先日、トイザらスに行ったら、
【チョロQハイブリッド】
という、商品を見つけました。
メーカーHP
http://www.takaratomy.co.jp/products/choroq/
チョロQハイブリッドというネーミングから、チョロQの新製品だと思い込んでいたのですが、調べてみると意外なことが分かりました。
昨年ころからドンキホーテなどでQステアが安売りしていたり、公式サイトの更新がないなあと思ってはいたのですが、それもそのはず。
Qステアはすでに生産が終了していたんです。
まあ、この手の商品はサイクルが早いので、さほど驚きもしなかったのですが、
調べてみるとなんと!誕生から30年を迎える直前の昨年29周年のチョロQも、一区切りとなっていたそうなんです。
そして、チョロQ誕生30周年を記念して、
【チョロQハイブリッド】
として、新たな展開が、半年前に始まっていたんです。
いやぁ・・・全く知りませんでした。
この、チョロQハイブリッドですが基本的には、
●シャーシが新型になった、プルバック方式のチョロQ
定価:500円
●Qステアから進化した、 リモコン式のチョロQ
定価:2100円
の2種類があります。
これだけ聞くと、
『今までのQステア&チョロQと、変わらないのでは?』
と思ってしまいますが、今回の最大のポイントとして、
【ハイブリッド】
の名が示すように、ボディが完全互換するようになったんです!
Qステアの頃までは、チョロQのボディをQステアに搭載しようとすると、それなりの改造技術が必要でしたが、
【チョロQハイブリッド】では、無加工で載せ替え出来るようになりました。
今後のチョロQの展開として、ゼンマイ式もリモコン式も、シャーシ形状は1種類に統一されるため、ゼンマイ式で発売されるチョロQも、すべてリモコン式のシャーシに載せ替えが可能になり、もちろん逆も出来るようになったそうです。
はっきりいって、ビットチャーGではすでに採用済みの方式を、ようやくチョロQも採用したなあと感じました。
チョロQを自由自在にコントロールできると、大ブームを起こしたデジQから始まり、操作性が飛躍的に進化したQステアをへて、ついに、好きなチョロQのボディを手軽に載せ替えが出来る、
【チョロQハイブリッド】へ進化を遂げる事になりました。
このチョロQハイブリッドですが、もちろん僕のように、子供の頃チョロQで遊んでいたという大人もターゲットにしていますが、現代の子供にも遊んでもらいたいと考えています。
そんな事もあり、デジQやQステアでは、レースが出来るチョロQといった展開を目指していましたが、チョロQハイブリッドでは、レース以外の遊びを展開しています。
まず最初は、【チョロQミニゲーム30】という、チョロQにいろいろなギミックをつけて、派手なアクションを楽しむセットです。
車とはまたく関係のなく、レースの役には立ちそうもないため、僕は全く魅力を感じないアイテムなのですが、子供から見ればこんなに魅力的なアイテムはないかもしれません!
そして専用サーキットも発売されているのですが、これまたビックリな、スロットカー方式のサーキットを採用していました。
チョロQハイブリッドは、自由自在にコントロールが出来るリモコンカーなので、パイロンとかサーキットがプリントされた紙を走行場所に提供しそうなものなんですが、今回発売されたものはレーンに溝が付いていて、その溝に沿って走るためのピンの付いたガイドを車両にとりつけ、アクセルコントロールだけで、コース通り走行が可能な、スロットカーのような遊びが出来る仕様になっていました。
僕が最初に見た時は、
【なんでステアリングが動かせるのに、こんなサーキット作るんだろ?】
と意味がわからなかったですが、よくよく考えれば、今まで発売されたようなサーキットなどは、お世辞にも使い勝手が良かったとは言えず、キチンと走れる人はほとんどいませんでした。
でも今回のサーキットは、誰が走らせてもちゃんとコース通り走れるので、ある意味理にかなっていると思いました。
特に、来月発売予定の新商品を遊ぶには、このサーキットはもってこいのアイテムになりそうですので。
【チョロQハイブリッド】
息の長いシリーズになるかもしれないですよ。