Vol.1自分に失望し、起業をやめようと思っていた話

※このブログは2018年10月3日〜10月7日のメルマガを転載しています。

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今だから書けることなのですが。

実は私は半年ほど前、自分自身と仕事に失望し、起業をやめようと思っていたことがあります。

自分自身の未熟さに嫌気がさし、今までしてきたことが無意味に感じ、このまま続けていくのは無理だと思ったのです。

しかしそこから半年以上、紆余曲折を経て、今、ようやく次のステップに進めるときが来ました。

ここに至るまでに、私は大きな3つの学びを得ました。

今日からはその過程を、少しずつブログで書いていきたいと思います。

これを書くのは結構迷ったのですが、自分自身の記録として、またひょっとしたら誰かの参考になるかもしれないと思い、今回、書くことを決めました。

けっこう長いし暗いしで、まぁまぁヘビーなのですが汗　

お付き合い頂けたら幸いです！

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「自分に失望し、起業をやめようと思っていた話」

2018年2月。

私は猛烈に悩んでいた・・・

5月に開講する4ヶ月講座への申し込みが、全く入らない。

2015年に開講して以来、いつもすぐに満席となっていたのに・・・

こんなに申し込みが入らないのは、今までで初めてだった。

思い起こせば、3年前。

「私だって『ひとかどの人物』になりたいッ！」

初の育休中にこんな妄想を膨らませた私は、ブログを開設した。

当時、世界は「勝ち負け」で出来ていると、信じて疑わなかった私。

ブログにつけたタイトルは「戦略的ワーキングマザーへの道」

戦略的に人生を推し進めていく、自分の肉食かつ赤裸々な恋愛論を恥ずかしげもなくつづったところ、すぐに多くの人に読んで頂けるようになった。

さらに奇特な読者の方からは「直接相談に乗ってほしい」「セミナーを開いてほしい」という声までも届くようになり、

そんな声を間に受けて、全くの素人にもかかわらず恋愛セミナーや個人向けのコンサルティングを始めた。

そしたらね、びっくり。

申し込みが殺到し、私はかなりの収入を得られるようになってしまったのだ。

さらに一人の女性から「継続的に関われる講座を作ってほしい」と言われたのがきっかけとなり、

私は今までの自分の学びを全て詰め込んだ、4ヶ月間の講座を作った。

27歳の頃、仕事も恋愛も、何もかもがうまくいかない「ダークネス女」だった私は、

色々と自分に対して諦め、その代わり本を読み、思考を変え、行動を変えたことで、

少しずつ現実を、理想的な形へと動かしてきた。

その結果、32歳の時には夢のような仕事＆家庭ライフを築き上げることが出来たのだが、

その際に一番ポイントとなったのは「本来の自分らしく生きる」ことの大切さだった。

私はそれまで、人生とは「ちゃんとしなければいけないもの」だと思っていた。

ちゃんと働いて、婚活して、苦手な仕事も頑張って、家事も育児もこなして・・・みたいな。

そうするのが正しい生き方だと思い込んでいた。

しかしそうではなく「いかに自分らしく生きるか？」ということが、

あらゆる成功法に書かれている最も大切なことだったと、この5年間の学び生活を通じ、初めて知ったのである。

そんなわけで、この最大の学びである「自分の本来の魅力を活かす」ということを知り、実践する場として、

4ヶ月間の講座である「魅力覚醒プログラム」を作り上げた。

2015年、世の中は空前のSNS起業ブーム。

0期生2名からスタートしたこの講座もその波に乗り、1期生10名、2期生15名・・・と、回を追うごとに規模を拡大し、2年半ほど順調に成長を続けた。

一人30万円もする高額な講座であったにもかかわらず、毎回、募集をすればすぐに満席となった。

受講生たちは、自分の魅力に気づき、自分らしく生きるようになったことで、

最高のパートナーと巡り合ったり、好きなことで月に100万以上の収入を得るなど・・・
びっくりするほど大きな成果をあげていた。

また多くの受講生たちは、卒業後も私と関わり続けてくれた。

そして私たちは「アサギスト」という一大コミュニティを作り上げた。

私自身の収益も、思いっきり右肩上がりだった。

年に3回、長期講座を開講するほか、1dayセミナーなども多数開催し、年商はなんと5000万円近くにものぼった。

2016年8月には法人化も果たし、雑誌やメディアにも取り上げられ、2018年4月には初の出版も決まるなど、正に順風満帆だった。

私はソッコーで六本木のタワマンに引っ越し、徒歩圏内におしゃれなサロンまで構えた。

ブランド品に身を包み、エステに通い、毎日のようにシャンパンを飲み・・・正に「成功した経営者」を気取っていた。

そんな私にかげりが見えたのは、出版を目前に控えた、2018年2月のことだった・・・