電子音ではなく、電気のオルガン音を、大正琴の音に重ねて演奏できるマニアックな「昭和琴」。
過去3回記事にしていますが、「新型」での曲演奏をやっと投稿・紹介できるに至りました。
(過去記事①昭和琴 川島産業のアナログ音源琴②昭和琴 初期型と新型のサウンドチェック③昭和琴・初期型で賛美歌「静かに待て 我がたまよ」演奏)
選曲は、平成琴姫の「春一番!」で、練習を始めたのは1年半くらい前だったと思いますが、ハイテンポの曲でトレモロ演奏に苦戦して、完成まで長く時間がかかってしまいました。(^_^;)
その間に、上手に弾けるように、それまでの右手フォームの修正をしましたが、初めは座奏で練習し「結構弾けるようになったかな」と思ったところで立奏にチェンジしたら、座奏と立奏では手首の角度が違うので、また“一からやり直し”のような感じで練習したため、とても時間がかかってしまったのです(練習頻度が低いせいもあります・・・)。
弾くにあたって、楽器の弦のセッティングもちょっと変えました。
before
after
違いが分かりにくいのでズームアップします。
演奏曲のキーがDmなので、共鳴弦はDに調律しましたが、第1&2弦と弾き分け易くするために、共鳴弦を手前の溝に移動させました。
また、第1弦(細線)がなぜかE♭で音程が狂うので、こちらも手前(第2細巻弦に近い方)の溝に移動させました(そうしたら治った)。
駒の溝に自由度があると、とても便利です。
では、演奏の方を聴いてみてください。
今回は、グリッサンドも入れてみましたよ。
投稿が「令和」になったため、平成琴姫、昭和琴(オルガン大正琴)と、年号が並びました
ボーカル入り原曲はこちら。