㊴藤壺宮 陸 | 吉備路残照△古代ロマン

吉備路残照△古代ロマン

吉備路自転車道を回って以来すっかり古代吉備国の残り香に取り憑かれました。
歴史と神話が絡み合っているから多くの遺蹟の故事来歴が謎に包まれています。
鬼ノ城・温羅伝説・鳴釜神事等の謎に新しい解釈を加えていけるので楽しみです。

源氏物語名場面㊴

 

藤壺宮 陸

 

 

蘆山寺

ろさんじ

『源氏物語』は

当邸(紫式部の邸宅跡)

著されたと考えるのが妥当だろう。

《須磨》《明石》

【石山寺】で執筆れた

いう伝承を蔑ろにするのではなく、

紫式部

【石山寺】参籠中に

『物語』の着想を得たいう

は信憑性が高いような気がする。

アクセス

【京都御所】見学後、【仙洞御所】

右に見て徒歩7~8分ほど

上京区

寺町通広小路上ル北之辺町

 

🔲

 

源氏

【右大臣邸】での朧月夜との密会現場を

時の権力者右大臣目撃され

懲罰を受ける前に自ら須磨へ下った。

 

藤壺は出家の身ながら

時折

源氏に見舞いの使者を遣わした。

 

「出家される前に

なぜ情けを掛けて下さらなかったのか」

 

 

東宮の後ろ盾になって欲しい」

 

朱雀帝の要請に応じて

源氏はようやく帰京することが出来た。

 

それまで

藤壺息子が《東宮》の

から引きずり降ろされるのでは

ないかいう不安に一人苛まれていた。

 

実際

右大臣弘徽殿大后

いろいろと策略を巡らせていた。

 

藤壺

東宮源氏瓜二つ

であることが何より恐ろしかった。

 

誰かが

特に右大臣側の人間が

東宮源氏の君

なぜかとても似ておられる」

 

言い出せば

「実は、わたしも同じことを―」

 

疑惑と悪意に満ちた噂が、

宮廷止まらず都中に走るだろう。

  

 

『光る君へ』にみる仏教

藤原道長/柄本佑

清少納言/ファーストサマ-ウィカ

安倍晴明/ユースケ・サンタマリア

『平家物語』

「帰依する」や「西方浄土に生れ変わる」

という表現が多く、

『源氏物語』で

「出家する」が日常語のように頻出する。