永代供養墓地の説明を聞きに行って来た | とりあえず生きています

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今日は休み。


先延ばしにしていた

亡き父の納骨をお願いしたいお寺へ

永代供養墓地の説明を聞くため

住職の予定を電話で聞いた。



母は「納骨は一周忌が終わってからで良いわ」と

言っていたのに、前回実家へ行ったら突然

「永代供養墓地の説明を聞きに行かないとねぇ。

お父さんの誕生日に納骨できたらいいわぁ」

と言い出した!



実家へ行くたびにコロコロ考えが変わる母。

まぁ、良いけど。

母が納得するのならそれで良い。



私「昨年、永代供養墓地の件で

お電話させていただいた者なのですが、

詳しい説明を聞きたく、ご住職様の空いている日をお聞きしたく・・・

もし今日空いていればお願いしたいのですが」



住職「今日なら午後1時はいかがでしょうか?」


私「えっ?ぜひお願いします!

2時でも良いでしょか?」


住職「はい。大丈夫です。

では2時に受付へお越しください」



という流れで急きょ決定。



母に伝えるために携帯にかけるが出ない。

実家の固定電話にかけても出ない。



もしかして倒れてる?!

急いで実家に行く。鍵が掛かってる・・・

合鍵で開けて家に入るが母はいない。


いつもなら午後にはいるのに。


自分の実家だが家に入ったら出たり

ウロチョロしてたら不審者に間違えられそうなので

鍵を掛けて外へ。


しばらくすると母登場。


母「仕事帰りに髪を染めに行ってたのよ!

学生ばかりで髪を切るのに長さをこれぐらいに

・・とか時間がかかってて

自分の番までいつもの倍の時間がかかったわ!」



まぁとりあえず、どこがで倒れてなくて良かった。



母に、これからお寺に永代供養墓地の説明を

聞きに行くと伝え

急いで準備をして、いざお寺へ。

徒歩10分で着く。



受付のチャイムを鳴らすと住職登場。

50歳ぐらい?の若い住職。



お茶と和菓子を出してくれて驚いたびっくり


住職は父の年齢、どのような形で亡くなったのか

母に聞いていった。


「(死が)突然で大変でしたね。お辛かったですね」

と母の話に住職が声をかける。



永代供養代は1人50万円。

石に名前を刻むのは44000円

戒名ご希望なら付けてくれる。



母は「自分の分も払っていきたい」というので

永代供養代は50万×2人分=100万円

名前の刻印は1枚の石で済むそうで44000円

塔婆も付けると母が言うので1本3000円



父の誕生日に納骨をしたいと住職に伝えると

手帳で予定を見て

「13時からでも良いですか?

当日は代金の支払い手続きを行うので

12:30にお寺へ来てください」と。


説明を聞くだけのはずが

トントン拍子に決まったガーン

父の誕生日に納骨することになった。



戒名を付けてもらうために住職が母に

「旦那様はどんな性格で、何が好きでしたか?

お名前とお人柄から戒名を決めます」と言った。



すると母は

「とても真面目な人で、野球が好きで

会社の人と仕事前に野球をしてました。

プロ野球の巨人ファンで、巨人が試合で負けると

怒ってて・・・」



住職の質問で母が答える。

そこで私が初めて知る父のこと。


えっ?!

お父さんって野球少しやってたの?

巨人ファンなんて知らなかった!びっくり



続いて住職は母に

「お母様は、ご自身の事をどう思われてますか?」

との問いに


母「昔、これをやらないと嫁に行けないと

言われていたことは一通り習いまして・・

裁縫、特に和裁が得意です。親戚の花嫁のために

着物を作ったことがあります。」



はい、ここでも私が知らない母の一面が!ポーン

確かに母81歳、今もミシンで買ってきた服を

切って縫って自分用にカスタマイズしている。



さらに住職は

「横浜でお知り合いになって、

ご結婚されたんですか?」と聞く。



母「いいえ、お見合いです。

お父さんが今から50年位前に横浜へ来ていて。

青森で嫁が欲しい男の人がいるというので・・」

(父と母は青森県出身)



やっぱりお見合い結婚だったか・・・キョロキョロ


私が小さい時、幼稚園ぐらいの頃から

夫婦ゲンカが絶えなかった。


大人になった私は、父と母を見て

恋愛結婚なら、こんなにケンカしないよなぁと

思っていた。



納骨の日と、ついでに一周忌の法事の予約もした。

お布施は相場5万円だと住職が言っていた。



「一周忌は亡くなった日に行うんですか?」と

聞くと

「亡くなった日の数日間でも大丈夫です」と住職。



母は「亡くなった日が日曜日だから、

日曜日に一周忌をしたい」と。

11/3(日)の午前中に決まった。



住職から永代供養墓地の説明だけのはずが

一周忌の日程まで決まった(笑)真顔


納骨の日は家にある骨壷を持ち出す。

あの重い大きな木の箱に入ってて

箱に金のカバーがしてある。



母がタクシーで骨壷をお寺へ運ばなきゃ!と言う。


いやいや・・・徒歩10分のお寺に

タクシーで行くの?!アセアセ


私「私が持って行くから大丈夫!」と話してたら

住職が

「骨壷が入る丈夫な手提げ袋をお貸ししますよ」と

大きい袋を持ってきてくれた。


それを見て母は

「骨壷はこの袋よりも大きいです!」と言い張るw


住職「いや、この袋に入らない骨壷は

今まで私は見たことがないですよ。だから

お家にあるお父様の骨壷も入るはずです」



帰宅して実際に、お借りした袋に

骨壷を入れてみたら入った!ニコニコ良かった!



永代供養代他は相続した

父の銀行預金から出すことにした。


母は住職に

「お父さんの法要は七回忌まではやります。

それまでは私は死なないわぁ。

頑張って生きます!」と話していた。



・・・生きる気満々の母だった。ニコ