フラッシュライト購入記 | 雑記帳

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小生のフラッシュライト購入条件は、使い捨てのAAバッテリー(単3型乾電池)を使用することなのですが、最近はAAA(単4型乾電池)や充電式のフラッシュライトにも興味を持っています。

もちろん、AAフラッシュライトが基本なのは今後も変わりません。
AAフラッシュライトもEDCはしていますが、日常で良く使うフラッシュライトについては、充電仕様のものを常用しています。

2017年以降のEDCフラッシュライト
イメージ 1

常用:
SUREFIRE TITAN-A、NITECORE TIP2017、
予備:
ZEBRALIGHT H501w、ZEBRALIGHT SC51F、OLIGHT ⅰ3S‐CU EOS 、
※GLOTOOB-AAAは、マーカーライトなので、ここでは除外しました。

予備のライトは、定期的な通電確認以外は点灯しません。
よく使うのは TITAN-A(HIモード:125lm)です。これが暗くなった時に代替としてTIP2017(HIモード:95lm)を使います。
2つとも小型軽量でEDCにはもってこいですが、電流容量が少ない為、ランタイムに不安があります。

充電地が切れた時に備えて予備のライトを持っていますが、単セルなのでHIモードで連続使用すれば、やはり1~2時間で電池切れです。
H501w(HI:180lm,2h)、SC51F(HI:95lm,2.4h)、ⅰ3S(HI:90lm,40min) と、比較的明るいフラッシュライトですが、どれも手元~近距離用なので、街灯がある夜道を片道15分程度なら十分ですが、計画停電のように町全体が暗闇になったり、そんな中で1時間以上歩く必要がある場合、手持ちの2本だけでは光量・時間ともに不足です。

そこで、もう少しヘビィデューティーに使える充電式フラッシュライトを探すことにしました。


◆充電式のフラッシュライトを新規購入するにあたっての条件◆

充電式なら何でも良いというわけではなく、手持ちにはない条件を満たさなくては新規購入する意味がありません。

考えた結果、以下のような条件を設定しました。

1.100lm以上、ランタイム10h以上のモードがあること、 
2.中距離(20m以上)照射能力があること、 
3.充電池が使えなくなった場合、乾電池(1次電池)で代替できること、 
4.替え乾電池の入手が容易であること、 
5.充電池をフラッシュライト本体のまま充電可能であること、
6.10,000円以内であること、


◆AAタイプの充電池◆

充電池といえば、手持ち(エネループ・プロ)がありますが、充電の際にライト本体から電池を抜く必要があり、充電もAC電源からとなり条件5にひっかかるため除外しました。

手持ちのジェントス・エンブレイザーEZ-232B(2AA)を例にとると、
条件1:☓、条件2~4:〇、条件5:☓、条件6:〇

条件5がクリアなれば、ランタイムが5時間という短さは妥協しても良かったのですが、後述の理由からこれは譲れませんでした。

EZ-232Bは安価なフラッシュライトですが、こうしてみるとかなり優秀です。
このフラッシュライトは、国内フラッシュライトメーカーの雄、GENTOS のライトですが、かなり古い型(2014年製?)なので、明るさとランタイムがネックでしたので、同社の人気シリーズ「閃」の最新式のフラッシュライトを調べてみました。

以下はカタログスペックとなりますが、

SG-400  2AA  200lm 12時間(エネループ可)

となっており、直接の後継機種というわけではありませんが、同じ2AA仕様で驚異的な性能アップをしています。価格も手頃でしたが、直接充電ができないのでやはりNGです。

他メーカーも検索しましたが、条件に適合しても信頼性がイマイチだったりで、これといった決定打がありませんでした。


◆AAAタイプの充電池◆

これもTITAN-Aがあるので候補の1つとして考えましたが、電流量不足によるランタイムの短さがネックで候補から外さざるを得ませんでした。。
じつは1AAAタイプと同サイズのライトでマイクロUSBから直接充電可能なタイプを見つけたのですが、、、

ストリームライト マイクロストリーム・USB

 条件1~4 ☓ ランタイムが短すぎる、充電池が内蔵タイプ etc.
 条件5    〇 USB充電可能
 条件6    〇

AAAのマイクロストリームは所有していますが、大きさはほぼ同じです。
マイクロストリームはAAAで、20lm 1h 1アウトプットでしたので、性能はかなり向上しています。
AAAタイプと比べると50lm 3hと増えてはいますが、非常時に屋外で使用するには役者不足※です。

手持ちのTITAN-Aは、条件1・2・5が☓、3・4・6が〇で、やはり除外です。

AAAサイズのフラッシュライトは、小さいので電流容量が少なくランタイムに難があります。ランタイムを伸ばすには電池の数を増やせば良いのですが、比例して重量と嵩が増しますので、EDCが難しくなります。


◆リチウムイオン充電池という選択◆

自分で条件設定しておきながら、特に厄介だったのは条件5でした。
手持ちのAA・AAA型充電池は、本体から取り出して充電器にセットして、AC電源に接続しなければ充電ができません。
そうなると、充電器と充電池が揃っているAA・AAA型を除外し、新しいタイプの充電池を検討するしかありません。

しかし、充電器がこれ以上増えるのは避けたいので、やはり電池本体で直接充電は譲れない条件となりました。


スマホのモバイルバッテリーはUSBによる充電が可能です。その目的はAC電源がない状況でスマホに充電することですが、オマケ的に砲弾型のLEDライトが付いています。
最近のモバイルバッテリーの多くは、リチウムイオン充電池が使用されています。
これを使用しているフラッシュライトなら、条件5をクリアできる可能性があるはずです。

そうして最終的に候補として残ったのは、
今回購入したOLIGHT S30R Ⅲ と GENTOS  FLP-1809 でした。

価格は S30R Ⅲ が突出していた(ギリ1万円以内)ので、ジェントスに傾きかけていたのですが、S30R Ⅲ のセールの案内が飛び込んできました。
通常の販売価格の20%オフ。これで、価格は FLP-1809 にかなり迫りました。

最終的な決定打となったのは、S30R Ⅲ はCR123も使えるという汎用性の高さとデザインでした。
FLP-1809 は、専用充電池しか使えないため、充電できないと使えませんが、S30R Ⅲは充電環境が整うまでCR123で使い続けることができます。
価格が安いので妥協しかけていましたが、S30R Ⅲ が20%オフになったことで、決心がつきました。


※役者不足=力不足ということ。役不足ではありません。
役不足とは、実力のある役者に対して与えられた役が不足している、つまり実力以下の役しか与えられないということで、役者本人を持ち上げるときに使います。
用例)
〇この仕事は、君には役不足だが他に頼める者がいないので、どうにか頼むよ。
☓この仕事をするには、君は役不足だ。