原文街道へ続く!赤毛のアンシリーズ |   Hilole Lani

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   糸を紡ぎ、布を編むように一人ひとりが好きな世界を創っていき、
   それぞれの世界が出会いによって重なり、共に経験していくことで
   さらに美しい世界が広がっていきますように☆


読んでいたようで読んでなかった本。
「赤毛のアン」




昔、赤毛のアンのアニメとかやってましたっけ?

アンのアニメっぽい絵は思い浮かぶんですけど
話が全く思い出せなかったんですよね~。




赤毛の三つ編みを2本たらした
帽子を被った女の子。
白い大きな襟の付いた
茶色っぽいワンピース…姿は思い出せるのに
話が出てこない。





私はどこでその絵を見たんだろう?




そんなわけで、改めて読みました。



読んでわかった。

改めてもなにも、読んだことないという事実に!!(笑)



読んだことなかったわw
そこにあったのは知らない物語でした。




いろんなところで「赤毛のアン」という言葉を聞いたり見たりして
知ったつもりになってたんですね。




有名すぎて読んでみようとも思わなかったんだ!





で、読んでみたら…
表現がとってもとっても豊かだかと!!



草花を表す言葉、人を表す言葉、
景色を表す言葉、一つ一つがとっても詳細で温かく優しいんです。



なにこれ!?

そこには美しい言葉を並べただけではない、
情景を思い浮かべるのに最適な言葉が紡がれていました。



いいなぁ…私もこんな表現できるようになりたい!!



そのものを知らなくても容易に想像できる。
それでいて、説明っぽくない。
これは訳が上手いってことなのかな。




ああ、原文にしろ翻訳文にしろとっても魅力的。







そんなわけで、
アンシリーズも終盤…
翻訳書簡も借りてしまいました。



NHKの英語教材になったこともあるのね…。
たしか村岡花子さんをメインにしたテレビ小説もありましたもんね。




これは…原文読みたくなっちゃうやつだよな~。




まだ全然読みきれてない本もあるのに…




外国語の本は辞書片手にノートを書きながら読みたいので
家でたっぷり時間と心に余裕があるときにしたいんですよね。



これからの秋冬に読み進めたい。




赤毛のアンの原文はまだ先だろうけど
秋の夜長が楽しみです。