単葉機の主翼とカナライザーが生地完成になりました。

 リブのカットを始めてから約2か月、まあ、いつものペースです。

 重量は主翼が522g、カナライザーが63g、合計585gでした。

 少し話がややこしくなるのですが、胴体を共用するインジェニュイティーの複葉の主翼の生地完成の重量が、支柱も合わせた合計で624gだったのでこれより軽いのですが、実はこの時は脚を下翼に取付ける仕様だったので下翼が少々重くなっており、その後、胴体を作り直した時に脚の取付を胴体側に移したため、同じ胴体仕様のインスクリプションの主翼重量と比較するのが妥当と思われ、それだと596gでほとんど差が無いです。

 複葉のように支柱や張線で強度を保てないので、その分しっかり作る必要があり、面積はカナライザーを含んで複葉の87%ほどですが、その比率ほどは軽くはできないですね。

 

 主翼の胴体合わせを行います。既に完成している胴体に合わせるので、全ての調整を主翼側で行う必要があり、ちょっと気を使いましたが無事にできました。

 カナライザーも同じように合わせていきます。こちらは割と簡単でした。

 続いて主翼中央部のグラス補強です。

 使ったグラスクロスは一般的な薄手より更に薄い物です(マイクログラスではありません)。なので、中央部20mm程は2枚重ねにしてあります。

 グラス補強は最後にやったのが何時か覚えてないぐらい久しぶりだったので、巧く行くか心配でしたが何とか無事にできました(ちょっと失敗したけど・・・)

 

 主翼の作成が一段落したので、カナライザーに掛ります。

 治具の上でリブを組み立てます。治具は以前作った物をそのまま使っています。

 主翼ほど歪に気を使う必要はないので、プランクは下面に骨組みを接着後、セメダインCで上面を接着します。

 プランク後、治具から外したカナライザー。この後、前縁と翼端を接着し、整形後に左右を接着します。

 主翼に比べサイズが小さく部品点数も少ないので、比較的短時間でできました。

 

 やっと主翼の左右を繋ぐところまで進みました。まあ、自分的には早かったほうですが。

 上反角は完全低翼なので3.5度付けました。多いか少ないか飛ばしてのお楽しみです。

 繋ぐ前の主翼。プランク後、前後縁を接着し整形後にエルロン&フラップを切離し、更に切断面に5mmバルサを貼って整形後、V字カットしヒンジを打ってエルロン、フラップを取り付け、翼端を付けて整形しました。

 文章にすると4行ですが、結構作業量はあります。

 今回フラップをどうするか悩んだのですが、大き目のフラップを付けてみました。エレベータを引いた時の初動を改善したり、スナップロールの回転を速くする効果が期待できますが、本当は着陸スピードを複葉並に落とせないかと思ったからです。複葉機に慣れてしまうと単葉機の着陸はスピードを落とせないので難しくて・・・

 久しぶりの単葉の一枚翼はやたらデカく感じます。

 

 治具上でリブを組み立てます。レーザーカットだとスパスパ嵌るので気持ちいいですね。

 組み立て終わった左右の骨組み。エルロンサーボコードの紙パイプも忘れずに通しておきます。

 プランク作業に入る前にプランク材を反らしておきますがちょっとしたコツがあります。

 それは・・・多めに水を吸わした雑巾で内側を拭いて湿らせます。

 外側を湿らすのでは?と思った人もいるでしょうが、そうではありません。

 で、内側を湿らせると当然外側に反り返りますが、そのまま1時間ぐらい放置すると乾くに従って内側に反ってきます。

 ただ、バルサの材質や内部応力によっては巧くいかない時もあります。今回も1枚だけ中央部分があまり反りませんでした。

 ちなみに、外側を湿らせて反らせて乾かないうちに急いで作業する方法もありますが、乾くにしたがって縮もうとして応力が残るので、エルロンをカットした時に捩れが出たりするのでお勧めできません(何もせずに治具で押し付ける方がまだ良いです)。

 定盤代わりのアルミ板上にプランク材をセットした治具を置き、片面にに接着剤を塗った骨組みを載せます。

 接着剤は作業時間が十分取れて、且つ、多少の隙間なら埋まるようにエポキシレジン(5時間硬化タイプ)にマイクロバルーンを入れて、かさ増しと粘度調整した物を使います。

 ベースがエポキシなので使い過ぎると重くなりますが、確実性を重視しています。

 また、骨組みを載せた時ずれないように、後縁部の何か所かは瞬間接着剤で固定します。

 骨組みの上面に接着剤を塗ったら、反対側のプランク材を治具と共に載せます。プランク材は予め治具にマスキングテープで固定してあります。

 アルミ板を載せ更にタップリ重りを載せて、完全に上下の治具が密着したのを確認し一晩放置します。

 翌日、治具から外した状態です。今回は左右ともプランク材のずれや浮き上がりもなく非常に巧くいきました。

 この後は前・後縁を接着して整形、エルロンをカットしてから左右を繋ぎます。