AAA仕様のⅰ3S‐CU EOS 以来、久しぶりのOLIGHT(オーライト)のフラッシュライトです。
今回は、なんと18650充電池仕様の充電式フラッシュライトです。
18650充電池については、別途触れます。
このフラッシュライトの特徴は、専用充電池を使用すれば、ライトから電池を抜かずに充電が可能な点です。
専用の充電器に置くと自動的に充電されるフラッシュライトはめずらしくありませんが、そういうフラッシュライトは電池が内蔵型だったり、専用の充電池でないと使えなかったり、充電はAC電源から出ないとできないことがほとんどです。
しかし、S30R Ⅲは専用充電池でなくても、汎用の18650充電池はもちろん、CR123を2個でも点灯可能です。
普段は専用充電池で使用。充電環境がない非常時においては、充電池を使い切ってしまったあとはCR123を使用することが可能です。
これは大きなメリットです。小生は、この使い方ができるため、これを購入しました。
なお、汎用の18650充電池はこのライトに入れたままの充電はできません。別途、充電器が必要になるので、注意してください。
フラッシュライト本体の右にある専用充電器とUSBケーブルを使って、PCのUSBポートから充電します。
USB出力が可能なACアダプターがあれば、それでもOKです。
緒元:
18650仕様だったので、SUREFIRE 6Pと同じくらいの大きさを想像していたのですが、届いて吃驚、コンパクト!SUREFIRE E2Eと同じくらいの大きさでした。
順手持ちが基本のサイドスイッチなので、全長でE2Eより5mm程度短くなっています。18650仕様なのでボディは若干ですが太めです。
しかし、それがちょうど良い太さで、小生は持ちやすく感じました。
ヘッド径もE2Eより若干広く、リフレクターは奥行があるので、中~遠距離照射向きなのが分かります。
今回購入したのは、S30R Ⅲで、S30Rの3世代目の様です。
情報ではⅠ・Ⅱより明るくなったとありますが、1000lm→1020lm→1050lm(S30R Ⅲ)らしいので、目視できるレベルではほとんど分からないでしょう。
追加機能でもっとも分かりやすいのは、リフレクターが広く深くなったことにより遠距離照射性能が向上したこと、Moonlight機能が追加されたことではないでしょうか。
EDCするフラッシュライトや災害等、非常時の備蓄用フラッシュライトにはAA仕様が最適というポリシーは変わっていません。
今現在も、EDCフラッシュライトのメインはAA仕様です。
しかし、AAライトも備蓄電池がすぐに補充できる状況になければ、役に立ちません。
充電池は充電環境がなければ、もっと役に立ちませんが、普段使いにおいては、ランニングコストは非常に安上りになりますし、備蓄電池消費もセーブできます。
さらに、災害時でもそれなりの準備をしておけば、工夫次第で充電環境がゼロになることは防げるはずです。
長くなるので、これについては続きます。