今日は、カモミールティー(chamomile tea)を
めぐるイタさんの苦悩 in ドイツについてです。
日本で狭義にお茶というと、緑茶、紅茶など
チャノキの葉や茎を加工して作られる飲み物ですが
いわゆるハーブティーなど、薬草やスパイス等
として有用な植物を乾燥させ、煮だして飲用
としたものも、広義には「お茶」ですよね。
ですから、私にとっては、カモミールティーも
お茶の葉は入っていないけれど、お茶なわけです。
しかし、イタリア語では違うらしいんです。
どうやら、カモミールティーなどは
infuso(インフーゾ) = 煎じ薬
と呼ばれ、tè( = 狭義のお茶)とは区別されているとか。
そして、カモミールティーのことは、
camomilla(カモミッラ)と呼んで、「茶」に当たる
部分をつけないみたいなんです(たぶん)。
ドイツに住み始めた当初、イタさんは
寝る前に是非飲みたいと思って、スーパーで
camomilla( = カモミール煎じ薬)
を探したのだそうです。
しかし、カモミールティーって、ドイツ語でも
確か"Kamillentee(カミーレンテー)"なんです。
お茶売り場で混乱したイタさんは
これは、カモミール煎じ薬と
お茶の混合物なのだろうか?
と考え、レジまでこのお茶を持って行き、
レジのおばちゃんにつたないドイツ語で質問。
「Ist das Kamille oder Tee?
(これはカモミールですか、お茶ですか?」
愛想の悪いおばちゃんだったそうですが、
「Ja, ja, Kamillentee.
(はいはい、カモミールティーですよ)」
と答えてくださったそうです。
…さらに混乱するイタさん。
再び、「Kamille oder Tee?
(カモミールですか、お茶ですか?)」
イラッときつつ、おばちゃんも
「Ja, Kamillentee!(ええ、カモミールティーです!)」
意味が分からず再び、「KAMILLE oder TEE?!
(カモミールですか、お茶ですか?!)」
「Kamillentee!!(カモミールティーですよ!!)」
という会話(?)を、延々繰り返したそうです…。
ちなみに、イタさんは、ドイツ語を話すとき
単語を完全にイタリア語読みしますので
英語の"or"にあたる"oder"なんかも
「オーデrr」って巻き舌で言うんですわ。
本当はオーダーみたいな感じだと思うんですが。
スーパーのレジのおばちゃんからすれば
発音もめちゃくちゃ分かりにくいイタリア人が
しつこくカモミールティーかという確認をしてきて
だから!! カモミールティーやって
何回も言うとるやろーが!!
って感じだったに違いありません…。
最終的には、
それじゃ、これはやっぱりカモミール
煎じ薬とお茶の混合物なんだ!!
と理解したイタさん、購入しなかったそうです。
実はイタさん、レジのおばちゃんとの
やり取りの英語版を、私ともやりました。
「Is this chamomile or tea?
(これはカモミール、それともお茶?)」
「Well...that is chamomile tea.
(えーっと…カモミールティーだけど)」
「No, no. Is this CHAMOMILE or TEA?
(違う違う、これはカモミールか、お茶か?)」
「...? I think that's chamomile tea.
(…? カモミールティーだと思うよ)」
という具合です。私も、心の中では
はぁ?? 何言うてんの、この人。
カモミールティーや言うてるやろ。
と思ってましたから。
私とは、ここで噛み合わない議論になりまして
カモミッラ・イズ・インフーゾー!!
(カモミールは煎じ薬だー!!)
と、イタリア語と英語が混合した、ムコ・イズ・ムコー!!
を少し思い出させるような文章を叫ばれました。
私には「インフーゾ」というイタリア語の意味が
分かりませんでしたので、
インフーゾって何やねん!!?
って感じでして、仕方なく辞書で調べ、
ああ、英語でinfusion(インフュージョン)とも言うけど
要はハーブティーのことやんか!! と、学んだのでした…。
---------------------
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ありがとうございます!!
めぐるイタさんの苦悩 in ドイツについてです。
日本で狭義にお茶というと、緑茶、紅茶など
チャノキの葉や茎を加工して作られる飲み物ですが
いわゆるハーブティーなど、薬草やスパイス等
として有用な植物を乾燥させ、煮だして飲用
としたものも、広義には「お茶」ですよね。
ですから、私にとっては、カモミールティーも
お茶の葉は入っていないけれど、お茶なわけです。
しかし、イタリア語では違うらしいんです。
どうやら、カモミールティーなどは
infuso(インフーゾ) = 煎じ薬
と呼ばれ、tè( = 狭義のお茶)とは区別されているとか。
そして、カモミールティーのことは、
camomilla(カモミッラ)と呼んで、「茶」に当たる
部分をつけないみたいなんです(たぶん)。
ドイツに住み始めた当初、イタさんは
寝る前に是非飲みたいと思って、スーパーで
camomilla( = カモミール煎じ薬)
を探したのだそうです。
しかし、カモミールティーって、ドイツ語でも
確か"Kamillentee(カミーレンテー)"なんです。
お茶売り場で混乱したイタさんは
これは、カモミール煎じ薬と
お茶の混合物なのだろうか?
と考え、レジまでこのお茶を持って行き、
レジのおばちゃんにつたないドイツ語で質問。
「Ist das Kamille oder Tee?
(これはカモミールですか、お茶ですか?」
愛想の悪いおばちゃんだったそうですが、
「Ja, ja, Kamillentee.
(はいはい、カモミールティーですよ)」
と答えてくださったそうです。
…さらに混乱するイタさん。
再び、「Kamille oder Tee?
(カモミールですか、お茶ですか?)」
イラッときつつ、おばちゃんも
「Ja, Kamillentee!(ええ、カモミールティーです!)」
意味が分からず再び、「KAMILLE oder TEE?!
(カモミールですか、お茶ですか?!)」
「Kamillentee!!(カモミールティーですよ!!)」
という会話(?)を、延々繰り返したそうです…。
ちなみに、イタさんは、ドイツ語を話すとき
単語を完全にイタリア語読みしますので
英語の"or"にあたる"oder"なんかも
「オーデrr」って巻き舌で言うんですわ。
本当はオーダーみたいな感じだと思うんですが。
スーパーのレジのおばちゃんからすれば
発音もめちゃくちゃ分かりにくいイタリア人が
しつこくカモミールティーかという確認をしてきて
だから!! カモミールティーやって
何回も言うとるやろーが!!
って感じだったに違いありません…。
最終的には、
それじゃ、これはやっぱりカモミール
煎じ薬とお茶の混合物なんだ!!
と理解したイタさん、購入しなかったそうです。
実はイタさん、レジのおばちゃんとの
やり取りの英語版を、私ともやりました。
「Is this chamomile or tea?
(これはカモミール、それともお茶?)」
「Well...that is chamomile tea.
(えーっと…カモミールティーだけど)」
「No, no. Is this CHAMOMILE or TEA?
(違う違う、これはカモミールか、お茶か?)」
「...? I think that's chamomile tea.
(…? カモミールティーだと思うよ)」
という具合です。私も、心の中では
はぁ?? 何言うてんの、この人。
カモミールティーや言うてるやろ。
と思ってましたから。
私とは、ここで噛み合わない議論になりまして
カモミッラ・イズ・インフーゾー!!
(カモミールは煎じ薬だー!!)
と、イタリア語と英語が混合した、ムコ・イズ・ムコー!!
を少し思い出させるような文章を叫ばれました。
私には「インフーゾ」というイタリア語の意味が
分かりませんでしたので、
インフーゾって何やねん!!?
って感じでして、仕方なく辞書で調べ、
ああ、英語でinfusion(インフュージョン)とも言うけど
要はハーブティーのことやんか!! と、学んだのでした…。
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