タロウは早いもので、もう3年生。
3年生ともなれば、なんでも自分でやりこなす
…はずだった。
けども、まだまだ親の手を借りたがる。
少しずつ一人で何でもできるようになってもらいたい。
それは、タロウのためと言うより私がラクをしたいから
かもしれない。
学校の用意はもちろん自分で…
確かめもしてあげないから、忘れ物をたくさんして
登校してるんだろうな。
学校から持ち帰った水筒やらお箸や洗い物を
自分で出させるようにする。
これに慣れてきたら、自分で洗うようにさせよう。
そして、タロウに仕事を与えようと、
この春からやってもらっていることがある。
それは夕食後の私のカフェオレを作ること。
これからの時代、男も台所に立ち、
料理のひとつもできないとあかん。
その第一歩として、コーヒー作りを覚える。
…と、言うのは言い訳で、
これ、むっちゃ助かる。
食後の一服…。
これができるのも、タロウさんのおかげです。