修行への道 | ムスコとおのぼりさん日記

ムスコとおのぼりさん日記

育児日記改め
関西から関東へ移住した親子のなんやかんやを書いていきます

先日、知人のお誘いで、

とある学習塾の講師の講演会に行くことになった。

この学習塾、ずっと前から気になっていたのだが、

自宅からは遠く、通わせることはできない。

この学習塾の創業者の方の書かれた育児書を

タロウが小さいころ読んで、

感銘をうけたことがあった。

 

今回のお題は

「中学生の育て方」

 

別にこの学習塾の宣伝の講演会ではなく、

子育て話。

 

最近、タロウが定期テストの結果を持って帰ってくる度、

キレまくり、

ダラダラ過ごしているタロウにキレまくり、

勉強しないタロウにキレまくっていましたが、

 

今回の話を聞いて、初心にかえることにしました。

 

現代の若者の実態を講演会で聞き、

実際に私の身の回りにいる若者におきかえてみると、

なるほどなぁと思うことばかり。

お金欲しいから、残業やら年末年始の仕事で儲けるぞ

って感じでもなく、

だからと言って、趣味やら欲しいものがある訳でもなく、

休日も部屋でゴロゴロ。

恋人いない、友達もいない

って言う人が多いわけ。

むしろ、恋人も友達も欲しくはないんだろうな。

 

そんな人生、楽しいんだろうか?

とさ。

 

結局は、無理やり勉強されられて、

頭はいいんだけど、

考えることをしてこなかった子がそうなる。

自分ではどうしたらいいのか分からない。

 

 

で、タロウさん…

同じ状態。

 

多分、私がたくさん問題集買ってきて、

遊ぶこともさせず、

勉強ばかりさせたら、

成績もあがるのかもしれない。

 

けど、それってええのかなぁ?

と…

 

もちろん、ええ大学行って、

ええ所に勤めて…

って言うのが親の理想やけど、

 

このままやと、親がいなくては

どうやって生きていけばいいのか分からん人間になってしまう。

 

そこで原点に戻った。

小さいころに、親から離れ、

ボランティア活動やらアウトドア活動をさせたのは

何のためだったのか?

 

一人っ子のタロウが将来、一人で生きていけるため。

災害があっても、自分で考えて動ける人間になるため。

 

と言うことで、

私はタロウに勉強やら生活面でガミガミ言うことを

止めることにしました。

 

かと言って、見捨てる訳ではなく、

タロウが相談してきたら、

その話を聞いてあげるし、

一緒に悩んであげる。

ダラダラしているタロウに

手採り足取りなんでもしてあげる訳ではなく、

家事もできることをさせる。

少しづつ大人として接して行こうと決意し、

タロウとダンナとで家族会議を行いました。

 

ガミガミ怒られなくなってうれしいのかと思いきや

タロウは不安な表情。

理由を聞くと、

私に小言を言われなくなっても

自分で動くことができるのか自信がない様子。

 

と言うことは、やはり、

ダラダラ過ごしていた時間、

私が怒るのを待ってたんかいな?

 

 

しかし、これって簡単な訳ではなく、

私のイライラがたまっていくばかりになるはず。

目の前でダラダラしている息子に叱れないんですよ。

グッと我慢して、こらえなくてはならない。

タロウだけではなく、

これは二人の試練であります。

さて、何日もつでしょうか?