にある。
他者への想像が甘かったり、勉強や努力することを怠っていたり。
だから売り上げが上がらなくなった時点で、本気になれてないということだから、手放すと思います」
全くもって偉そうである。
しかし偉そうであるとはいえ、この言葉は本心だった。
サービスが売れないとき。
私はその原因はマーケティングやライティングなどにあるわけではなく、自分の中での「こんなもんでいいかな」が現実に映し出されているという、ただそれだけのことだと思っている。
そう。私はこの頃、仕事に対する情熱をなくしてしまっていたのだ。
5月スタートの講座への申し込みが全然入らないという現実は、そんな私の心を、如実に映し出していた。
これが一つ目の学びだ。
まず私は、運や時流にたまたまタイミングよく乗っただけの自分の実績を、あろうことか「自分の実力」だと勘違いしていた。
そして少しくらい情熱がなくなっても、なんとか惰性で続けられると思っていたのだ。
しかし当然だが、現実はそこまで甘くない。
全力を出さずにうまくいくことなんて、やはりありえなかった。
「結果を出したいのであれば、自分自身が心の底から熱狂する」
それ以外の方法はなかった。
そもそも、なぜ私は仕事に対する情熱を失っていたのか・・・
それには自分の、ある目論見が関係していた。
実は私は講座を始めたとき、このメソッドを大きく世の中に広めていきたいと考えていた。
いきなり大きく出た!と思われるかもしれないが、本心だった。
27歳の頃、恐ろしいほどにダークネス女だった私が、自分の理想通りの人生を送れるようになった学び。
これを知ることで、少しでも幸せになる人が増えるんじゃないか?と思っていたのだ。
私一人が1年間で関われる人数は、100人程度しかいないかもしれない。
でも、そのうち10人の生徒が、10人ずつにこの内容を伝えていってくれたら、それもまた100人になる。
こうして倍々ゲームのようにどんどん広げていったら、このメソッドはあっという間に広まる。
だから講座を受講した生徒たちには、卒業後は今度は講師となり、このメソッドを一緒に広げていってもらいたいと考えていた。
多くの講座生も、これをみんなに知ってほしい!!!と言ってくれていたし、私もそのために講座コンテンツなどは無償提供していた。
しかし、私の思惑通りには物事は進まなかった・・・
ほとんどの受講生達は、卒業しても講座を開講しなかったのである。
講座を受講してくれた180名以上の中で、実際に自分でも開講したのはわずか数人・・・
まぁ、今思えば、当たり前である。
なぜ大きく出たと思った次の瞬間に、それをいきなり人任せにしているのか・・・
ツッコミどころしかない。
しかしこのときの私には「自省」という概念がすっぽり抜け落ちていたため、そのことには気づけなかった。
そして1年が経ち、2年が経っても一向に広がりを見せない現状に、私は次第に焦りと苛立ちをつのらせるようになった。
今のやり方では、年間に100人しか広がらない。
ということは、仮に10年間続けたとしても1000人にしかならない。
こんなスピードでは、世の中を変えるなんて夢のまた夢。
みんなに開講してもらわないとダメなのに、どうして誰も開講しないんだろ?
ちゃんと教えているのに、できるはずなのに、なぜ???
当時の私は、自分のメソッドが広がらない理由を、こんな風に考えていた。
今、冷静に考えればよくわかる。
これはどう考えても、私の怠慢でしかない・・・
私は、受講生達に講座自体は提供していたものの、講座の開講の仕方や進め方など、実際に講師としてすべきことに関しては、実は何一つ提供していなかった。
それでなぜ「ちゃんと教えている」なんて言えるのか?と疑問に思うだろうが、
(張本人である自分ですら疑問に思う)
当時の私は、自分のやり方を一度見るだけで、みんながすぐに自分と同じように開講できるはず!と、思い込んでいたのだ。
この事実に気づいたとき、私は愕然とした。
私は2年半もの間、自分の努力を放棄するだけに留まらず、それを反省するばかりか、原因を受講生になすりつけていたのか、と・・・
自分にできることは、もっともっとたくさんあったのに。
私は心の底から、自分自身の未熟さと、もう戻ってはこない時間に絶望した。
これが、二つ目の学びだ。
自分の理想が、物事や人のせいでうまくいかないと思える時、その原因は紛れもなく、自分自身にしかない。
自分の非に目を向けず、人に原因があると考えている限り、問題は絶対に改善しない。
いつだって変わるべきは、自分自身でしかないのであった・・・。
〔明日へ続く・・・〕
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